201903/17
職人の道具に込められた想い
塗装品質を支える道具選び
本日は、材料の仕入れ先である三興塗料様のご配慮により、大阪で開催された好川産業様のマルヨシフェア「塗装機材展」に伺わせていただきました。
好川産業様は、刷毛やローラーに代表される塗装用具の製造メーカーです。
▶好川産業
好川産業様は、数ある塗装用具メーカーの中でも、塗装による社会貢献活動を継続してきた塗魂ペインターズの活動にご賛同くださり、発足当初より現在に至るまで、約10年近くにわたり、さまざまなボランティア活動を支えてくださっています。
刷毛やローラーをはじめ、養生品、塗料を入れる容器に至るまで、無償でご提供くださっている会社でもあります。
塗魂ペインターズは、今でこそ新聞やテレビで取り上げられるようになり、建築塗装業界以外の方々にも知られるようになりました。
しかし、それは全く無名だった頃から、好川産業様のような協賛メーカー様が、常に温かい目で見守り、陰で支え、ともに歩んでくださったからにほかなりません。
さて、塗装工事を依頼される際、相見積りを取られる方は多いと思います。
その際、施工品質の良い会社や、仕事のできる職人を見抜くためには、どこを見ればよいのでしょうか。
「シリコン」や「フッ素」などの塗料の種類。
「2回塗り」や「3回塗り」といった工程数。
下地処理に対する診断や見解。
そして、もちろん価格も大きな判断材料になることでしょう。
しかし、実は塗料の種類や工程数、見積書上の表記、現場での対応は、お客様のご要望によって柔軟に変えることができます。
また、会社を存続させるための必要経費や利益率、施工原価の割合は各社で異なるため、一概に価格が高いから高品質、安いから低品質とも言い切れません。
そのため、塗装仕様や価格だけで、本当に良い施工をする会社かどうかを見抜くことは、非常に難しいものです。
一方で、施工会社や職人がどのような道具を使用し、その道具をどのように管理しているかは、日々の習慣として表れるものです。
ここは、その場限りで簡単に取り繕うことができません。
だからこそ、職人が使う刷毛やローラー、道具への向き合い方を見ることで、その職人や施工会社の施工品質が見えてくると言っても過言ではないと思います。
常に向上心を忘れず、腕の良い職人ほど、良い刷毛やローラーを使うことで、美しく均一な膜厚を確保し、塗料の飛散を少なくし、塗料を大切に扱い、養生も必要最小限に納めることができることを肌で感じています。
施工品質を重視する職人や技術チームにとって、いかに段取り良く、美しく、耐久性のある施工ができるかは、そのまま職人の技術力の表れです。
そして、その技術に対する評価が、職人としての誇りにもつながります。
一度良いと感じた刷毛やローラーは、自分の体の一部のように大切に扱い、手入れをしながら使い続ける。
そのような姿勢は、良い職人に共通する習慣の一つだと思います。
一方で、経営効率ばかりに目を向ければ、高い道具を使うことや、その道具を手入れする時間、人件費を考えると、安い道具を現場ごとに使い捨てた方が効率が良いと考える方もいるかもしれません。
しかし私は、毎日使う道具を大切にし、日々手入れをすることで、道具に込められた細やかな心遣いや真心を感じ取り、道具の開発者に思いを馳せることのできる、技術と心を兼ね備えた職人が育っていくのだと考えています。
実は、現在は取締役でいらっしゃる好川産業様の製品開発の第一人者の方とは、塗魂ペインターズ発足時にお会いしてから、間もなく10年が経とうとしています。
製品開発室長でいらした頃から直接お話を伺う機会に恵まれ、また友人の職人を通じて、新製品の刷毛やローラーの開発過程を伺うこともありました。
優れたローラー、優れた刷毛には、開発者の何年にもわたる試行錯誤が凝縮されています。
そこには、優れた職人の志を後押しし、関わる人々に喜びを届け、社会に貢献していこうとする真心が込められています。
私たち安田塗装は、どれほど時代が変わろうとも、一本の刷毛、一つのローラーを大切に扱い、使用する塗料や道具に込められた真心に思いを馳せながら、その思いまでもお施主様に届けることのできる、心ある技術集団であり施工店であり続けたいと考えております。
この度、マルヨシフェアにおいて温かく迎えてくださり、ご多忙の中、貴重なお時間を割いてくださいました好川産業の取締役様に、心より感謝申し上げます。
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▶ローラーについて





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