201801/13
外壁塗装の耐久性はシーリングで決まる
長持ちする施工を支える5つの品質基準と適切な養生期間
外壁サイディングの改修工事において、建物を雨水から守るうえで最も重要なのが、シーリング(コーキング)の打ち替えです。
どれほど高性能な塗料を使用しても、シーリングが数年で剥離・破断してしまえば、防水性能は大きく低下し、住まいの寿命を縮める原因になります。
見積書に記載された単価だけでは判断できない「施工品質」。ここでは、長期間にわたって防水性能を維持するために欠かせない5つの重要な施工基準と、品質を左右する気温・養生期間について、専門店の視点からご紹介します。
シーリング打ち替えで欠かせない「5つの施工基準」
① 既存シーリングを丁寧に撤去する
目地に残った古いシーリング材は、サイディング断面まで丁寧に除去します。
ただし、サッシ周りは形状によって完全撤去が難しい場合があります。無理に剥がすと外壁材や内部の防水紙を傷つける恐れがあるため、そのような箇所では既存材にVカットを施し、サッシ面まで十分な厚みで充填する工法を採用します。
② 外壁の凹凸に合わせて丁寧に養生する
外壁の意匠や凹凸に合わせてマスキングテープを細かく貼り込むことで、シーリングの仕上がりラインを美しく整えます。
養生の精度は、見た目の美しさだけでなく施工品質にも直結する大切な工程です。
③ 「2面接着」を確実に守る
シーリングは伸縮性能を十分に発揮させるため、目地の両側だけを接着する「2面接着」が基本です。
目地底の絶縁フィルムが劣化・剥離している場合は、ボンドブレーカー(絶縁テープ)を貼り直し、3面接着による早期破断を防ぎます。
④ プライマーを十分に塗布する
シーリングの剥離トラブルの多くは、下塗り材であるプライマーの塗布不足が原因です。
当社では、シーリング材との密着性を高めるため、素材へ十分浸透するよう適切な量を丁寧に塗布しています。
⑤ 空気を残さず高密度に充填する
専用ガンで圧力をかけながらシーリング材を充填し、内部に空気が残らないよう施工します。
その後、ヘラで均一に押さえ込み、隙間のない密実な仕上がりを実現します。
気温と養生期間が施工品質を左右します
シーリング材は気温によって硬化速度が大きく変化します。
夏場は硬化が非常に早く、施工中に表面が乾き始めるため、充填と仕上げを素早く連携して行うことが、美しい仕上がりを維持する重要なポイントです。
一方、冬場は表面が乾いていても内部まで完全に硬化するまで約1週間~10日程度かかることがあります。
この段階で塗装工程を急いでしまうと、塗膜の収縮にシーリングが十分追従できず、お引き渡し後にシーリング上の塗膜がひび割れる原因となることがあります。
そのため、私たちは工期の短縮よりも耐久性を優先し、季節や気温に応じた十分な養生期間を確保しています。
見えなくなる工程こそ、品質の差が生まれます
シーリングや下地処理は、完成後には見えなくなってしまう部分です。
しかし、建物の耐久性や防水性能を支えるのは、まさにこうした見えない工程です。
だからこそ私たちは、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねることを何より大切にしています。
私たちは価格だけで選ばれる施工ではなく、お施主様が大切に守ってこられた住まいに敬意を払い、その価値を未来へつないでいく建築塗装専門店でありたいと考えています。
これからも、一つひとつの現場に誠実に向き合い、長く安心して暮らせる住まいづくりをお手伝いしてまいります。









![塗り替え費用の見当がつかずお困りの方へ。ココロイキ塗装プラン [外壁プラン]+[屋根プラン] わかりやすい料金提示を目指します!](/blog_common/img/bnr_plan2_200x84.png)











