REPAINTINGお住まいの塗り替え

単価基準表

価格についてもっと詳しく知りたい方へ。
一般的な戸建て住宅の場合の単価基準表をご覧ください。

安田塗装では、適正な工事工程を行うために必要な人件費と材料費、会社が存続するための適正な経費を計上するために、各部位の数量を算出し、下記の単価を基準に見積をしております。ただし、それぞれの単価に応じた施工基準や品質は施工店によって様々ですので、弊社の施工基準については関連ブログ記事でご確認ください。

価格はすべて税抜きです。

仮設工事

仮設足場

塗装工事を行う上で、安全作業及び施工品質を確保するため必要となる足場を指します。
施工会社によっては、延べ床面積や建坪などで算出するところもあるようですが、当社は実際にかける面積で算出いたします。
なお、屋根勾配が大きく、安全面と施工品質確保上、足場が必要と判断される場合、屋根足場費用を計上させて頂きます。

養生メッシュシート

通常、塗装工事の場合、高圧洗浄による水しぶきや、吹き付けではなくても風に乗って塗料が飛散する危険性があるため、足場をメッシュのシートで覆い、飛散を防止します。基本的には仮設足場と同様の数量となります。

小運搬や狭小作業割増

資材運搬トラックが建物の前に止めることができない場合や、隣との間が極端に狭く、明らかに作業効率が悪くなると判断される場合は、別途費用がかかります。
階層が高ければそれに応じて単価は上がります。

仮設工事 単価基準表
項目 仕様 単位 単価
仮設足場 建物の高さによって価格が変動 m2 ¥800~
屋根足場 屋根勾配が6寸以上必要 m2 ¥800~
飛散防止養生シート メッシュシート m2 ¥150~
小運搬 隣地狭小部などに  

屋根足場に関しては、屋根勾配が大きく、足場がないと安全性や施工品質が保てないと判断される場合に設置します。

小運搬は隣地の狭小部や道幅が狭く建物の前までトラックがいけない場合に発生する追加費用です。

下地処理

高圧洗浄

最も基本となる下地処理は高圧洗浄です。旧塗膜が劣化し剥がれている場合などは、旧塗膜を剥がす必要があり、トルネードノズルを使用し時間をかけて洗うため、通常の高圧洗浄よりも単価が高くなります。

薬品洗浄

磁器タイルや意匠性サイディングのクリヤー仕上げの場合、たんに表面の埃や藻等を落とすだけでなく、薬品を使用し手洗いを行い、その後高圧洗浄で薬品を洗い流します。なお、汚れの度合いによって手間が変わりますので、それに伴い単価も変動します。

クラック処理

外壁がモルタルでクラックが見られる場合、クラックの種類(構造クラック又はヘアークラック)によって適正なクラック処理が必要とされます。これは単価を設定することは困難なので、人工表示となります。1人工とは1人の職人がその作業に1日(8時間)携わった際の人件費と材料費と現場経費の費用を算出し、半日で終わるなら0.5人工、2日かかるなら2人工と計上させて頂きます。

下地処理 単価基準表
項目 仕様 単位 単価
外壁高圧洗浄 ワグナー製の防音型 圧力15Mpa m2 ¥250~
外壁タイル薬品洗浄 プラザオブレガシーS3 高圧洗浄併用 m2 ¥800~
鋼板屋根の足付け マジックロン m2 ¥600~
外壁欠損処理 クラック処理・パターン補修など 人工 ¥30,000~
屋根欠損部の鋼板カバー 人工 ¥30,000~

1人工の単価とは1人の職人が1日その作業に携わった際の人件費+材料費+現場経費の合計費用です。

クラック処理は、現場の状況によって様々ですが、おおよそ1~3人工程度で収まります。

シーリング工事

シーリング増し打ち

外壁がALCパネルやサイデイングの場合、最も重要な下地処理がシーリング処理となります。
ALCパネルの場合、目地部分が凹の形状となっているので、必ずしも打ち替えを行う必要はありません。既存シーリングを撤去せずにその上から増し打ちを行い、後の10年以上を保った方が、費用対効果のバランスがとれる場合もあります。

シーリング打ち替え

サイデイングの場合、目地部分はALCのように凹状ではなく、増し打ちを行ったとしても、シーリングが機能を発揮するための「厚み」を確保することができません。そのため、耐久性を確保するには、打ち替えを行うことが望ましいといえます。

シーリング工事 単価基準表
項目 仕様 単位 単価
シーリング増し打ち オートンサイディングシーラント m ¥600~
シーリング打ち替え オートンサイディングシーラント m ¥1,200~

外壁塗装

下塗り (通常は1回)

シーラー・微弾性フィラー・エポキシ下塗り材等があり、素材と上塗り材を密着させる機能を持ち、下地の劣化状況によって選定します。
通常はウールローラーで塗装しますが、クラックが多い場合などはクラック処理後、補修跡が目立たないよう砂骨ローラーで塗装します。砂骨ローラーでの塗布量は、ウールローラーの塗布量の2~3倍となります。
劣化状況によっては、浸透型シーラーで下地を固め、フィラーで素材の粗を滑らかにするため、下塗りを2回行う必要がある場合もあります。

上塗り (通常は2回・3回目にクリアーを行うことで低汚染性を向上可能)

素材を守り、美観を保つ機能を持たせる工程です。ほとんどの場合、同様の材料を2回塗ることで適正な膜厚を確保しますが、最後に透明のクリアー材を塗布することで低汚染性を格段に向上させる機能を持たせることもできます。
フッ素などの高耐久や、光触媒などの付加価値の高い塗料ほど材料代が高いので、それに応じて単価が高くなります。
塗料選定に関しては、費用と耐久性を考慮し選定することが大切です。

磁器タイルや意匠性サイディングの生地仕上

下記の塗装仕上げの場合、通常下塗り工程は必要ないため、塗装工程は2工程で仕上げとなります。

断熱仕上げや石材調仕上げなど

耐久性にとどまらず、断熱などの機能を持たせる仕上げや石材調などの意匠仕上げは、3工程では収まらず4工程以上のものがあります。

外壁塗装 単価基準表
外壁塗装システム 仕様 単位 単価
(単位 m2)
シリコン 2工程 グラナダフレッシュ m2 ¥2,400~
シリコン 3工程 オーデフレッシュSi100Ⅲ m2 ¥2,500~
ラジカル制御 3工程 パーフェクトトップ @4240 m2 ¥2,600~
ナノ 3工程 ナノコンポジットW m2 ¥3,000~
断熱 3工程 ガイナ m2 ¥4,000~
石材調模様仕上 4工程 ジキトーンセラローラー @9390 m2 ¥5,000~
意匠性 5工程 ダイヤカレイド m2 ¥6,000~
コンクリート再生 5工程 ランデックスコートWS疎水剤 m2 ¥6,000~
意匠性サイディングクリアー UVプロテクトクリヤー @4730 m2 ¥3,000~
意匠性サイディングクリアー UVプロテクトDFクリヤー @5350 m2 ¥3,500~

仕様内の@は日本ペイント公表の材工価格(設計価格)です。

屋根塗装

下塗り

スレート屋根の場合は浸透プライマー、鋼鈑屋根の場合は錆止め塗料を塗布します。スレート屋根の場合、風化が進みプライマーの浸透が激しい場合には、2回塗布する必要がある場合もあります。

上塗り

屋根の素材を守る工程で、同じ塗料を2回塗ります。耐久性が高く遮熱機能を持つ塗料ほど材料代が高いため、単価も高くなります。

縁切り

屋根塗装に必要不可欠の工程です。瓦の重なり部分が塗料で密着すると、雨水が毛細管現象により吸い込まれて排水されにくくなり、雨漏りや下地合板の腐食が起こります。これを回避させるための工程です。

屋根塗装 単価基準表
屋根塗装システム 仕様 単位 単価
水性シリコン 3工程 水系カスタムシリコンⅡ m2 ¥2,500~
水性シリコン 3工程 水系ナノシリコン m2 ¥3,000~
遮熱ウレタン 3工程 サーモアイUV @5640 m2 ¥3,000~
遮熱シリコン 3工程 サーモアイSi @6400 m2 ¥3,500~
遮熱フッソ 3工程 サーモアイDF @7580 m2 ¥4,000~
断熱 3工程 ガイナ m2 ¥4,000~
タスペーサー 2ヶ所/枚 m2 ¥350~

スレート素材は劣化の状況によってシーラーを2回行う場合がありそれに応じて単価も上がります。

その他外装塗装工事

屋根塗装や外壁塗装以外の付帯塗装の項目です。
下記に示した、破風、軒裏、雨樋、庇屋根等が該当しますが、鉄骨階段や手摺がある場合には、項目を追加し算出させて頂きます。
なお、鉄骨階段や手摺は、個々の建物によって形状が異なる場合が多く、また、鉄部は劣化状況によって下地処理が大きく異なるので、基準単価を設定することは困難です。

その他外装塗装工事 単価基準表
付帯部 仕様 単位 単価
破風 ファインSi m ¥800~
雨樋 ファインSi m ¥800~
基礎水切 ファインSi m ¥500~

庇屋根のあるなしは、建物によって様々です。最近の洋風の建物はデザイン上庇屋根がないことが多いです。

諸経費

産業廃棄物処分

廃材の処分や、シーリングの撤去が行われた場合、廃棄物処分費を計上させて頂きます。
上記以外の一般的な住宅塗装における廃棄物処分では計上しておりません。

養生費

施工にあたり、非塗装部分をマスキング及びビニール養生する費用です。
通常は、外壁塗装面積分の数量に基準単価を掛けて計上させて頂きます。

安全管理費

上記施工に伴う現場経費(運搬費・駐車代・現場管理費)及び施工品質を維持するうえでの一般管理費(事務所管理費)を指します。
会社の近隣で駐車費用などが発生しなければ安く、遠方でかつ工事車両の駐車費や現場管理者の常駐の必要性がある場合ほど、割合は高くなります。
当社では上記施工費の5%~10%を諸経費として計上させて頂いております。

諸経費 単価基準表
諸経費 仕様 単位 単価
養生 開口部及び床 m2 ¥500~
運搬及び施工管理 施工費の5~10%  

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