安田塗装の無垢フローリング再生塗装 工事の流れ - オスモフロアークリアー仕上げの場合 -
01. 下地処理:研磨 1
元々がウレタンクリアー等の造膜系塗料仕上げである場合には、無垢フローリングの素地を出すために、グラインダー(研磨機)に目の粗いサンドペーパーを取り付け研磨します。
無垢材のきれいな素地が出たら、木肌を整えるため、徐々に目の細かいサンドペーパーに切り替えて研磨していきます。

アメリカンサンダーによる研磨

粗目のサンドペーパーを装着し
ウレタン塗膜の除去
・木材の種類、シミの浸透具合に合わせて、サンダー、ポリッシャー等の機械を選定します。
・機械で出来ない部分は手作業で丁寧に。
・お施主様の生活導線を確保しながら作業します。
02. 下地処理:研磨 2
作業効率の高いグラインダーは大きく、隅のほうは研磨できないので、サンダーなどを使用し研磨していきます。もちろん、サンダーでもサンドペーパーは粗目から細目まで数段階に分け研磨していきます。
広い面は最終的に細目にてポリッシャー研磨を行い研磨完了となります。

見切り部分をサンダーで研磨

細目のサンドペーパーで仕上げ
ポリッシャー研磨
03. オイル塗装:1 回目
研磨後、掃除機で細かいチリを吸い取り、オイルを塗っていきます。
オイルはたっぷり塗ると、無垢材に浸透できない分が厚い膜となって残ってしまい、不具合となるので、浸透させる分のみ塗布することが大切です。

オスモフロアークリアー1回目

ハードクリアオイルの場合は
1回塗りで完了
04. サンドペーパー研磨
オイル1回目を塗布し、乾燥させた後、全面的にサンドペーパー研磨を行います。これは、1回目に絡んでしまったチリや埃の除去と、オイルが膜になってしまっている部分を確認する意味があります。
基本的に住宅の場合は機械ではなく職人の手作業でサンドペーパーをあてます。1回目のオイル塗布によって現れた既存の着色剤の取り残しなどは、電動サンドペーパーで研磨します。
各工程において、残ってしまった不具合を一つひとつ解消しながら、次の工程へと進めていきます。

電動サンドペーパー♯100研磨

サンドペーパー♯180研磨
05. オイル塗装:2 回目
2回目のオイル塗布を行い、完了となります。

オスモフロアークリアー2回目塗装中

オスモフロアークリアー2回目塗装中