WORKS施工事例

施工事例:住宅の塗り替え

外壁モルタル+スレート屋根

外壁の色系統はピンク系で決定していましたが色見本ですとあまりにも多すぎてかえって迷ってしまいました。最終的にはご近所にある好きな色のお家を御一緒に確認しに行き、試験塗りを繰り返すなかでイメージして頂いている色を出すことができました。
外壁の「light mocha」 は色見本帳で他の鮮明なピンクと比較すると落ち着いたベージュ系に見えるのですが、実際単独に外壁を塗ってみますと、白をアクセントにしたことによる色の対比効果と艶加減による光の反射のから鮮明なピンクにも見えてきます。
屋根の色はバランス的に重く見えない様に黒ではなくグレー系となりました。

Before

Before

After

After

塗装システム

色彩は他の色彩との対比で見え方が異なります。
ことらで選定させて頂いた外壁の「light mocha」は、単独で見ると少々赤みのあるベージュに見えるのですが、アクセントカラーを真白を使用することで、ベージュの赤みが強調され、淡いピンクにも見えます。
ピンク系の色彩は彩度が高いと品がなくなってしまいがちなので、外壁に試験塗りを行い、色見本と実際に塗られた色を比較しながら選定することで納得のできるピンクが選定できます。
たぶん、このとき、ほとんどの人が、見本帳で見る色と実際に外壁に塗った際に見える色が違って見えるという錯覚に気づくでしょう。

color preview

color preview

  • 外壁
    水性シリコンセラ
    水性シリコンセラ 日本ペイント

    水性反応型シリコン樹脂塗料。水性のため、溶剤型と比較し耐環境に優しく、品質と価格のバランスととれた塗料といえます。
    同じシリコンでも二液溶剤型シリコン樹脂塗料と比較し、耐久性と低汚染性に劣るものの、厚く柔らかい塗膜が形成されることから微細なクラックに追従性に優れます。メンテナンスサイクルを10年に1度とした場合、環境対応性、品質及び価格の視点では最適な塗料の一つといえるでしょう。

  • 屋根
    ファインシリコンベスト
    ファインシリコンベスト 日本ペイント

    一液弱溶剤シリコン樹脂塗料。
    一般的に水性のシリコン樹脂塗料に比較すると耐久性の側面では優れますが、環境対応性で劣り、二液溶剤型シリコン樹脂塗料と比較すると耐久性の側面では劣りますが、作業性、価格、環境対応性で優れているといえます。
    同じシリコン樹脂塗料でも、何を重視するかにより、優れているものは変わりますが、塗り替えのメンテナンス間隔を10年に1度とするならば、品質と価格のバランスのとれた塗料といえます。

Step1高圧洗浄

仮設足場設置後、最も基本的な下地処理として高圧洗浄により、屋根の藻やコケ、外壁の経年の埃を除去します。

一般的に高圧洗浄とは100㎏/c㎡以上を指し、洗浄というよりも薄く削り取る役割を果たします。
汚れが激しい場合などは洗浄機のノズルにトルネードノズルを付け替えることで通常の1.5倍程度の洗浄力を発揮させることも出来、トルネード洗浄と呼ばれています。
例)150㎏/c㎡×トルネードノズル≒225㎏/c㎡
尚、洗浄力は強すぎれば素材を痛めてしまう場合がありますので、強ければ良いというわけではなく、下地に合う洗浄力で適正な時間をかけて作業することで高い効果が得られることとなります。

仮設足場

仮設足場

高圧洗浄

高圧洗浄

高圧洗浄

高圧洗浄

Step2屋根塗装

高圧洗浄後、もともとの塗膜はほとんど剥がれてしまい、屋根材であるスレートは紫外線により風化してしまっています。
この基材の強度を再び甦らせる働きをする塗料がシーラーやプライマーの下塗り材となります。環境対応的には水性は望まれるのですが、溶剤系のプライマーのほうが粒子が小さく素材に深く浸透するので、耐久性を優先すると溶剤型のシーラーに軍配が上がります。
この下塗りの工程により素材の強度の向上とともに密着性が加わり、上塗り工程の準備が完了となります。

上塗りは2回塗ることで適正な塗膜厚が確保され、強く長い紫外線の攻撃から屋根材を守る機能が確保されることとなります。

高圧洗浄後

高圧洗浄後

下塗り

下塗り

上塗り1回目

上塗り1回目

Step3養生

外壁の塗装工程に入る前にアルミサッシや換気ガラリ、玄関ドアや植栽などの塗装しない部分をのをビニールで覆い塗料がつかないようにします。この工程をマスキングや養生といいます。

植栽養生

植栽養生

アルミサッシ養生

アルミサッシ養生

Step4外壁下地処理

下地処理は塗り替えにおいて最も重要な工程といっても過言ではありません。
なぜなら、不具合のある下地にどんなに高級でかつ高耐久の塗料を塗っても、不具合の部分から剥がれたりひび割れてしまうならば、塗料も塗装工程も無駄と帰してしまう為です。

こちらでは既存(新築時にせこうされた)の塗膜が浮いていた為、工具で剥がし段差調整、パターン合わせを行いました。

下地処理がもう一つの重要な理由を挙げると、これは上から塗装してしまうと施工者(直接施工に携わっている職人や現場管理者)以外には分からなくなってしまう部分であるためです。
不具合が大きい場合は、施工前の現場調査時においてたやすく発見されますが、多くの小さな不具合は足場を設置し、施工中に気づく部分が多く、この部分をどのように処理するかが施工者としての良心が問われる部分となります。

浮き塗膜剥離

浮き塗膜剥離

不陸調整

不陸調整

パターン合わせ

パターン合わせ

Step5外壁下塗り

塗り替え工程において最も重要な下地処理が完了し、塗装工程へと進みます。下のシーリング処理は軒裏と外壁に隙間が生じたため行っている様子ですが、この工程は機能性の向上というより美観的な要素が大きいです。

このように、美観における課題にも手を打ちつつ、まずは下塗りを行います。

隙間:シーリング

隙間:シーリング

下塗り:微弾性フィラー

下塗り:微弾性フィラー

下塗り完成

下塗り完成

Step6軒裏塗装

住宅の塗り替え部分には、大きくは屋根と外壁がありますが、軒裏や破風、雨樋といった付帯部分が必ずあります。

この付帯部はほとんどの場合、屋根と外壁が完了した後に行うことが多いのですが、軒裏は外壁が完了した後ですと外壁を汚してしまうことになりますし、汚さないよにするためには外壁に養生をするといったような無駄な工程を行う必要が出来てしまうので、外壁下塗り後、着手することとなります。

こちらでは、軒裏の素材がアルミの為、サンドペーパー(紙やすり)やマジックロンといった道具を使用し、こびり付いてしまっている埃などを除去するとともに、あえて傷をつけることで、素材の表面積を増やし塗料の密着を強くしています。

また溝が細く深い為、吹き付けで二回吹き仕上げる事となりました。

素材の目粗し

素材の目粗し

ウレタン吹き付け

ウレタン吹き付け

ウレタン吹き付け

ウレタン吹き付け

Step7外壁上塗り

下塗り完了後、耐久性や低汚染などの保護機能を持つ上塗り塗料を塗ることとなります。またこの上塗り塗料にはもう一つの大きな価値として色彩があります。

10年に1度、もしくは、それ以上に一度の塗り替えです。

「この色にして、本当に良かったね」といって頂けるよう、、近所にある気に入った色のお家を見に行ったり、気になる色を実際に外壁に塗ってみたりなど、十分納得して頂いた上で、塗料メーカーに材料を発注し、上塗り工程へと進みます。

この上塗り材は2回塗ることによって、適正な塗膜厚が確保され、保護機能を十分に発揮できることとなります。

試験塗装(色合わせ)

試験塗装(色合わせ)

上塗り1回目

上塗り1回目

上塗り2回目

上塗り2回目

Step8破風下地処理

さて、順序がさかのぼり、外壁下塗り後に行った、破風の下地処理の模様です。
既存のシーリングが劣化していたため撤去し、シーリング処理を行います。
尚、上から塗装するため、ノンブリードタイプ・低モジュラスのウレタンシーリング材を充填いたしました。

破風下地処理
破風下地処理
破風下地処理

Step9破風塗装

外壁塗装後、最後に塗装するのが、破風や雨樋などの付帯部です。

サンドパーパーにより目粗しを行い、密着力を高くし、溶剤の上塗り材で塗装を行います。

破風同様、雨樋や他の付帯部も同じ工程を行い完了検査となります。

検査完了し、お施主様の了解が得られましたら、足場撤去の日程を決め、足場撤去と清掃が完了後、お引き渡しとなります。

サンドペーパー

サンドペーパー

上塗り1回目

上塗り1回目

上塗り2回目

上塗り2回目

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完成

完成

外壁モルタル+スレート屋根
外壁モルタル+スレート屋根

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