202607/08
豊島区でガイナ屋根塗装
専用ローラーで均一な塗膜へ
外壁は、ナノコンポジットWの各工程で適正な塗り重ね乾燥時間を確保しながら進めています。その乾燥時間を利用し、屋根塗装も同時進行で行っています。
乾燥を急いで次の塗装を重ねるのではなく、材料ごとに必要な時間を守りながら、施工可能な部分を計画的に進めることが品質と工期を両立させるポイントです。
今回の屋根塗装に使用しているのは、日進産業の断熱セラミック塗材「ガイナ」です。
ガイナは、JAXAのロケット開発技術を応用して生まれた断熱塗材です。塗膜を構成する特殊中空セラミックビーズが熱の移動を抑え、夏は屋根から室内へ伝わる熱を軽減し、冬は室内の熱が外へ逃げるのを抑える働きがあります。
一般的な遮熱塗料が主に日射を反射するのに対し、ガイナは遮熱と断熱の両面から熱の移動をコントロールすることが特徴です。
夏の日中、濃色のスレート屋根は表面温度が約80℃に達することがあります。今回の現場では、ガイナを1回塗装した段階で表面温度が約60℃まで下がり、職人が手を当てて違いを確かめられるほど、表面の熱さが大きく緩和されました。
なお、温度低下の程度は、屋根の色や材質、日射量、気温、風などの条件によって異なります。今回の数値は、この現場における施工時の確認結果です。
ガイナの塗装には、好川産業のローラー「ひまわり」を使用しています。
ひまわりは、ガイナの製造メーカーである日進産業からも推奨されているローラーです。塗料を多く含みながら、塗装面へスムーズに吐き出せるため、ガイナに含まれるセラミック成分を偏らせることなく、均一に塗り広げることができます。
ガイナは、特殊中空セラミックビーズが塗膜全体に均一に配置されることで、本来の断熱・遮熱性能を発揮します。そのため、塗料を選ぶだけでなく、十分に撹拌し、適切なローラーで規定の塗布量を均一に塗ることが重要です。
また、今回のスレート屋根は経年による反りが大きく、屋根材の重なり部分に十分な隙間が確保されていました。そのため、塗装後も雨水の排出経路が塞がれる可能性は低く、今回は縁切り部材のタスペーサーを使用していません。
タスペーサーは、すべてのスレート屋根へ一律に取り付けるものではありません。屋根材の重なりが塗料で塞がれ、毛細管現象による雨水の滞留が懸念される場合に使用する部材です。
屋根材の反りや重なり、既存の隙間を確認し、必要性を判断することが大切です。
安田塗装では、材料の性能だけに頼るのではなく、施工道具、塗布量、乾燥時間、屋根材の状態まで確認し、それぞれの建物に適した施工を行っています。










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