202606/20
保育園の無垢床を安全に再生
フローリングのささくれを研磨で解消
フロアーサンダーによる粗掛け
フロアーサンダーでささくれ除去
経年劣化によるフローリングの木肌
フロアーサンダーによる粗掛け
左:粗掛けによるササクレ除去
1回目の粗掛け研磨よりも細かいサンドペーパーを使用し中掛け研磨
ポリッシャー研磨による木肌調整
温かみがあり足触りの良い無垢フローリングは、保育園や幼稚園などの児童施設にも多く採用されています。
しかし、経年劣化によって表面のウレタン塗膜が剥がれてくると、木材の「ささくれ」が発生し、園児の思わぬケガの原因となるため、早急かつ適切なメンテナンスが必要です。
この度弊社では、茨城県内の保育園様よりご依頼をいただき、経年劣化によってささくれが生じてしまった無垢フローリングの再生(削り直し)工事を実施いたしました。
本記事では、ウレタン塗装の劣化が引き起こすリスクや、特殊な大型機材「フロアーサンダー」および「ポリッシャー」を用いて、子どもたちが安心・安全に素足で過ごせる木肌へと復元していく緻密な研磨プロセスを詳しくご紹介します。
無垢フローリングのウレタンクリアー仕上げは、長年の使用にともなう経年変化によってウレタン塗膜が徐々に剥がれてまいります。
剥がれかけたウレタンの硬い塗膜が鋭利に変形することに加え、木材自体の油分が抜けて乾燥することも重なり、深刻な「ささくれ(ササクレ)」へと発展します。
成人の硬い皮膚であれば大きな問題に至らない場合でも、皮膚が非常に柔らかくデリケートな小さなお子様の場合、素足や手で触れた際に皮膚を傷つけたり、ささくれが深く刺さって大きなケガをしてしまったりする原因となります。
本日は、茨城県内の保育園様よりお寄せいただいた施工事例です。
園内の無垢フローリングが経年劣化によってささくれ立ち、園児の皆様にケガ人が出てしまっている状況から、安全性を早急に回復するべくご依頼を頂戴いたしました。子どもたちが毎日安心して過ごせる安全な床を取り戻すため、弊社では以下の手順で徹底的な研磨・改修を行いました。
■ 無垢フローリングの安全再生(研磨)工程
・フロアーサンダーによる下地サンディング
まずは、経年によって劣化した表面の古いウレタン塗膜(微細なプラスチック粉)および、ケガの直接的な原因となっているささくれを完全に除去します。大型のフロアーサンダーに粗目(あらめ)と中目(なかめ)のサンドペーパーを装着し、木材の表層を均一かつ強力に削り落としていきました。
・ポリッシャーによる繊細な木肌調整
表層の削り出しを終えた後は、機械の爪跡をなくして床全体を滑らかにするため、細目(さいめ)のペーパーを装着したポリッシャーを用いて仕上げの研磨を実施いたしました。これにより、ささくれが一切ない、素足で触れても心地よい健やかな木肌へと整えられます。子どもたちの安全を守るための床の再生工事は、表面的な美観だけでなく、ミリ単位の平滑性と手触りの優しさを追求する職人の繊細な技術が求められます。






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