つれづれ

国境を越えた友情に感動

スポーツがつないだ心と心

友情

小平奈緒選手と李相花(イ・サンファ)選手が見せてくれた国境を越えた友情は、多くの人々の心を打ちました。

競技後、互いをたたえ合い抱き合う姿は、勝敗を超えたスポーツの素晴らしさを象徴する名場面として、今も多くの人の記憶に残っています。

小平選手が「あなたは私が尊敬する選手です」と語りかけると、李選手は「500メートルも1000メートルも素晴らしく滑るあなたを誇りに思います」と応えました。

互いをライバルとして高め合いながらも、心から敬意を抱き合う姿勢は、スポーツが持つ本来の価値をあらためて教えてくれます。

国や文化、立場の違いによって人と人との間に隔たりが生まれることはあります。しかし、スポーツや文化には、その垣根を越え、お互いを理解し、尊重し合う力があります。

真の友情とは、相手を打ち負かすことではなく、互いの努力を認め合い、成長を喜び合える関係ではないでしょうか。

政治や経済にはさまざまな課題があります。しかし、人と人との友情や信頼は、国境や時代を超えて受け継がれていく普遍的な価値です。

小平選手と李選手が示してくださった姿は、そのことを私たちに改めて気付かせてくれました。

人を尊重する心は、新たな信頼を生み、信頼は平和への第一歩となります。

感動を与えてくださった両選手に、心から敬意と感謝を申し上げます。

昨年秋、杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた際の理念の現場の様子を映像にまとめさせて頂きました。