202506/23
木製玄関ドア再生
塗装の成否を分ける「突板の浮き」補修
大田区内にて、新たに両開き木製玄関ドアの再生塗装を開始いたしました。
本格的な洗浄や塗装工程に入る前に、まずは極めて重要な「下地の補修」から進めてまいります。
現況を確認したところ、表面の突板(つきいた)に浮きが生じ、波を打っているような状態でした。このまま洗浄を行うと、水分の影響で突板が割れてしまう恐れがあります。そのため、まずは浮いている箇所に繊細な切り込みを入れ、内部に接着剤を注入。その後、ピンで固定して圧着させるという緻密な作業を施しました。
一見すると地味な作業ではありますが、この事前の補修が仕上がりの安定性を左右し、木材のさらなる損傷を防ぐための不可欠な工程となります。
素材の持つ美しさを根底から取り戻すべく、細部まで一段と真摯に向き合ってまいります。









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