201802/13
屋根塗装で欠かせない縁切りとは
雨漏りを防ぐタスペーサーの役割
屋根塗装の写真は、施工途中の一場面です。
白く塗られている部分は遮熱機能を持つ下塗り材(シーラー)、雪止め金具まわりのグレー部分は中塗り材のガイナ、そして瓦と瓦の隙間に見える黒い部材が、縁切り部材のタスペーサーです。
屋根塗装は一般的に、
・高圧洗浄
・下塗り
・中塗り
・上塗り
という工程で進められます。
しかし、これらの塗装工程だけでは十分とは言えません。スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)の塗装では、縁切りという重要な工程を適切に行わなければ、かえって雨漏りの原因になる可能性があります。
屋根は二重の防水構造で建物を守っています
屋根は、屋根材だけで雨水を防いでいるわけではありません。
まず、屋根材同士を重ね合わせることで雨水の侵入を防ぐ一次防水の役割を果たします。
さらに、万が一屋根材の下へ雨水が入り込んだ場合でも、その下に施工されているアスファルトルーフィング(防水シート)が二次防水として建物を守ります。
そして、屋根材の下へ入り込んだ雨水は、瓦やスレートの重なり部分の隙間から速やかに排出される構造になっています。
縁切りをしないと雨漏りの原因になることも
屋根塗装を行うと、塗膜によって屋根材同士の重なり部分が塞がれてしまうことがあります。
すると、本来排出されるはずの雨水の逃げ道がなくなり、屋根材の下に水が滞留してしまいます。
その状態が続くと、アスファルトルーフィングを固定しているタッカーや、屋根材を固定している釘穴まわりから雨水が浸入し、雨漏りを引き起こす原因となる場合があります。
このようなトラブルを防ぐために使用されるのが、写真の黒い部材であるタスペーサーです。
タスペーサーを適切に設置することで、屋根材の重なり部分に必要な隙間を確保し、塗装後も雨水の排水経路を維持することができます。
屋根塗装では、塗料の種類や耐久性だけでなく、このような目に見えなくなる工程を適切に施工しているかが、建物を長持ちさせる大切なポイントです。
安田塗装では、美しい仕上がりだけでなく、10年後、15年後も安心してお住まいいただけるよう、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねながら施工品質を追求しております。
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