


ある塗装会社は外壁塗装の塗り替え価格は30坪でコミコミ○○万円といったように、建物の面積に応じて価格を決定して、外壁塗装における参考見積や価格の目安などは「客引きの手段」といっているのですが...
本来、的確な塗装工事とは、作業性を確認し、建物の劣化状況に応じ、お施主様の希望に応じて材料を選定し、オーダーメード感覚で施工することが基本です。
それゆえ、現場確認の前に提示できる価格は、塗り替えの条件を設定した、参考見積や価格の目安とならざるを得ないのです。
誠意があり、丁寧な仕事を心がけようとする人ほど、実際の現況を確認しなければ価格を提示するようなことはしないはずです。これは、完成品でないものを扱っている、どの業界のどのような仕事でも同じことが言えるはずです。
坪数によるパック価格それ自体は悪いとは思いませんし、そのような業者がどのような仕事をしているかを目にしたわけではありませんので、断定はできませんが、参考見積や価格の目安を提示していることを「客引き」と表現している業者は、積算能力がなく、単に要領の良い、その場しのぎの仕事をするように思えてなりません。
なぜなら、坪数によるパック価格を提示している会社ほど価格の安さを売る価格訴求の業者であることがほとんどだからです。
(以上は私の私見なので、改めてお施主様のほうで客観的にご判断ください。)
実際、ほとんどの業者が見積作成はサービスで行っているので、現況を見て下地処理の必要性や材料の選定について何社かの見解を確認し、工事内容をご納得されたほうが後々後悔しないですむことと思います。
また、このようなパック業者さんに出くわした場合、1日あたり何人の職人が工事に携わり、何日間現場に投入するのか確認してみてください。工事の始まりから終わりまで、携わる職人の人数が他の業者さんと比較し極端に少ない場合には要注意と考えたほうが良いでしょう。
なぜなら、そのような場合、施工品質を第一と考えているのではなく、所詮価格に合わせた仕事が大前提となっているからです。
丁寧な仕事や施工品質とは、単に塗装工程が3回塗りということではなく、その建物に応じた下地処理をどのように行い、塗装工程の3工程をどのように行うかで決まってくるのです。