200908/06
【中野区】ウレタン塗膜を剥離
5段階研磨で蘇る無垢床のオイル仕上げ
汚染を防ぐ壁面養生と、木繊維を守る「5段階の精密研磨」
無垢フローリングの仕様変更塗装におきまして、仕上がりの均一性と耐久性を決定づける最も重要な工程が、塗装後には隠れてしまうこの「下地処理(素地調整)」です。
本現場におきましては、ただ漫然と機械をあてるのではなく、木材の特性や着色の深さを見極め、以下の一切の妥協を排した5ステップの研磨工程を徹底いたしました。
1. 施工準備:徹底した「壁面養生」
研磨作業時には、どれほど強力な集塵機を使用しても微細な木粉が発生いたします。貼り替えたばかりのクロスや既存の壁面を一切汚さないよう、まずは壁面全域に対して細心のマスキング養生を施工することを最優先とする方針をとっています。
2. フロアーサンダーによる「重研磨工程(3段階)」
既存の強固なウレタン被膜だけでなく、木材の深部まで浸透している古い着色顔料を完全に除去するため、まずは「フロアーサンダー(研磨機)」を用いて、サンドペーパーの番手を粗いものから順に切り替え、深く緻密に削り落としてまいります。
・#24(超粗目):硬化しているウレタン塗膜の表層を一気に破壊し、剥ぎ取る。
・#40(粗目):木繊維の奥まで染み込んだ古い着色材を、均一に削ぎ落とす。
・#60(中目):重研磨によって付いた表面の粗いキズを平滑に整える。
3. ポリッシャーによる「仕上げ研磨工程(2段階)」
サンダーによる粗削りを終えた後は、床面の高低差(微妙な凹凸)に柔軟に追従し、極上の手触りを創り出すために「ポリッシャー」へと機材を変更。さらに細微な調整を重ねます。
・#80(細目):サンダー特有の切削目を完全に消し去り、木肌を均一化。
・#150(極細目):次に重ねる自然塗料(オイル)の浸透性を最大化させるため、なめらかな「清浄な木肌(木地)」へと磨き上げる。
緻密な段階的研磨こそが、最高峰自然塗料のポテンシャルを引き出す
この一切の手抜きを排した5段階の精密研磨を経て、中野区弥生町の現場は、長年のウレタン膜と変色が嘘のように取り除かれ、塗装の吸い込みに最適な「健全な素地」へと生まれ変わりました。
これまでに発信してまいりました「港区元麻布ギャラリーでの無垢床改修」や「府中市タワーマンションでのオスモ2分割施工」と同様に、弊社は完成後に目立たなくなってしまう基礎工程にこそ最上位の主眼を置き、論理的な根拠に基づいた責任施工を貫いております。
最初から目の粗いペイントを漫然と塗ったり、研磨の段階(番手)をいくつか省いて手離れだけを優先する簡易施工では、新しく塗るオイルがムラだらけになり、数年後に必ず後悔を残します。
手間と時間を惜しまず、天然木にとって最高となる工法を科学的に選択することこそが、職人の矜持(プライド)です。
「ウレタンでテカテカしてしまった無垢床を、本物のサラッとしたオイル仕上げに戻したい」「下地研磨の道具や番手まで徹底してこだわり、絶対に失敗のないフローリング再生を頼みたい」とお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。確実なプロの段取りと卓越した技術力で、期待を超える品質をお届けいたします。







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