202002/20
木部あく洗いの品質を左右するテスト施工
素材を傷めず美しく蘇らせる技
格式ある和風住宅の柱や、歴史を重ねた建物の木部において、経年による黒ずみや雨染みにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
これらの汚れを解消し、新築時のようなくっきりと美しい木肌を取り戻す工法が「あく洗い(薬品洗浄)」です。しかし、木材は非常にデリケートな素材であるため、ただ薬品を塗れば良いというわけではありません。
この度弊社では、来月より本格的な施工を予定している現場に先立ち、木部あく洗いの「テスト施工(テスト洗い)」を実施いたしました。
本記事では、弊社が施工前に必ずテスト施工を行う理由や、木材を傷めずに最高水準の仕上がりをお届けするための薬剤選定のこだわりについて詳しくご紹介します。
来月より本格的な施工を予定しております、木部あく洗い工事に先駆けた「テスト施工」の様子をご紹介いたします。
弊社では、あく洗いのご依頼をいただいた際、事前に一部分を「テスト洗い」し、どの程度まで綺麗に復元できるかをお施主様に直接ご確認いただいてから本施工へと進む体制をとっております。お施主様に仕上がりのイメージを共有し、安心していただくための大切なプロセスです。
また、このテスト施工は、単なる見本作りにとどまりません。木部のあく洗いは、木材の「種類」や「劣化状況」に対して適切な薬品を選定しなければ汚れが落ちないばかりか、薬品の濃度が濃すぎると木材の繊維自体を痛めてしまう非常に繊細な作業です。
そのため、現場ごとに最適な「薬品の種類」と「正確な希釈率(濃度)」を見極めるテスト施工は、的確かつ高品質な施工をお届けするために必要不可欠な工程と言えます。
今回のテスト施工では、弊社が絶大な信頼を置く株式会社プラザオブレガシーの木材用洗浄保護剤「A2」および「A3」を使用し、濃度を段階的に変えながら木肌の反応を綿密に検証いたしました。
建築業界には、あく洗いや外壁タイル洗浄のための数多くの洗浄剤が存在しますが、弊社がこれまで数々の現場で検証してきた中で、最も「素材に対して優しく、かつ確実に汚れを落とせる」と確信したのが同社の製品です。
弊社は、この優れた製品力と確かな技術をより多くのお客様へお届けするため、昨年、「プラザオブレガシー認定施工店」への加盟を正式に認められました。認定施工店として、弊社は外壁塗装や内装ペイントにとどまらず、以下のような「素材本来の質感や風合いを活かしながら美観を蘇らせ、建物に新たな付加価値を与える特殊施工」を最も得意としております。
■ 認定施工店としての主な対応
・施工木材のあく洗い・カビ落とし・染み抜き
・石材および外装タイルの特殊洗浄床タイルの防滑処理(転倒防止対策)
・打ち放しコンクリート再生工法
「傷んだから新しく交換する」「色を塗って隠す」のではなく、歴史を刻んできた素材そのものを優しく丁寧に蘇らせる。来月からの本施工においても、このテスト施工で得られた最適なデータをもとに、職人の熟練の技で完璧な仕上がりを目指してまいります。











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