ガイナの心を知っています

ガイナの心を知っています

セラミックを塗料化する過程での困難。
開発後、ペテン師扱いされ
灰皿を投げつけられた時の悲しさ。
開発されてから10年間、
一缶も売れなかった悔しさ。
信じて使ってくれた人の嬉しさ。
JAXA(宇宙開発機構)に
声をかけられた時の驚き。
「振り返ると自分の子供のようです」
と感慨深く語る開発者の声。

私たちは、ガイナの機能だけを
知って施工しているのではなく、
ガイナに込められた
「ココロ」を知っています。

作業効率化や価格競争も
重要と思いますが、
施工は機械化できるものではなく、
仕上がりやその後の塗料の機能発揮は、
職人の技術にかかっているものだからこそ、
一つひとつの工程を丁寧に、
ガイナが最も活躍できる塗装を行います。

思いを知っているからこそ、大事にしています。

1. 十分な下地作り 
2. 的確な下塗り選定 
3. 十分な撹拌 
4. 適切な塗布量 
5. 適正な塗り重ね時間

高圧洗浄下地処理

1. 十分な下地作り

すべての塗装工程に言えることですが、どんなに高価で耐久性のある塗料であっても、下地処理が十分でなければ剥がれてしまいます。

スレート屋根やモルタル壁であるならば、150kg/C㎡の高圧洗浄で藻やカビを落とすこと。サイディング壁であるならば、シーリングを打ち替えること。鉄部であるならば、錆をきちんと落とすことが重要です。

下塗り下塗り

2. 的確な下塗り選定

ガイナは上塗り材です。下地処理後、素材に直接ガイナを塗るのは好ましくありません。

シーラーやフィラー、プライマーやサフェーサー、錆止め塗料など、素材とガイナを密着させるための適切な下塗り材を選定し、きちんと塗装することが重要です。

撹拌

3. 十分な撹拌

ガイナは、缶の中では顔料や添加剤が下に、セラミック粒子が上に浮いている状態となっておりますので、塗装する前に、電動攪拌機で3~5分程度の十分な撹拌を行ります。

通常の塗料はここまで長く撹拌する必要はないので、通常の感覚で撹拌すると塗膜の割れが生じ、ガイナの十分な機能が発揮されません。

上塗り

4. 適切な塗布量

ガイナは、適正な塗膜厚が確保されて初めて、断熱、遮熱、防音、空気清浄など類稀な機能を発揮します。逆を言うならば、たとえガイナで塗装されていたとしても、膜厚が確保されていなければ十分に機能が発揮されません。

塗布量にして30~35㎡/缶(0.4~0.46/㎡) 以上になるようにし、たとえ2回塗ってもこの塗布量に満たなければ、3回目を塗装します。

※下地がトタン屋根やシート防水、ウレタン防水など平滑な面は2回塗では規定の塗布量を満たさない場合が多いので3回目を塗装することが多くなります。

5. 適正な塗り重ね時間

さて、既定の塗布量を満たしていても、一度に規定の塗布量を満たそうと厚く塗ろうとすると、後になって塗膜が割れてしまいます。

また、2回塗といっても1回目と2回目の間隔には適正な乾燥時間(夏2時間、冬4時間) が必要です。慌てて2回目または3回目を塗装すると、やはり塗膜の不具合の原因となります。ここに価格競争に囚われ作業効率を優先する落とし穴があります。

心を知る私たちが形にします。

安田塗装が形にします

塗料の段階では、どんなに優れた塗料でも半製品。優れた塗料の機能を発揮するためには、上記の各工程が段取りよく的確に行われることが必要となります。

段取りよく行わなければ、いくら適正利益といえどもご提示価格を高くせざるを得なくなりますし、各工程の一つでも疎かにしてしまえば、完成品とは言えなくなります。効率を優先したり、価格に応じて工程を抜いてしまう手抜き工事は悲しいかな存在し、極端な話では「ガイナを塗りました」と言って、塗られていたのがガイナではなかった、ということも現実にあったと言われています。

さて、段取りよく的確な工程を実現するために必要なのは、何でしょうか。

私たちは、それは開発者の思いを知り、その心を形にし、届けようとする責任感と、その責任を果たすことが出来る技術だと考えております。

手抜き工事は論外、売らんがための低価格訴求により、的確な作業をするには厳しい状況で仕事を受けること、段取りの悪さを「丁寧に作業します」などと言い訳し、高い価格を提示することは一切いたしません。

いつでも安定した施工品質でガイナを届けること、段取りよく作業することで少しでも安くご提供することを目指し、努力し続けて参ります。

ココロをカタチに。