202605/05
塗装の寿命は「下塗り」で決まる!
基材を再生させる工程
屋根塗装において、最も重要と言っても過言ではないのが「下塗り」の工程です。
どんなに高級な上塗り塗料を使っても、土台となる下塗りが不十分であれば、数年で剥がれや膨れが発生してしまいます。
今回は、当社が「下塗り(シーラー)の徹底施工」について解説します。
■ まずは「塗れる状態」を150MPaの洗浄で作る
下塗りをしっかり浸透させるためには、邪魔なものを排除しなければなりません。
150MPa(メガパスカル)という超高圧洗浄により、表面の汚れはもちろん、樹脂成分が抜けてカサカサになった「脆弱な旧塗膜」を徹底的に剥がし取ります。
この徹底した洗浄があって初めて、下塗り材が屋根材の芯まで届くようになります。
■ 「きれいに」ではなく「たっぷり」と。
基材を芯から固める洗浄後のスレート屋根は、水分や塗料を吸い込みやすい「スポンジ」のような状態です。
ここで大切なのは、表面を均一に美しく整えることではなく、「基材が満足するまで、これ以上吸い込まないという限界までたっぷり塗る」ことです。
基材の補強: スレートの奥深くまでシーラーを染み込ませ、弱った屋根材そのものを内部からガッチリと固めます。
密着の土台: たっぷり塗ることで表面に強固な膜ができ、上塗り塗料との「最高レベルの密着力」を生み出します。
■ 採用したのは、高性能な「水系カチオン系シーラー」
下塗りの質にこだわり、今回は「水系カチオン系シーラー」を採用しました。電気的な引き付け合いを利用するカチオンの力で、屋根材と塗料を磁石のように強力に結合させます。
水系のため、施工中の気になる臭いも抑えられ、ご近隣への配慮も万全です。
「見えなくなる工程だからこそ、どこよりも手厚く」。この下塗りへのこだわりが、10年後、20年後のお住まいの強さに直結します。







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