【サイディング】の記事

サイディング

リフレッシュサフェーサーエポ

シーラー+微弾性フィラーの機能

リフレッシュサフェーサーエポ

リフレッシュサフェーサー塗装後

リフレッシュサフェーサー塗装後

リフレッシュサフェーサー塗装後

 画像は窯業系サイディングの下塗りを完了した様子です。

下塗りには粘度が低く、下地の機材に吸い込ませ、基材を固める機能のあるシーラーと粘度が高く細かいクラックを埋める機能にある微弾性フィラーがあります。

この「リフレッシュサフェーサーエポ」は、水谷ペイント開発の下塗り材で、シーラーと微弾性フィラーを機能を併せ持つ下塗り材です。

実は今年初めにコンクリートの平滑面の下塗りで使用したところ、隠蔽性が良く、上塗りがきれいに仕上がるので、サイディングなどの下塗り材で使用させて頂くこととしています。

名前に「エポ」とありますようにエポキシ変性の下塗り材のため下地材との密着が良く、写真の通り、隠蔽性に優れ、塗り重ねが出ないため、上塗り材が十分な機能を発揮されると考えられます。

シーラーや微弾性フィラーと比べますと、少し材料代は高くなりますが、どんな材料を塗っても職人の人件費は同じ費用がかかりますので、綺麗な状態ができる限り長く続きますよう、下塗り材にも十分配慮する施工店であり続けたいと思います。

リフレッシュサフェーサーエポ

サイディング シーリング

シーリング3

シーリング3

窓廻りシーリング

打ち手と均し手の連携

打ち手と均し手の連携

目地シーリング1

目地シーリング1

目地シーリング2

目地シーリング2

外壁サイディングのシーリング打ち替えで大切なことをまとめますと次のようなことがあげられます。

①既存のシーリングをキレイに除去されていること

(サイディング断面の既存シーリングがきれいに削ぎ落とされておること)

②マスキングが壁面の凹凸に応じてはられていること

③目地ジョイナ―のフィルムが剥がれた場合、ボンドブレーカーを貼り、2面接着になるようにすること。

 サイディング.jpg

④プライマーは多めに塗ること

(多くのシーリングとサイディングの剥離はプライマーと塗布量不足から起こるためです)

⑤新規シーリングは空気が残らない様に打つこと

また、シーリングの硬化は気温に大きく左右されます。

夏場は硬化が早いので、シーリングを均している途中で硬化しないよう、打ち手と均し手が連携し段取り良く進めることが施工品質を保つことになりますし、冬場などはシーリング充填後シーリングが仲間で硬化するには1数間ほどかかる場合があり、硬化途中で塗装工程を進めてしまうと、完成後、比較的早いうちにシーリング部分の塗膜にひび割れを生じさせてしまうため、工期に余裕をみて、養生期間を十分にとることが施工品質を高めることとなります。

サイディング シーリング

シーリング2

材料について

シーリング2

既存シーリングをきれいに撤去し

サイデイングの凹凸に応じマスキング

サイデイングの凹凸に応じマスキング

シーリングを打つ職人とならし職人の連携

シーリングを打つ職人とならし職人の連携

オートンイクシード

オートンイクシード

 前回のシーリング撤去の違いから施工品質や業者選定の在り方について簡単に綴らせて頂きました。

今回はシーリング材の種類やサイデイングの目地や窓廻りに適した高品質なシーリング材について触れさせて頂きます。

尚、全てのシーリング材に触れますと幅が広すぎますので、外壁サイディングの目費や窓廻りに打たれるシーリング材について絞らせて頂きます。

外壁サイディングの目地や窓廻りにおいて求められるシーリング材の機能は、

・壁の動きや振動によって伸縮が繰り返されても長期にわたり維持できる柔軟性

・紫外線や雨、外壁の蓄熱によっても長期に劣化することのない耐候性

・シーリングの上から塗られる塗料との相性

の3点となります。

上記から、自ずと以下のシーリング材は消去されます。

・アクリルシーリング:著しく耐久性並びに耐候性に劣る

・シリコンシーリング:塗料との密着せず、伸縮率もない

・ポリサルファイドシーリング:塗料に可塑剤が移行し、塗膜を汚染するブリード現象を生じさせる

残る、ウレタンシーシーリングと変成シリコンシーリングが適切と言えますが、変成シリコンの場合、ブリードを生じさせてしまうので、変成シリコンでもノンブリード機能があるもので、以下がサイディング目地と窓廻りに適正なシーリング材と言えることとなります。

・ウレタンシーリング

・変成シリコンシーリング(ノンブリード型)

一般的にウレタンシーリングは塗料との密着は良いものの、紫外線に弱く耐候性に劣り、変成シリコンは耐候性に優れているものの、塗料との密着が悪く、ブリードを起こすことが欠点です。

いったい、これらの欠点を補う高品質なシーリング材はないのでしょうか…

昨年から当社が主に使用しているシーリング材はオート化学のオートンイクシードを紹介させて頂きます。

オートンイクシード

可塑剤に依存しないLSポリマー技術による柔軟性維持や、CRオリゴマーによる美観維持など多彩な機能がありますが、わかりやすくすると下記の通りとなります。

・ウレタン系であることから、変成シリコンと比較し、塗料との密着に優れ

・ブリードを起こすこともありません

・壁面の振動に対し、長期に柔軟性を維持し耐久性に優れ

・紫外線や雨、蓄熱による劣化を長期にわたる防ぎます

・サンシャインウェザーメーターによる耐久及び耐候性の理論値は20年以上

以上のように非常に高品質です。

さて、高品質な施工とは、「施工部位に応じ、的確で高品質な材料を使用して、高い技術力で施工すること」という言葉に集約されます。

どんなに施工技術が高くても材料が粗悪であれば、施工品質は低くなり、逆にどんなに高品質な材料を使用しても、施工技術が未熟であれば、施工品質は高くはなりません。

大切なのは、的確で高品質な材料を高い技術力で施工することとなります。

特にシーリングに関しては、外壁の一次防水機能が塗装以上にシーリングに依存しているので、材料を指定でいるような場合は材料品質をきちんと確認することが賢明と言えるでしょう。

 

あく洗い サイディング

本格始動

本格始動

文京区O様邸

目黒区碑文谷の冠木門

目黒区碑文谷の冠木門

 本日から現場を本格的に始動させて頂きます。

文京区では3階建ての戸建て住宅の塗り替え、仕様は下記の通りです。

・目地と窓廻りの既存のシーリングを撤去し、オートンイクシード充填

オートンイクシード

・1階部分の木目調デザインサイデイングは無機系のクリヤー仕上げ

・2階部分はシリコン樹脂塗料によるエナメル仕上げ

目黒区碑文谷では冠木門のあく洗い、で仕様は下記の通りです。

・アクロンAB

・レブライト

・ノーベルAB

・木材保護塗料仕上げ

塗装の仕事は単純に建物を再生させだけではありません。

一つ一つの住まいに対するのお施主様の思い受け止め、建てたときの希望や、家族の思い出を鮮やかに蘇えらせたいと思います。

この目的観に立って仕事を進めるとき、きめ細かいとところに行き届いた仕事ができ、5年、10年と時が経つごとに仕上がりに違いが出ることを知っているからです。

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サイディング 外壁塗装

光触媒

ハイドロテクトECO-SP

光触媒

ホームページをご覧下さりお問い合わせを頂いたことがきっかけとなり外壁と屋根の塗装工事をさせて頂きました。

下地処理にあたる高圧洗浄やシーリング処理、サイディングの割れ処理は大前提とし

塗装仕様は耐久性と耐汚染性そして色彩を重視いたしました。

屋根は4フッ化フッ素樹脂が主成分のフッソUVコートのナスコン

外壁は光触媒による防汚機能の高いハイドロテクトECO-SPのクールホワイト

付帯部はフッソUVコートでの仕上げさせて頂いております。

上記のように高耐久仕様のため高価にもなりますが、5年、10年と歳月を経つにつれ納得を深めて頂けるだろうことを確信しております。

目先の価格と書面上の仕様だけで天稟に計られ選ばれるよりも、10年、15年経って信用を深めて頂くことで会社を存続させていきたいと思います。

当社の甚だ生意気な理念をご理解いただき施工をお任せ下さったことに心より感謝申し上げます。