201805/02
手摺根元の樹脂注入が防水工事の品質を左右
屋上防水で欠かせない「手摺根元」の重要な処理
画像は、屋上防水改修工事における重要な工程の一つである手摺根元へのエポキシ樹脂注入の様子です。
屋上の手摺はスチールやアルミで製作されており、長年にわたり雨水や結露の影響を受けることで、手摺内部の空洞に水が溜まることがあります。
一見、防水工事が完璧に仕上がったように見えても、この処理を省略してしまうと、手摺内部に残った水が手摺と躯体の取り合い部分から浸入し、防水層の下へ回り込んでしまいます。その結果、防水層の膨れや剥がれなどの不具合を引き起こす原因となります。
そのため当社では、次のような工程を行っています。
1. 手摺根元に穴を開け、内部に滞留した水を排出します。
2. エポキシ樹脂を注入し、手摺と躯体の隙間を充填するとともに、今後内部に水が入っても躯体へ浸透しにくくし、排水しやすい構造をつくります。
現場によっては、エポキシ樹脂ではなく耐水性に優れた無収縮モルタル(グラウト材)を使用することもあり、「エポキシ樹脂注入」や「グラウト注入」と呼ばれます。
また、確実な施工を行うために、手摺根元には上下2か所の注入口を設けます。上側から注入し、下側から余分な注入材が排出されることを確認することで、手摺と躯体の隙間全体に注入材が行き渡ったことを確認できます。
屋上防水工事は、防水材を施工するだけでは十分ではありません。このような完成後には見えなくなる下地処理や細かな工程こそが、防水性能と耐久性を大きく左右します。
当社では、一つひとつの見えない工程にも妥協せず、長期間安心していただける防水工事を心掛けています。






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