201002/06
木製玄関ドア再生工事
素地調整後の着色工程
ようやく、ここから塗装工程に入ります。
これまでの剥離作業、しみ抜き、サンドペーパーによる素地調整によって、木製玄関ドアの下地は整いました。
しかし、既存の塗膜を剥がし、木肌を研磨していく過程で、もともと木目に浸透していた着色顔料が部分的に薄くなり、色ムラが生じている状態です。
そのため、ここで改めて木部への着色を行います。
もともと無着色の木部へ新しく色を入れる場合とは異なり、今回は既存の着色が残っている部分と薄くなった部分の差を整えながら色を重ねていく必要があります。
そのため、単純に塗るだけではなく、木目の状態を見極めながら、全体の色合いが自然につながるよう丁寧に調整していきます。
木製玄関ドアの再生塗装では、この着色工程が仕上がりの印象を大きく左右します。
木目を生かしながら、ムラを整え、深みのある自然な色合いへ戻していくことが大切です。
なお、ここまで4日間に分けてご紹介してきた工程は、実際には1日の中で行った作業内容です。
木製玄関ドアを美しく再生するためには、塗装前の下地処理から着色まで、多くの工程を丁寧に積み重ねる必要があります。
完成後の美しさは、こうした見えない手間の上に成り立っています。






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