【防水工事】の記事

防水工事 目黒区

10年保証を支える8つの工程

屋上防水工事を支えた緻密な技術の結晶

ウレタントップコート

ウレタントップコート

ウレタン防水通気緩衝工法完成

ウレタン防水通気緩衝工法完成

ウレタン防水通気緩衝工法完成

ウレタン防水通気緩衝工法完成

ウレタン防水通気緩衝工法完成

ウレタン防水通気緩衝工法完成

防水工事もいよいよ最終工程である「トップコート」の塗布作業を迎えました。

トップコートには、防水主剤(ウレタン等)を紫外線や風雨による劣化から守る「保護膜」としての重要な役割があります。

防水層そのものは非常にデリケートな性質を持ちますが、このトップコートを均一かつ入念に施工することで、防水性能を長期にわたって維持することが可能となります。

今回の工事における全工程を振り返りますと、以下の通りとなります。

【防水改修工事の全工程】

①高圧洗浄:長年の汚れを根こそぎ除去し、塗料の密着性を高めます。

②既存塗膜の剥離:浮きや剥がれが生じた旧塗膜を徹底的に取り除きます。

③カチオン系モルタルによる不陸調整:凹凸を整え、水たまりを解消します。

④カチオン系モルタルの全面塗布:防水層の土台となる強固な下地を作ります。

⑤プライマー塗布:下地と防水材の密着を確実なものにします。

⑥通気緩衝シート(QVシート)敷設:下地の水分を逃がす通り道を確保します。

⑦ウレタン防水材の塗布(2回):規定の膜厚3mmを確保し、強靭な防水層を形成します。

⑧保護トップコート仕上げ:紫外線から防水層を守り、工事を完遂します。

一つひとつの工程に誠実に向き合い、プロとしての指針を貫くことで、10年保証を自信を持って提供できる高品質な防水工事が完成いたしました。

20260429ウレタン防水材塗布2

20260425ウレタン防水材塗布1

20260424通気緩衝シート2

20260422通気緩衝シート1

20260421屋上防水下地3

20260420屋上防水下地2

20260417屋上防水下地1

防水工事 目黒区

目黒区|ウレタン防水材の2層塗り

平場に3mm以上の膜厚を確保

ウレタン防水材1回目塗布後

ウレタン防水材1回目塗布後

ウレタン防水材1回目塗布

ウレタン防水材1回目塗布

ウレタン防水材2回目塗布

ウレタン防水材2回目塗布

目黒区で進行中の屋上防水工事は、立ち上がりや改修用ドレン周辺への補強用メッシュの伏せ込みと、防水材による補強処理が完了しました。

複雑な形状で施工精度が求められる細部を確実に納め、いよいよ広い平場へウレタン防水材を流し延べる工程に入ります。

ウレタン塗膜防水の性能を左右する重要な要素が、規定の塗布量と膜厚を均一に確保することです。

一度に厚く塗ろうとすると、場所によって材料が偏り、膜厚の不足や硬化不良が生じる可能性があります。そのため、本現場ではウレタン防水材を2回に分けて塗布します。

1層目を均一に流し延べ、規定の乾燥時間を確保した後、表面の状態を確認して2層目を施工します。複数回に分けて塗り重ねることで、塗り残しやピンホールのリスクを抑えながら、連続した防水層を形成します。

必要な膜厚は、採用する防水材や工法、歩行条件などによって異なります。今回は現場の施工仕様に基づき、2層を合わせて3mm以上の膜厚を確保します。

膜厚は見た目だけで判断せず、施工面積に対する材料の使用量を事前に割り出し、各工程で適正量が使用されていることを確認しながら管理します。ウレタン防水材は製品の比重によって必要な使用量が異なるため、メーカーの仕様に従った施工が欠かせません。サラセーヌ「ウレタン塗膜防水システム」

なお、10年保証を支えるのは、膜厚だけではありません。適切な下地処理、通気緩衝シートの圧着、ジョイントや端末の補強、規定塗布量、乾燥時間、トップコートまで、すべての工程を確実に積み重ねることが重要です。

液体状のウレタン防水材は、硬化すると継ぎ目のない弾力性のある防水層へ変化します。硬化状態を慎重に確認しながら、建物を雨水から長期にわたって守る、強固で均一な防水層へ仕上げてまいります。

防水工事 目黒区

目黒区|ウレタン防水の補強工程

入隅とドレン周りを重点施工

まずはジョイント部分や立上りから

まずはジョイント部分や立上りから

入隅にはシーリング充填

入隅にはシーリング充填

立上りには補強布(メッシュ)

立上りには補強布(メッシュ)

改修用ドレンとの取り合いは補強布(メッシュ)

改修用ドレンとの取り合いは補強布(メッシュ)

目黒区で進行中の屋上防水工事は、通気緩衝シートの敷設をはじめ、各種ジョイント・端末テープ、改修用ドレン、脱気筒の設置まで完了しました。

下地から発生する水蒸気を外部へ排出するための通気経路と、雨水を円滑に流す排水設備が整い、いよいよウレタン防水材の塗布工程へ進みます。

弊社では、所定の施工品質を確保して10年保証へつなげるため、防水層の弱点になりやすい箇所を事前に補強しています。

1.入隅のシーリング処理
床面と立ち上がり面が接する「入隅(いりずみ)」は、下地の挙動による力が集中しやすく、ひび割れが生じやすい箇所です。

あらかじめシーリング材で処理することにより、下地の動きを緩和し、防水層に亀裂が発生するリスクを抑えます。シーリング材を均一に充填し、滑らかな形状に整えることも重要です。

2.立ち上がり・ドレン周辺のメッシュ補強
床面から垂直に立ち上がる部分や、複雑な形状となる改修用ドレンの周辺には、補強用メッシュを防水材へ丁寧に伏せ込みます。

メッシュと防水材を一体化させることで、形状が変化する部分の膜を安定させ、亀裂や破断に対する抵抗性を高めます。しわや浮きが生じないよう密着させ、規定の塗布量によって必要な膜厚を確保します。

屋上防水では、平場の広い部分だけでなく、入隅、立ち上がり、ドレン、シート端末などの細部が施工品質を左右します。

これらは防水材を塗り重ねると見えなくなりますが、長期的な防水性能を支える重要な工程です。

なお、保証の対象範囲や条件は、建物の状態や採用する防水仕様などによって異なります。施工前に内容を確認し、適用条件を明確にしたうえで工事を進めます。

見える部分の美しさはもちろん、完成後には見えなくなる部分まで確実に補強し、長期間にわたって建物を守る強固な防水層を形成してまいります。

防水工事 目黒区

目黒区|QVシートと脱気筒の設置

水蒸気による防水層の膨れを抑制

目黒区|QVシートと脱気筒の設置 改修用ドレン取付

改修用ドレン取付

脱気筒取付

脱気筒取付

目黒区で進行中の屋上防水工事は、通気緩衝シート「QVシート」の敷設と、ジョイントテープ・端末用MBテープによる接合処理が完了しました。

屋上全体へQVシートを敷設したことで、下地コンクリートから発生する水蒸気を脱気筒まで導くための通気経路が形成されました。

コンクリート下地に含まれる水分は、日射などで温められると水蒸気となり、防水層を内側から押し上げることがあります。これが、ウレタン防水で見られる膨れの主な原因の一つです。

通気緩衝工法では、シートの通気層を通して水蒸気を脱気筒へ導き、外部へ排出します。防水層へ水蒸気圧が直接作用するのを緩和し、膨れや剥がれの発生を抑える仕組みです。サラセーヌ「通気緩衝QV工法」

続いて、屋上に降った雨水を円滑に排出するための「改修用ドレン」を設置しました。

ドレン周辺は雨水が集中するため、屋上防水の中でも特に漏水リスクへ配慮すべき箇所です。既存ドレンとの取り合いを適切に処理し、新しい防水層から排水口まで連続した防水性を確保します。

さらに、QVシートの通気経路に集まった水蒸気を外部へ排出する「脱気筒」も取り付けました。屋上の面積や形状を考慮して適切に配置することで、通気緩衝工法の機能を発揮させます。

これで、防水材を塗布するための下地と通気・排水設備が整いました。次はいよいよ、屋上を雨水から守るウレタン防水層の施工へ進みます。

完成後に見えるのは美しく仕上がった防水面ですが、その耐久性を支えているのは、下地調整、シートの圧着、接合部の補強、ドレンや脱気筒の納まりといった一つひとつの工程です。

長期にわたって安心できる強固な防水層を構築するため、引き続き細部まで丁寧に施工してまいります。

防水工事 目黒区

目黒区|屋上防水の通気緩衝工法

QVシートで膨れと下地挙動を緩和

プライマー塗装後

プライマー塗装後

通気緩衝シート貼り

通気緩衝シート貼り

ジョイントテープ

ジョイントテープ

MBテープ

MBテープ

目黒区で進行中の屋上防水工事では、下地処理と勾配調整を終え、通気緩衝シートの敷設工程へ進みました。

「通気緩衝工法」とは、下地とウレタン防水層の間に通気緩衝シートを設け、下地に含まれる水分や水蒸気を通気経路から脱気筒へ導き、外部へ排出する工法です。

下地の水分による圧力が防水層へ直接作用するのを抑え、膨れや剥がれなどの不具合を防止する効果が期待できます。

ベランダなどの比較的小さな施工箇所では、下地の含水状態や既存防水層の状態によって、ウレタン防水材を下地へ直接塗布する「密着工法」を採用する場合があります。

一方、屋上のように面積が広く、下地に水分が残る可能性が高い場所では、通気緩衝工法が有効な選択肢となります。

また、密着工法は下地の動きが防水層へ直接伝わりやすいのに対し、通気緩衝シートを介在させることで、ひび割れなどの下地挙動が防水層へ及ぼす影響を緩和できます。

今回採用した「サラセーヌQV工法」は、特殊なアスファルト系粘着層を備えたQVシートを、プライマーの硬化・乾燥後に直接張り付ける通気緩衝工法です。サラセーヌ「通気緩衝QV工法」

主な施工工程は次のとおりです。

1.プライマー塗布
不陸調整を終えた下地へプライマーを均一に塗布し、QVシートが確実に接着するための下地を形成します。

2.QVシートの敷設
プライマーの硬化と乾燥を確認した後、自着層付きのQVシートを所定の重ね幅や間隔に従って張り付け、転圧ローラーで十分に圧着します。

3.ジョイント部分の処理
シート同士の継ぎ目を専用のジョイントテープなどで処理し、防水層の連続性を確保します。継ぎ目は不具合の起点になりやすいため、特に丁寧な施工が必要です。

4.端末部のMBテープ処理
平場と立ち上がりの取り合いやシート端部を「MBテープ100」などで補強し、端末からの水分浸入や浮きを防ぎます。

通気緩衝工法は、シートを敷設するだけで性能を発揮するものではありません。下地処理、プライマーの乾燥、シートの転圧、継ぎ目や端末の補強、脱気筒の適切な配置まで、すべての工程を仕様どおりに積み重ねることが重要です。

完成後には見えなくなる細部まで確実に処理し、下地水分や建物の挙動による影響を抑えながら、長期にわたって健全な屋上防水層を維持できるよう施工してまいります。

サラセーヌ通気緩衝QV工法