202303/30
木製玄関ドア再生
着色ウレタンクリアー仕上
打ち放しコンクリートデザイン住宅の玄関ドアです。
面材の突板を新しいものに交換し、ステイン着色し、着色ウレタンクリアー3~4階吹付深みを出します。
202303/30
打ち放しコンクリートデザイン住宅の玄関ドアです。
面材の突板を新しいものに交換し、ステイン着色し、着色ウレタンクリアー3~4階吹付深みを出します。
202006/20
家具調仕上の高級玄関ドアを再生させて頂きました。
このような木製玄関ドアを根本的に再生するには、既存塗膜の全面剥離から始まり、着色ウレタンクリアーを何回も吹き付けて再生いたします。
【工程】
①既存塗膜の全面剥離・素地研磨
②あく洗い・しみ抜き
③素地ステイン着色
④着色ウレタンクリアー吹き付け
【工期】4日
【費用は目安】¥200,000~¥250,000
補修工事と異なり、根本的な再生には相応の工程とそれに伴う費用がかかりますので、けして安価ではありませんが、思い入れのある玄関ドアを末永く大切にしたいと思っている方はご相談くださいませ。
201408/04
比較的技術的に難しく当社が得意とするもので、木製玄関ドアの塗り替えががります。
なぜ難しいかといいますと、玄関ドアの場合木目を生かした家具調の着色ウレタンクリアーで仕上がっている場合が多く、既存のクリアー層が剥がれて汚れか染み込んでいることが多いので、下地処理の段階で既存塗膜を全剥離を行い、染みを抜く工程があるからです。
この下地処理の工程は一般的な戸建て住宅の塗り替えや内装工事であまり遭遇しないので、経験することも少なく、経験少ないゆえに失敗してしまうことも多いからです。
まず、1日目は既存塗膜の全剥離に集中いたします。
半透明仕上げの為下地を傷つけてしまうとそのまま出てしまいますので注意が必要となります。
そして、剥離剤によって既存塗膜を全て剥がした後は、剥離剤が残らないようシンナーですべて洗います。
2日目はしみ抜きと着色の工程となります。
し みは剥離剤では抜く事が出来ませんので、あく洗い時に使用する薬品を2~3種類使用ししみ抜きを行います。しみを抜いた後、ようやく塗装工程となり水性ス テインによって着色を行います。比較的しみが少なければ、午前中で着色までの工程が出来るのでマスキングや養生を行い着色クリヤーを2~3回程度吹き付け ておきます。
基本的に外部の木部を着色ウレタンクリアーで仕上げる場合、耐久性を重視するため、触れた際の仕上がり感や膜厚を厚くするために使用することが多いサウンディングを使用することはありません。
3日目は昨日のクリアー塗膜を研磨しさらに3回に吹付を行い乾燥後養生を取り完成となります。
総括を申し上げれば、美感と耐久性を両立させるためにはそれなりの労力と日数が必要になり、それに伴う適正な費用が発生いたします。
ご参考までに費用ですが、
●既存塗膜の全面剥離
●薬品によるあく洗い
●着色ウレタンクリヤー
3日間かけて施工させて頂き、費用は税抜¥200,000となります。
●参考コンテンツ
201305/21
ご質問やお問い合わせを頂ける内容で多いもので、木部の塗装があります。
外部ですと木製玄関ドア、木製ガレージドア、ウッドデッキなど、
内部ですと無垢フローリングのお問い合わせをいただくことが比較的多いです。
コンテンツでも木製玄関ドアについての施工をまとめさせて頂きますが、先月施工させて頂いた玄関ドアについてご報告させて頂きます。
木製玄関ドアでもキシラデコールやシッケンズなどの浸透型の木材保護塗料で仕上がっている場合と、造膜型の着色でウレタンクリヤーで仕上がっている場合があります。
今回は木製玄関ドアの着色ウレタンクリヤーでの塗り替えについてご紹介させて頂きます。
一番上の画像はもとは着色ウレタンクリヤーで家具調に仕上がっていたもので、途中何回かはニスなどでメンテナンスを施したようですが、1年くらいで剥がれてしまうということで、ホームページよりお問い合わせを頂き施工させて頂くこととなりました。
このような仕上げの場合、旧塗膜が劣化していて、もともとの塗膜を完全に剥がし、中まで染み込んだシミや汚れを抜かなければきちんと仕上げる事が出来ません。
そこで、剥離剤という薬品を使用し既存塗膜を全て剥がすことから始まります。
この玄関ドアは、ご覧のように比較的凹凸が多いので、細かい作業が必要となり、剥がすだけで丸1日かかります。
全面剥離が完了すると木製ドアの素地が出てきますので、表面に染み込んだシミや汚れをあく洗いにより抜いていきます。
この作業は数種類の薬品を使用しますので洗い技術は必要となるものの、全面剥離作業ほど労力はかからず、半日程度で作業を終了する事が出来ます。
但し、あく洗い後、使用した薬品を完全に水で洗い流すこと、そして、何より十分乾燥させることが大切なので、2日目はこの「しみ抜き」作業で終了となります。
3日目からようやく塗装作業に入ります。
ここでは画像がありませんがまずは着色剤をはけで塗装し、2液のウレタンクリヤーを着色したものを重ね塗りしていきます。
但し、塗装し、乾燥させてから次を塗らなければならないという、塗装作業の性質上、1日に5回も6回も塗り重ねることはできません。
また、触れた際の木肌感をよくするため、厚膜が形成でき、塗装後比較的早く乾燥し、サンドペーパー研磨によって木肌を整える事の出来るサンディングシーラーは塗膜の耐久性を落としてしまうので使用することはできません。
結局、今回は着色ウレタンクリヤーの6回の吹付を2日間かけて施工させて頂きました。
結論を申し上げれば、美感と耐久性を両立させるためにはそれなりの労力と日数が必要になり、それに伴う適正な費用が発生いたします。
今回ご依頼いただいた経緯は、思い出多き玄関ドアということで、何とか維持延命してもらいたいとの強い要望を受け施工させて頂くに至りました。
住まいは単に屋根や壁に覆われた単無機質な部室ではなく、家族の思い出が染み込み、日々に息づかいが感じされる特別な場です。
たとえお金があったとしても、建て替えや交換ではけして残すことのできないものがあります。
古いものを大切に使用し、塗装によるメンテナンスを繰り返していくことでしか得られない心理的財産を残す事が出来る職業として誇りを持って前進していきたいと思います。
ご参考までに費用ですが、
●既存塗膜の全面剥離
●薬品によるあく洗い
●着色ウレタンクリヤー
上記工程を一人の熟練職人が、4日間かけて施工させて頂き、費用は税抜¥150,000となります。
●参考コンテンツ
201110/31
現在横浜にて携わらせていただいているお施主様のご紹介により、玄関ドアの塗り替えをさせていただくこととなりました。
(横浜市青葉区)
●既存及びメンテナンス時に塗り重ねられた塗膜の剥離
●数種類の薬品を使用し、あく洗い、しみ抜き
●木材保護塗料による仕上げ塗装
上記の工程を的確に行うことで写真のような仕上がりとなります。