201003/17
三鷹市 A様邸|シーリング打ち替えとノンブリードタイプの重要性
サイディング目地の動きに追従し、塗膜汚染を防ぐ変成シリコーンシーリング材を使用
画像は、一昨日ご紹介させていただいた「シーリング打ち替え工事」における、既存シーリング撤去後の工程です。
東京都三鷹市のA様邸では、変成シリコーンシーリング材のノンブリードタイプである、サンスター技研のペンギンシール2550NBを使用しています。
シーリング材には、アクリル、ウレタン、変成シリコーン、シリコーン、ポリサルファイドなど、さまざまな種類があります。
それぞれに特徴があり、使用する場所や求められる性能によって、適した材料を選定することが大切です。
外壁サイディングの目地では、建物の動きや温度変化、サイディング材の反りなどにより、目地部分に動きが生じます。
そのため、シーリング材には、その動きに柔軟に追従できる性能が求められます。
サイディング目地には、硬化後も柔らかさを保ち、目地の動きに対応しやすい低モデュラスで、さらに応力緩和性のあるウレタンシーリング材、または変成シリコーンシーリング材が適しています。
また、外壁塗装を行う場合には、新しく施工する塗膜との相性も重要です。
一般的なシーリング材の中には、施工後に可塑剤などの成分が表面ににじみ出て、塗膜の変色や汚染を起こす場合があります。
これを「ブリード」と呼びます。
そのため、外壁サイディングのシーリング打ち替えでは、新しい塗膜と反応しにくいノンブリードタイプのシーリング材を使用することが最適です。
もしノンブリードタイプではないシーリング材を使用する場合には、新規にシーリング材を充填した後、ブリードオフプライマーを塗布することで、塗膜との反応を抑える処置を行います。
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低モデュラスとは
シーリング材には、高モデュラスと低モデュラスがあります。
簡単に言うと、硬化した後のゴムの硬さの違いです。
高モデュラスのシーリング材は硬めで、ガラスまわりや室内の水まわりなどに使用されるシリコーンシーリング材に多く見られます。
一方、外壁サイディング目地など、動きのある外装部分では、柔らかく動きに追従しやすい低モデュラスのシーリング材が適しています。
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応力緩和性とは
応力緩和性とは、目地の動きに対してシーリング材が柔軟に対応しようとする働きのことです。
応力緩和性が少ないシーリング材の場合、目地が動いたときに柔軟に追従できず、元の形に戻ろうとする力が強く働きます。
その結果、シーリング材に亀裂が生じたり、サイディングの断面から剥離したりする原因となることがあります。
建物の防水性を長く保つためには、単にシーリング材を充填するだけではなく、外壁材の種類、目地の動き、塗装仕上げとの相性まで考慮した材料選定が欠かせません。
シーリング工事は、完成後には目立たなくなる工程ですが、建物を雨水から守るための非常に重要な下地処理です。
A様邸でも、一つひとつの目地に適した材料と工法を選び、ご信頼にお応えできるよう丁寧に施工を進めてまいります。






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