202303/16
木製玄関ドア再生工事
突板交換と着色ウレタンクリアー仕上げ
木製玄関ドアの表面に貼られている突板(つきいた)が経年劣化によりめくれ上がってしまったため、傷んだ突板を新しいものへ交換し、再生工事を行いました。
木製建具は、塗装だけで美しく仕上げられるものではありません。
下地となる突板が傷んでいる場合は、まず素材そのものを修復することが、美しい仕上がりと耐久性につながります。
突板を張り替えた後は、水性ステインを刷毛で丁寧に塗布し、ウエスで余分な塗料を拭き取ることで、木目を生かしながら自然で均一な色合いに着色していきます。
その後、着色剤を配合したウレタンクリアーを3〜4回に分けて吹き付け、塗膜に厚みと透明感を持たせながら仕上げます。
この工程を重ねることで、木目の美しさを引き立てるとともに、奥行きと深みのある質感を表現することができます。
木製玄関ドアは住まいの「顔」ともいえる存在です。
だからこそ、単に色を塗り直すのではなく、木が本来持つ風合いや温かみを生かしながら、一枚一枚丁寧に再生することを大切にしています。










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