【フローリング】の記事

フローリング 木部塗装

無垢フローリングの研磨

ワニス仕上からオイルフィニッシュへ

既存のフローリング

既存のフローリング

グラインダー研磨(粗目)

グラインダー研磨(粗目)

左:第一段階研磨 右:既存

左:第一段階研磨 右:既存

現在、各現場、引き渡し及び引き渡しに向け奮闘中です。

さて、私は無垢フローリングの研磨作業へ立ち合わせて頂きました。

(東京都新宿区弁天町)

現在、造膜型のクリアーで仕上がっている無垢フローリングですが、全面的に研磨を行い、オイルフィニッシュで仕上げる予定です。

やはりこの仕事も最も重要となるのが画像でご紹介している研磨作業です。

粗削りからはじまり、サンドペーパーの目をだんだんと細かくし4段階で研磨作業を行いました。

 

> 木部塗装について 詳しくはこちら
木部塗装について:木材独自の機能や美しさを生かす塗料と仕上げをご紹介

フローリング マンション内装 木部塗装

フローリングのオイルフィニッシュ3

オスモ フロアクリアー

オスモ フロアクリアー2回目

オスモ フロアクリアー2回目

完成 フロアクリアー2回目塗布後18時間

完成 フロアクリアー2回目塗布後18時間

昨日、全面サンドペーパー研磨後、オスモ フロアクリアー2回目塗布し、無垢フローリングのオイルフィニッシュ(オイル仕上げ)が完成いたしました。

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フローリング マンション内装

フローリングのオイルフィニッシュ2

オスモ フロアクリアー

オスモフロアクリアー1回目塗布18時間後

オスモフロアクリアー1回目塗布18時間後

サンドペーパー

サンドペーパー

凹凸の大きい部分は電動ペーパー

凹凸の大きい部分は電動ペーパー

昨日塗布したオスモカラーのフロアクリアーはフローリング材に浸透しオイルの艶もほとんど消え、フローリング材自体の色の変化の度合いも少し戻り、少し明るくなっております。

(東京都中野区弥生町)

一度オイルを塗布することで木目が立つので細目のサンドペーパーで表面を整え、凹凸の目立つ部分は再度電動ペーパーにて研磨。

フローリング マンション内装 木部塗装

フローリングのオイルフィニッシュ

オスモ フロアクリアー

研磨後

研磨後

フロアクリアー1回目塗布

フロアクリアー1回目塗布

オイルによりフローリングが濡れ色に変化

オイルによりフローリングが濡れ色に変化

着色ウレタンクリアーで仕上がっていた無垢フローリングを天然油脂が主成分のオスモカラーのフロアクリアーで仕上げます。

オスモカラーのフロアクリアーについて少々ご説明させて頂きます。

photo_floorclear.jpg

 

 

木材に浸透する自然塗料と木材の上に塗膜を形成するウレタン塗料の機能をそなえていて、自然塗料と合成樹脂塗料の弱点を克服した塗料といえます。

オイルなどの自然塗料の特徴

メリット
・木に深く浸透する
・塗膜を形成したい為膨れ、ワレ、ハガレが生じない
・植物油の浸透により木目が際立つ

デメリット
・液体に対して弱く、シミ、汚れがつきやすい
・頻繁なメンテナンスの必要性

ウレタンクリアー等の合成樹脂塗料の特徴

メリット
・塗膜により保護される為、液体に強い
・耐摩耗性に優れている

デメリット
・合成樹脂の塗膜によることで触れた際の木の質感が失われる
・経年によりと幕に割れやハガレが生じます
・塗り替えの際、旧塗膜をすべてサウンディング除去の必要があります。
(費用とメンテナンス期間の問題)
・部分補修が困難
(費用と美観の問題)

さて、画像を見て頂くと一目瞭然ですが、オイルが無垢のフローリング材の深く浸透することにより木目が際立ち材の色自体も濡れ色に変化します。

フロアクリアーは着色剤を含んでいません。
画像の色の変化はオイルの浸透によるフローリング材自体の自然な変化です。

色の変化の度合いは木材の種類にもよりますが、新しいものほどオイルの浸透量が少ないため、変化の度合いが少なく、古いものほどオイルの浸透量が多いため変化の度合いが大きくなります。

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フローリング マンション内装 木部塗装

無垢フローリングの研磨

壁面養生開始

壁面養生開始

キッチンは全面養生

キッチンは全面養生

ドラムサンダーによる研磨

ドラムサンダーによる研磨

現場は着色ウレタンクリアーで仕上がっている無垢フローリングを研磨し自然塗料のオイル仕上にする仕事です。
(東京都中野区弥生町)
まずは、施工準備とし、壁面の養生から行います。
その後研磨へ。

着色材が浸透しているため通常よりも深く削る必要があるので、サンダーの取り付けるサンドペーパーは粗いものから順に

#24、#40、#60、の3種類で研磨

その後、ポリッシャーにて、

#80、#150の2段階で研磨を実施いたしました。

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