【玄関ドア】の記事

玄関ドア

木製玄関ドア2

下地処理2

全面剥離中

全面剥離中

シンナーによる残剥離剤除去

シンナーによる残剥離剤除去

しみ抜き

しみ抜き

画像は、昨日の木製玄関ドア復帰作業の続きです。

さて、一言で既存塗膜の剥離作業といいましても、剥離剤を1回塗って全ての既存塗膜が浮いてくるわけではないので、剥離剤を塗っては剥がし、塗っては剥がしの工程を3回~4回程度、その後この剥離剤が残らないよう、ラッカーシンナーによる拭き取り、その後、サンドペーパーによる素地調整、剥離工程だけでも5~6工程となりました。

 尚、多くの場合、ドアの下端は既存の塗膜の劣化が進行し、木目が変色していることが多いため、しみ抜きを行うこととなります。

玄関ドア

木製玄関ドア

下地処理

玄関ドア施工前

玄関ドア施工前

一部拡大

一部拡大

剥離剤による総剥離実施

剥離剤による総剥離実施

ホームページをご覧くださったことがきっかけで木製玄関ドアを塗り替えさせて頂くこととなりました。

(東京都文京区西片)

写真で分かりづらいかもしれませんが、この木製ドアは、木目を生かした着色ウレタンクリアー仕上げとなっており、内部は非常にきれいな状態ですが、外部は紫外線の影響からクリアー塗膜がチョーキングを起こし、一部では塗膜に剥がれが生じている状態となっております。

塗装工事全般に言えることですが、仕上げの状態をどの程度までもっていくかによって、施工工程が決まり、完成時の仕上り感と施工工程によって、必要とされる職人の技量と施工に携わる時間(日数)が定まり、それに伴い費用が算出されます。

今回は、ほぼ新品の状態まで仕上げることとなり、相応の職人が2日間、この作業に携わり、下地処理は既存塗膜の全剥離を行い素地を出ししみ抜きまで行うこととなりました。