【道具】の記事

道具

洗練されたエントランスの鋼板塗装

美しい仕上がりを支える道具選び

マンションのアクセントとしての鋼板パネル

マンションのアクセントとしての鋼板パネル

スクレーパーによるテープ跡の除去

スクレーパーによるテープ跡の除去

全面サンドペーパー後シンナーによる拭き取り

全面サンドペーパー後シンナーによる拭き取り

「美匠」ローラー

「美匠」ローラー

「美匠」による仕上

「美匠」による仕上

塗装工事において、耐久性を維持することが重要であるのはもちろんですが、同時に、より美しく仕上げることも大切な要素です。

特に今回のように、洗練されたデザインのマンションエントランスに位置する塗装面では、仕上がりの美しさが空間全体の印象に大きく影響します。

打放しコンクリート、ガラスブロック、タイルなど、素材ごとの質感が意識された設計の中で、あえて塗装面がアクセントとして配置されていることは一目瞭然です。

そのような場所であれば、お施主様がこの部分にどのような仕上がり感を望まれているかは、あらためて確認するまでもありません。

下地処理としてのサンドペーパーがけ、凹凸部分へのポリパテ処理、そしてお施主様のご要望を満たしつつ、品質と価格のバランスを考慮した塗料選定。

これらは、美しい仕上がりをつくるうえでの大前提です。

しかし、それだけでは十分ではありません。

その塗料をどのような道具で塗装するかも、仕上がりを左右する非常に重要な要素となります。

今回、こちらの鋼板塗装面は、好川産業の短毛ウールローラー **「美匠」** を使用して仕上げさせていただきました。

「美匠」ローラーには、次のような特徴があります。

1. 通常の短毛ローラーよりもキメが細かく、高平滑な仕上がりが得られること
2. 鉄扉や内装平滑面でも、発泡や毛抜けなどの仕上がり不良を軽減できること
3. 木部用ステインなど低粘度の塗料でも液ダレしにくい、優れた塗料保持力があること

短毛ローラーは毛丈4ミリが主流ですが、「美匠」は5ミリにすることで塗料含みが向上し、多少の凹凸面にも塗料をしっかり配ることができます。

ここまで書くと、まるでメーカー様の宣伝のように思われてしまうかもしれません。

しかし、決してそうではありません。

すべての製品に言えることですが、製品は単独で存在しているものではありません。

その一つひとつには、開発に携わった方々の想いが込められています。

「美しい仕上げが得られますように。」

そのような想いが細部に込められ、実際の仕上がりとして成果を発揮する製品を、私たちは厳選して使用しています。

塗装工事は、塗料だけで決まるものではありません。

下地処理、塗料選定、道具選び、そして職人の技術。

そのすべてが重なり合うことで、ようやく美しく耐久性のある仕上がりが生まれます。

これからも、現場ごとの条件や求められる仕上がりに合わせて、最適な材料と道具を選び、一つひとつ丁寧に仕上げてまいります。

インテリアペイント 道具 世田谷区

ドイツ製ABAC温風低圧機で吹付

ガラリ扉を工場で仕上げるプロの技術

ドイツ製ABAC温風低圧機で吹付 ドイツ製ABAC温風低圧機で吹付

【施工レポート】ガラリ扉は工場へ持ち込み。ABAC温風低圧機による精密吹付

昨日のブログに引き続き、東京都世田谷区砧におきまして進行中である、マンション内装リフォームに伴う建具の弱溶剤ウレタン塗り替え工事の模様をお届けいたします。

平滑なデザインの室内ドアや枠に関しては、昨日ご紹介いたしました通り、現場にて「短毛ローラー」を用いて家具さながらの美しい3分艶に仕上げております。しかし、細い羽板が斜めに何枚も並ぶ複雑な構造の「ガラリ扉(ルーバー扉)」においては、ローラーやハケだけでは奥まった隙間まで均一に膜厚を確保することが困難です。

そこで弊社では、仕上がりの均一性を極限まで高めるため、ガラリ扉をすべて取り外し、豊島区にございます弊社の工場へと持ち帰って「吹き付け塗装」を行う方針をとっております。

最高峰の仕上がりを創り出すドイツ製「ABAC温風低圧塗装機」の優位性

工場内での精密な吹き付け仕上げにおきましては、一般的な高圧コンプレッサーによるスプレーガンではなく、環境先進国であるドイツ製の最高峰機材「ABAC(エーバック)温風低圧塗装機」を投入いたしました。本機を導入して施工にあたる背景には、仕上がりを左右する以下の卓越した論理的メリットがございます。

1. 温風がもたらす極上のレベリング性と肉持ち感

独自のクリーンな温風(熱風)を送り込みながら塗料を噴霧するため、塗料の粘度が絶妙に低下し、非常に細かく微粒化されます。これにより、ハケ目の出ない圧倒的に滑らかな肌触りと、弱溶剤ウレタン特有の吸い込まれるような美しい肉持ち感が生まれます。

2. 低圧による「塗料飛散の極小化」と隙間への均一塗工

一般的な高圧吹き付けとは異なり、低圧の大量空気(HVLP理論)で塗料を包み込むように噴射するため、塗料の跳ね返りや無駄な飛散(オーバースプレー)が極めて少ないのが特徴です。風の流れがガラリの複雑な隙間の奥深くまで的確に塗料を届け、厚みが不均一になりやすいハネの裏表まで、均一で強固な保護層を創出します。

建具の形状に応じた最適なアプローチこそが職人の矜持

「現場での短毛ローラー仕上げ」と「工場に持ち帰っての温風低圧吹き付け仕上げ」。建具の形状や構造に合わせて、機材や施工環境をここまで厳密に使い分ける一連のプロセスは、手離れの良さやスピードだけを重視する簡易塗装では決して真似のできない、妥協を排した弊社の標準仕様です。

手間と時間を惜しまず、それぞれの建具にとって最高となる工法を論理的に選択することこそが、大切なマンションの資産価値を蘇らせる職人の矜持(プライド)だと考えております。

「室内のガラリ扉や特殊な建具の色褪せ・ベタつきを綺麗に直したい」「最先端の塗装設備と確実な知識を持った自社職人にリフォームを任せたい」とお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。確実なプロの段取りで、期待を超える品質をお届けいたします。

> インテリアペイントについて 詳しくはこちら
インテリアペイントについて:クロス(壁紙)にはない「塗装仕上げ」の魅力とは?

インテリアペイント 道具 世田谷区

【世田谷区砧】マンション建具をウレタンエナメル仕上げ

短毛ローラーの極意

ウレタンエナメル3分艶短毛ローラー仕上

ウレタンエナメル3分艶短毛ローラー仕上

ウレタンエナメル3分艶短毛ローラー仕上

ウレタンエナメル3分艶短毛ローラー仕上

ウレタンエナメル3分艶温風低圧塗装機吹付

【施工事例】世田谷区砧にてマンションの内装リフォーム塗装

この度、東京都世田谷区砧の閑静な住宅街にございますマンションにおきまして、内装リフォームに伴う建具の塗り替え工事を拝命いたしました。

室内の印象を大きく左右するドアや枠などの建具塗装においては、壁面塗装とは異なる非常に繊細な仕上がりのクオリティが要求されます。今回は、お住まいのインテリアを上品に引き立てる「オフホワイトのウレタンエナメル(3分艶)」を採用し、上質な美観再生(リフレッシュ施工)を進めております。

均一な美しさを追求する「短毛ローラー」の選定と道具の重要性

ウレタンエナメル塗料が持つ独特の滑らかな肉持ち感と、主張しすぎない気品ある「3分艶(わずかな光沢)」を100%表現するため、弊社では「短毛ローラー」を用いた全面塗工を最優先とする方針をとっております。

塗装工事におきましては、「どのような高性能塗料を使用するか」と同等以上に、「どのようなハケやローラー(道具)を選択するか」が、最終的な仕上がりの美しさを決定づける極めて重要な役割を果たします。

短毛ローラーを採用する論理的メリット

・ハケ目や極端なローラー目を排した平滑(へいかつ)な塗膜形成:毛丈の長いローラーでは塗料が付きすぎて表面に不自然な凸凹(ゆず肌)が残りやすく、ハケのみでは職人の手筋(ハケ目)が目立ってしまいます。短毛ローラーを使用することで、鏡面のように均一で滑らかな質感を創出。

・緻密な「3分艶」のコントロール:塗料の厚み(膜厚)を極めて均一にコントロールできるため、光が差し込んだ際の発色やツヤのムラを完全にシャットアウト。

・高級家具さながらの美しい仕上がり:クロスや既製品のシート材では決して真似のできない、手触りが良く品格あふれる塗膜を建具全域に形成。

これら熟慮を重ねた道具選定と、自社職人による丁寧な手作業の積み重ねこそが、高級感あふれる室内空間を生み出す土台となっています。

細部への真摯な取り組みが、お住まいの資産価値を高めます

丁寧に下地を整え、短毛ローラーでウレタンエナメルを均一に塗り重ねた建具は、まるで新築時の建具を取り付け直したかのような、清潔感あふれる洗練された表情へと生まれ変わりました。これまでに発信してまいりました「大成建設ハウジング様モデルハウスでの精密パテ処理」や「南青山ヘアサロンでのトータルペイント」と同様に、弊社は完成後に目立たなくなってしまう細部の工程や道具の選定にいたるまで、一切の妥協を排した責任施工を貫いております。

「マンションの室内ドアや枠の色褪せ・傷が気になってきた」「既製品のシート貼り替ではなく、本物のエナメル塗装で室内を上品に模様替えしたい」とお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。確実なプロの段取りと卓越した技術力で、期待を超える品質をお届けいたします。

> インテリアペイントについて 詳しくはこちら
インテリアペイントについて:クロス(壁紙)にはない「塗装仕上げ」の魅力とは?

道具

一本の手作りに宿る魂

塗料販売店や道具の職人に支えられた弊社の施工

一本の手作りに宿る魂 一本の手作りに宿る魂

【業界の舞台裏】大塚刷毛製造における「手作り刷毛」の製造現場を視察して

日頃より私たちがお客様の大切なお住まいをお預かりし、精緻な塗装をお届けする上で、決して欠かすことのできない「相棒」とも言える道具がございます。

本日は、日本の塗装文化と技術を道具の面からリードし続けるトップメーカー、大塚刷毛製造株式会社の「刷毛(はけ)創造」の現場を拝見させていただく大変貴重な機会に恵まれました。

現在、あらゆる工業製品の機械化・自動化が進む現代においても、大塚刷毛製造の高品質な刷毛は、職人の手によって一本一本が完全な手作りで製造されています。

厳選された毛材の選別から、毛先を均一に整える絶妙な力加減、柄への組み込みにいたるまで、そこには気の遠くなるような時間と熟練の職人技(伝統技術)が息づいていました。

塗装の品質は、現場を支える「すべてのプロフェッショナル」の連携から

一本の刷毛に込められた職人の魂を目の当たりにし、私たち施工会社は、決して自分たちの技術だけで現場を完遂しているわけではないという事実を改めて深く実感いたしました。

・理想のハケ目の表現や、塗料の含みの良さを徹底追求する「道具の製造メーカー様」

・最新の塗料を研究開発し、建物の耐久性を極限まで高める「塗料メーカー様」

・それらの機材や塗料を迅速に手配し、現場まで安全に運搬してくださる「塗料販売店(ディーラー)様」

現場の最前線でハケを握るのが私たち施工会社であるならば、その背後には、塗装業界を支える数多くの人々の弛まぬ努力と情熱が存在します。このように各分野のプロフェッショナルが強固なバトンを繋いでくださるからこそ、弊社のような塗装施工会社が存続でき、お客様へ「一切の妥協のない最高品質の施工」をお届けすることが可能となるのです。

お預かりしたバトンを、お施主様の満足へと繋ぐ

責任道具を作り出す人、届けてくれる人の想いが詰まった最高の素材と機材。それらを使用させていただける喜びと感謝を胸に、私たちは現場の一塗り一塗りに誇りを持って臨まなければなりません。預かったバトンを最高の形にして、お施主様の大切なお住まいへと還元することこそが、施工会社である私たちの使命だと考えております。

弊社はこれからも、信頼を寄せるパートナー企業様たちとの緊密なリレーションシップを大切にしながら、確かな品質管理と誠実な職人技でお客様の資産価値を守り続けてまいります。

お住まいの塗り替えをお考えの際は、道具の選定から下地処理、仕上げにいたるまで、業界全体の想いと技術を背負って施工する弊社へ、ぜひ安心してお任せください。

外壁塗装 道具

モルタル補修跡を隠す技術

砂骨ローラーによる微弾性フィラーの厚塗り施工

ローラーを縦と横に転がし厚みとパターンを均一にします。

ローラーを縦と横に転がし厚みとパターンを均一にします。

ローラーを縦と横に転がし厚みとパターンを均一にします。

ローラーを縦と横に転がし厚みとパターンを均一にします。

モルタル補修跡を隠す技術

【施工事例】静岡県への出張施工|モルタル補修箇所の下地調整とパターン復元

本日は、出張工事に伴い静岡県の現場へと赴き、外壁の「モルタル補修」および「下地調整塗装」を実施いたしました。

外壁のクラック(ひび割れ)や欠損部をモルタルで埋めて平滑に整えた後、そのまま上塗り塗料を塗布してしまうと、周囲の既存外壁の模様と質感が合わず、補修跡が浮き出て美観を損ねてしまいます。

そのため、新旧の壁面を違和感なく一体化させる「パターン(模様)戻し」の工程が極めて重要となります。

下地の粗やヘアクラックを覆う「微弾性フィラー」の厚塗り技術

画像は、左官仕事によって平滑に整えられたモルタル補修面に対し、下塗り材である微弾性フィラーを用いて、美しい波型のパターンを形成している様子です。

微弾性フィラーは、その名の通りわずかな伸縮性(微弾性)を持ち、外壁の微細なひび割れ(ヘアクラック)の再発や追従に効果を発揮する優秀な下地調整材です。

この材料をしっかりと厚膜で塗布し、なおかつ立体的な波型模様を生み出すためには、職人の技術と専用の施工機材が必要不可欠となります。

砂骨(マスチック)ローラーによる圧倒的な塗布量の確保

一般的な外壁塗装で使用される平滑な「ウールローラー」に対し、今回の施工では「砂骨(さこつ)ローラー」または「マスチックローラー」と呼ばれる、網目状の特殊な多孔質ローラーを使用いたします。

・ウールローラーの2倍以上となる「0.5〜0.9㎏/㎡」の塗布量を確保

・塗料を厚く保持したまま壁面に配ることで、強固で肉厚な塗膜を形成

・ローラーの網目により、均一で意匠性の高い「波型パターン」を創出

この砂骨ローラーによる厚塗り施工により、モルタル補修による表面のわずかな粗や、既存壁との段差、微細なヘアクラックを一網打尽に高密度で覆い隠すことが可能となります。

見えない下地処理へのこだわりが、美しく長持ちする外壁を作ります

今回の綿密な下地調整とパターン戻しを行うことで、モルタルの補修跡は周囲の外壁と完全に馴染み、目視ではどこを直したのか判別がつかないほどの強固で平滑な土台が完成いたしました

ここから、さらに高耐候な上塗り塗料を重ねて美しく仕上げてまいります。

外壁塗装の寿命や仕上がりの美しさは、上塗り塗料の性能だけでなく、今回のような「適切な機材を用いた下地処理の塗布量」によって大きく左右されます。

「外壁にひび割れが目立ってきた」「部分補修の跡が残らないか心配」といったお悩みを抱えているお施主様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。

遠方の現場であっても変わらぬ確実な職人技で、大切なお住まいを新築時のように蘇らせます。