202106/04
ガイナ塗装でSDGsに貢献する外壁改修
環境性能を引き出すのは塗料だけでなく塗装技術です
今年初めから板橋区で開催されている「志村ペイントプロジェクト」に参加し、地域の小学生や町内会の皆様とともに、持続可能な開発目標(SDGs)の大切さを発信してまいりました。
SDGsへの取り組みは、ボランティア活動だけではありません。私たち塗装会社は、日々の仕事を通じても環境や社会に貢献することができます。
例えば、溶剤系塗料から水性塗料へ切り替えることで、VOC(揮発性有機化合物)の排出を抑え、環境負荷を軽減できます。また、合成樹脂系塗料から自然系塗料を選択することで、製造から廃棄までのライフサイクル全体における環境負荷の低減にもつながります。
現在、豊島区目白で施工中の現場では、ガルバリウム鋼板の外壁に「塗る断熱材」として知られるガイナを施工しています。
ガイナは水性塗料であるため、資源採取・製造・施工・廃棄までの各工程で環境負荷を抑えられるだけでなく、高い断熱・遮熱性能によって冷暖房効率を向上させ、CO₂排出量の削減やヒートアイランド現象の緩和にも貢献できる塗料です。
しかし、優れた塗料であっても、その性能を十分に発揮させるためには適切な施工技術が欠かせません。
塗料は工場で完成する製品ではなく、現場で適切な下地処理と施工を経て、初めて本来の性能を持つ「塗膜」となります。
今回のガルバリウム鋼板では、まず高圧洗浄で汚れを除去し、マジックロン(不織布研磨材)でサビを落とすとともに、表面を目粗しして密着性を高めています。
その後、防錆性能と遮熱性能を兼ね備えた遮熱プライマーを塗布し、ガイナの断熱・遮熱性能を最大限に引き出せる下地を形成しました。
仕上げにもこだわっています。
波形のガルバリウム鋼板は、ローラーでは均一な膜厚を確保しにくく、美観を最優先するのであれば吹付施工が理想です。しかし、住宅が密集する目白という立地では塗料飛散のリスクを考慮し、今回は刷毛塗りを採用しました。
刷毛塗りでは希釈率を細かく調整し、2回塗りではなく3回に分けて施工することで、吹付塗装に匹敵する美しい仕上がりを実現しています。
さらに、刷毛で塗料を鋼板へ擦り込むように施工するため、塗膜の密着性はローラーや吹付以上になるというメリットもあります。
私たちは小さな塗装会社ですが、決して無力ではありません。
一つひとつの現場で環境に配慮した塗料を選び、その性能を最大限に発揮させる施工技術を磨き続けることも、SDGs達成への大切な取り組みだと考えています。
これからも、美しい仕上がりと高い耐久性はもちろん、環境にも配慮した塗装工事を通じて、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。















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