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特注家具Painting!! フランス菓子職人 vs. 建築家 vs. 塗装職人 Part II 2003年1月24日

前回書き忘れてしまったのですが、お施主様は「フランス菓子職人」いわゆる「パティシエ」、建築家とは以前同じ会社で働いていた先輩でこの方の新築時の塗装の仕事も携らせて頂きました。(施工例YK様邸

前回のPart Iをお読みでない方はこちらをお読みになってください。

仕上げ Finish

さ あっ!ようやく終わりも近付きました。
本日の3回目もイッキに行きましょう!(^^)
…と言う訳にはいきません。(^^;
なんと言っても「ラフな仕上り」と「刷毛の温もり」を求められた作品です。「きれ〜い」に仕上げたら「何のために!現場塗装にしたのかっ!」と言われることも予想がついています。(^^;;;
そして何よりきれいに仕上げて怒られる程こころが痛いものはありません。(^^;

お施主(パティシエ) お疲れさまで〜す。(^^)」
お施主が見に来ました。
ちょうど良かった、もう一度仕上りイメージを聞いてみよう。(^^)
わたし ○○様、きのうまでで2回塗ったのですがちょっと見ていただけますでしょうか?」
実は仕上りイメージがなかなかつかめないのです。(^^;;

わたし 途中なのですがこちらが普通に2回塗ったものです。」
お施主様は家具に目をこらします。
お施主(パティシエ) …ぅう〜ん、あれっ?これ塗ったの?」
(な、何と予想外のお言葉。(^^;;;;;)

オイルフィニッシュ2回目直後

オイルフィニッシュ2回目直後

「塗った?」「に、2回塗ってます。

わたし へっ? に、2回塗ってありますぅ。(^^; ※→
よっ、よぉ〜っく、見て下さい。(^^;;」
お施主(パティシエ) あぁっ〜、塗ったんだねぇ。(^^)」
わたし はい(^^)、ちゃ〜んと2回塗ってあります!(^^;;」
(…ところで、塗ってあるかどうかのお話ではなく、仕上りイメージなのですが…)

? オイルフィニッシュの特徴として
半透明の材料を塗っていることと、乾燥すると木目に馴染むために、薄い色ですと解りづらいかも知れません。
(こちらではホワイトを塗っています。)

お施主(パティシエ) あっそうそう、家具屋さ〜ん、あれ見せて。」
家具屋さん これですか?」
と、何やら本を持ってきて
家具屋さん イメージ写真です。(^^)」
わたし わっ$%%&%$&%$イ写真があったの!?
な、あるのでしたらはじめから見せて下さい!(^^;;」

『百聞は一見にしかず』!これなら一目瞭然です。(^^) (^^) (^^)
ところで、「ラフ」とか言うわりにはきれいに仕上っている!
写真は古いからこそ出ている木目なので、けしてラフな仕上ではありません。
(ぅ〜ん、これは塗装で仕上げるという範疇ではなく、家具屋さんの木材(木目)の選定の範疇だなぁ〜……うまくいかなかったら家具屋さんにも責任があるな…(^^)\バキ)
そんな思いもちょっと込み上げましたが、責任を転化している場合ではありません。(^^;;;

仕上げ塗りはワトコオイルもう1回塗った後、半分乾いた状態のとき、塗料のついていないラスター刷毛と人形刷毛で粗い刷毛目と細かい刷毛目を付けて行くことにしました。
(もちろん木目を刷毛によって擬似的に表現する訳でありますのでイメージと全く同じと言う事にはなりませんが普通(フラット)に仕上げるよりずっとイメージに近づきます。)

「ラフ」な仕上りは意識的に行うとキレイに仕上げるよりずぅっと手間がかかります。(^^;;;;

ようやく、面材の「ラフ」なオイルフィニッシュも完成し、最終は扉や引出しのある部分の額縁にアクセント色を付けて完成となります。
やっと、完成が見えてきました。(^^)

(「Part III」につづく)

仕上がりイメージ

仕上がりイメージ

ラフ仕上げ

ラフ仕上げ後拡大

ラフ仕上げ後拡大
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