202105/03
板橋区・志村ペイントプロジェクト始動
子どもたちの絵で通学路に希望を
2021年初頭より、板橋区立志村小学校の通学路において、「志村ペイントプロジェクト」を進めています。
本プロジェクトは、志村城山町会と志村小学校が主催し、学校や地域の皆様から寄せられた声をきっかけに始まりました。創価学会板橋文化会館様のご厚意により、通学路に面した会館所有の壁面をご提供いただき、実現に向けて動き出しました。
構想が生まれたのは、開始から1年以上前のことです。
新型コロナウイルスの感染拡大により、計画は幾度となく中断を余儀なくされました。それでも、人とのつながりが希薄になり、社会全体が不安に包まれている時だからこそ、地域の皆様の心を明るくする取り組みが必要ではないかと考えました。
感染防止対策を徹底しながら、参加者の安全を第一に、一歩ずつ準備を進めています。
プロジェクトでは、志村小学校の子どもたちが「宇宙」「四季」「夢」をテーマに描いた絵を、通学路沿いの壁面に表現します。
毎日この道を通る子どもたちはもちろん、地域に暮らす方々の心にも明かりをともし、作品を通じてSDGs(持続可能な開発目標)や平和、環境、人と人とのつながりについて考えるきっかけをつくることが目的です。
SDGsが掲げる大切な理念の一つに、「誰一人取り残さない」という考え方があります。▶国際連合「持続可能な開発のための2030アジェンダ」
自分だけの幸福もなければ、他者だけの不幸もありません。
自分の幸せを願うからこそ、出会う一人ひとりを大切にし、その人の幸せにも心を向ける。誰一人取り残さないとの決意を行動に移し、周囲に笑顔を広げる中に、自分自身の存在意義と心からの幸福を見いだせるのではないでしょうか。
2013年、当時16歳だったパキスタン出身のマララ・ユスフザイ氏は、国連で教育を受ける権利を訴え、「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変えられる」と語りました。▶国際連合
また2019年には、同じく当時16歳だったスウェーデンのグレタ・トゥーンベリ氏が国連気候行動サミットで、未来の世代を守るため、気候変動に対する早急な行動を世界の指導者へ求めました。▶国際連合
真剣で誠実な言葉と行動は、年齢や立場にかかわらず、人の心を動かします。
「自分一人が動いても、社会は変わらない」という諦めを乗り越え、小さな一歩を踏み出す。その一歩が周囲の共感を呼び、やがて地域や社会を変える力になると、私たちは信じています。
一人ひとりに、その人にしか果たせない役割があります。子どもたちが自ら描いた絵によって地域を明るくし、SDGsや平和について発信することにも、大きな意義があるはずです。
コロナ禍という世界的な危機の中、東京・板橋区志村の小さな通学路から、子どもたちとともに未来への希望を発信してまいります。
この壁画が、地域の皆様にとって、自分だけの幸福でも自己犠牲でもない「自他共の幸福」や、持続可能な社会、平和について考えるきっかけとなれば幸いです。
本プロジェクトにご賛同いただき、壁面の使用を快諾してくださいました創価学会板橋文化会館の皆様、塗料や資材をご提供くださる協賛企業の皆様、そして施工に携わる志村ペイントプロジェクトチームの皆様に、心より感謝申し上げます。
主催:板橋区志村城山町会・板橋区立志村小学校
絵:志村小学校の子どもたち
施工協力:志村ペイントプロジェクトチーム
塗料提供:関西ペイント・日本ペイント・三興塗料
用具提供:大塚刷毛製造・好川産業
壁面提供:創価学会板橋文化会館
(敬称略)












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