202508/12
外壁下見板の塗り替え
ファインウレタンU100
只今西東京市において木製下見板の外壁を塗装しています。
本来、浸透型の木材保護塗料で仕上げられていれば造膜型の塗料で塗ることがありませんが、現段階において造膜型の塗料で仕上げられていて剥がれが散見されますので、適正な下地処理後、造膜型塗料で仕上げます。
最初の下地処理の段階で塗膜の浮いている部分をある程度剥がし、高圧洗浄で汚れを洗い流した後、今回は2液溶剤型ウレタンで仕上げることと致しました。
塗料の耐久性は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッソ、無機という順序で上がってまいりますが、塗装する素材の種類によって必ずしもこの順序にはなりません。
木製下見板の場合、調湿機能による伸縮が大きいため、耐久性の高い塗料であっても硬い塗膜で塗ってしまうと割れてしまいます。
費用対効果のバランスを考慮いたしますと、ウレタンが最適となります。