202303/06
建築家・杉浦英一設計事務所「東大泉の家」
打放しコンクリート再生工事
建築家・杉浦英一設計事務所が設計された「東大泉の家」の打放しコンクリート再生工事に携わらせていただきました。
設計者の想いが込められた建築作品の改修をお任せいただけることは、施工者として大変光栄であり、心より感謝申し上げます。
今回の工事では、まず建物の耐久性を確保するため、下地処理を入念に行いました。
・セメント系フィラーによるジャンカ補修
・ミラクルプライマーによるクラック処理
ジャンカやクラックは、打放しコンクリートの美観だけでなく、耐久性にも大きく関わる重要な部分です。完成後には見えなくなる工程ですが、この下地処理こそが再生工事の品質を左右します。
下地補修完了後は、ランデックスコートFC特殊工法により仕上げを行いました。
今回の建物は、コンクリートのパターンをあえて控えめに表現しているため、直射日光の下では写真では模様が分かりにくい仕上がりとなっています。
しかし実際には、新築時の武骨で自然な打放しコンクリートの表情を尊重しながらも、より均一で洗練された質感へと再生しています。
打放しコンクリート再生工事は、単に色や模様を再現するだけではありません。
建築が持つ本来の表情や設計意図を理解し、その価値を損なうことなく未来へ受け継いでいくことが、私たちの使命だと考えています。
これからも、一棟一棟の建築と真摯に向き合い、耐久性と意匠性を両立した改修工事に取り組んでまいります。









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