202609/10
施工4年後の経過確認
ガイナ仕上げの現在
本日から、新たな外装改修工事が始まりました。
今回の現場の近くには、4年前に断熱セラミック塗材「ガイナ」で外壁塗装を施工させていただいたお住まいがあります。そこで、お施主様にご挨拶し、施工後の経過を確認させていただきました。
外壁の美観を確認
まず確認したのは、建物全体の汚れや雨垂れの状態です。
軒先、サッシ下、換気フード廻りなどは、雨水の流れによって汚れが現れやすい部分ですが、施工から4年を経過した現在も目立つ雨垂れはなく、外壁全体が非常にきれいな状態を保っていました。
塗装直後の美しさだけでなく、数年後にどのような状態を保っているかを確認することは、材料の選定や施工方法が適切であったかを検証するうえで重要です。
ガイナは汚れやすいのか
ガイナは艶消しで、特殊セラミックビーズによる細かな凹凸のある質感に仕上がります。
そのため、インターネット上では「表面がざらついているので、ガイナは汚れやすい」と説明されることがあります。
しかし、外壁の汚れやすさは、塗膜表面の平滑さだけで決まるものではありません。
一般的に、ほこりやちりなどの汚れは、塗膜に生じる静電気によって引き寄せられることがあります。ガイナの塗膜表面は無機質のセラミックで覆われ、静電気を帯びにくい特性があるため、空気中のほこりなどを引き寄せにくいとされています。
表面がざらついているから必ず汚れやすいというわけではなく、実際には、どちらかといえば汚れが付着しにくく、美観を保ちやすい塗材といえます。
今回のお住まいでも、施工から4年が経過しているにもかかわらず、サッシ下や外壁面に目立つ雨垂れは確認されませんでした。インターネット上の情報だけではなく、実際の施工物件を継続して確認することで、材料の特性をより正確に判断できます。
ただし、汚れがまったく付着しないわけではありません。幹線道路沿い、樹木の多い場所、換気口の周囲など、建物の立地や周辺環境によって汚れ方は異なります。
シーリングと塗膜を確認
サイディング外壁では、塗膜だけでなく、目地のシーリングも建物を守る重要な部分です。
今回は、シーリング材にひび割れ、破断、剥離などがないかを確認するとともに、シーリングの上を覆う塗膜の状態も点検しました。
シーリングは外壁材の動きに合わせて伸縮するため、シーリング自体が健全であっても、その上の塗膜にひび割れが生じることがあります。
今回確認した範囲では、シーリングとシーリング上の塗膜のいずれにも目立った異常はなく、健全な状態が保たれていました。
建物は方角によって、日射、雨掛かり、風通しなどの条件が異なります。そのため、正面だけを見るのではなく、可能な範囲で複数の方向から確認することが大切です。
点検商法にご注意ください
経過確認の際には、突然訪問してきた業者による点検商法についても注意をお伝えしています。
「近くで工事をしていて屋根の異常が見えた」「このままでは雨漏りする」などと言って不安をあおり、屋根へ上がろうとする訪問業者には注意が必要です。
その場で点検や契約を依頼せず、まずは施工した会社や信頼できる専門業者へ相談してください。屋根に上げてしまうと、もともとの不具合なのか、点検時に生じたものなのか判断できなくなる場合もあります。
安田塗装では、施工して完了ではなく、その後の状態にも目を配ることを大切にしています。
近隣で工事を行う際などには、施工させていただいたお住まいの経過を可能な範囲で確認し、必要に応じてお施主様へお声がけしています。
今回、施工から4年を経ても美観と健全性が保たれていることを確認でき、施工会社として安堵いたしました。今後も一軒一軒の経年変化を見守り、その結果をより良い材料選定と施工品質につなげてまいります。









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