塗魂ペインターズ

イーコトプロジェクト第2弾完了

大津幼稚園遊具塗装

第2日目集合写真

第2日目集合写真

塗魂の色男、プロジェクト指揮佐々木さん

塗魂の色男、プロジェクト指揮佐々木さん

塗魂の頭脳、天才原田

塗魂の頭脳、天才原田

塗魂のぬいぐるみ、川又トトロ

塗魂のぬいぐるみ、川又トトロ

塗魂の母、原島さん

塗魂の母、原島さん

塗魂の良心、日本ペイント門脇さん

塗魂の良心、日本ペイント門脇さん

塗魂の秀才、日本ペイント高原さん

塗魂の秀才、日本ペイント高原さん

塗魂一幸せ者、墨田塗装三代目

塗魂一幸せ者、墨田塗装三代目

そして、墨田塗装三代目の愛弟子

そして、墨田塗装三代目の愛弟子

刷毛のご提供、好川産業様

刷毛のご提供、好川産業様

新着情報でもお知らせ頂いた、今月11日、12日、2日間にわたるイーコトプロジェクト第2弾、大津幼稚園(横須賀市)遊具塗装が完了致しました。

1日目は残念ながら参加することができませんでしたが、2日目は参加させて頂くことが出来、有意義な時間を過ごさせていただきました。

塗魂(トーコン)ペインターズ…

はじめは、たまたま、 同じ時代、同じ国に生まれ、同じ塗装に関わる仕事についていただけの、ビジネスマン、親方、職人が集まっただけだったのかもしれません。

手抜き工事や悪徳リフォーム業者の横行で、多くの被害が耳に入り、塗装業界総体が信頼を失い、お施主様が、この業界に対し疑心暗鬼にとらわれがちなそんな時代。

仮にある会社内で何か問題が起こった際、同じ会社の中で、異なる部署が責任のなすり合いをしていたら、成長はおろか衰退するように、塗装業界の中で、塗料を製造するメーカーと塗料を扱う施工側が、同様に責任をなすり合うようなことがあれば、この業界自体衰退の一途をたどることは明らかです。

失ってしまった業界自体の信頼を回復させるために、私たちがいったい、何が出来るのか、いま、何をなすべきか…

何度も打ち合わせを行い、幾度となく意見をぶつけ合い、自社のエゴの殻を破り、同じ志を持ち、同じ目的を達成する決意に立つ事で、偶然の出会いに必然性が帯び、組織化されたのが塗魂ペインターズです。

その目的は塗装業界自体の信頼の回復。

悪徳リフォーム業者を責めることや他社の粗探しのみに専念し、「塗装はかくあるべし」「我、優良業者なり」などと唄うことで、自社のちっぽけな自尊心は保つことはできるかもしれませんが、先の例に挙げたように、塗料や塗装に代わる代替製品が開発された場合、業界の信頼回復はおろか、この業界自体、たぶん消えてなくなってしまうのでしょう。その時は、「あれはこう」「彼はこう」等と悪いことは全て自分以外に原因を求める自称優良業者も同様に。

では、いったい何を持って信頼回復させうるのか…

利害なし、打算なしの塗装業界の強みを最大限生かした、塗料による社会貢献、または、塗装ボランティア。そして、重要なのは単発ではなく継続。

実際に、この活動を実践してみることで、会議室だけで何十回議論を重ねることよりも、一回現場を共にすることこそが、相手の意見を謙虚に聞くことができ、理解を深め、絆を築けることを実感できます。

それは、たとえ異なる意見であっても、相手の仕事に対する真摯な姿勢を目にするとき、相手を理解しようと努力し、自身の意見を再度、自問自答することで、寛容と自省心を深めることが出来るからです。

これは、自身の考えだけに執着し、他者の意見を聞こうとせず、批判に終始する独善や、腹の中は全く異なる考えを持ち表面にみ意見を合わせる妥協や馴れ合いとは対極に位置しております。

もしかしたらこの活動は社会貢献活動という名の自己鍛錬活動、活動を通し自己を見つめ、自己を磨く、これがこの活動の本質と言えるのかもしれません。

仮にも、塗料メーカーや業界について云々言ったり、業界変革を唄うのであれば、他者の粗探しや他者に変革を求めるのではなく、まず、自社の変革、なかんずく自己の変革が必要不可欠であるからです。

 

先哲曰く「善いことはカタツムリの速度で進む」

このような地道な活動ではありますが、平凡な活動の継続は非凡に通じ、やがては自身の足元を確固たるものにし、業界の悪しき慣習を変革することになるに違いありません。

否、私たち塗魂ペインターズこそが先陣を切らせて頂き、業界の変革と信頼回復に努めさせて頂く所存です。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。

せっかくなので、今回参加した塗魂ペインターズを全員ご紹介させて頂きます。(敬称略)

佐々木塗装:佐々木恒治、石井竜一、鈴木徹也
リペイント湘南:原田芳一、山中晋吾
原島塗装店:原島信一、土川洋一
川又塗装:川又徹男、川又由隆
墨田塗装:墨田貴司、墨田愛弟子(3才)
安田塗装:安田啓一
日本ペイント:藤原三也、門脇幸治、高原聡
 

最後に、このような地道な活動にご賛同くださり、刷毛のご提供にご協力くださいました好川産業様、遠いところわざわざ取材に駆け付けて下さったコーティングメディア様、心より感謝申し上げます。どうも有り難うございました。

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