202506/21
木製玄関ドア再生4
着色ウレタンクリアー吹付
木製玄関ドア再生4日目です。
昨日までステイン着色をし、吹付するために玄関ドアを養生で囲います。
低圧温風塗装機で計7回吹き付け仕上げます。
ABAC温風低圧塗装機は、空気の刷毛と呼ばれるくらい、高塗着率を誇る、環境基準の厳しいドイツで50年以上前に開発された流体力学を応用したプロ専用の低圧塗装システムです。
塗料は車両用でも使用できるイサム塗料のハイアート3000のエクストラベースです。
さて、木製玄関ドア再生の費用の目安は、ドアの大きさと形状、劣化状況に応じて、片開で20万~、親子ドアで30万~、両開きで40万~となります。
上記のように飾り格子などがある場合、片開であっても、フラットなドアと比較し手間がかかるりますので、30万~くらいが目安になります。
相応の技術と工程数が多いのでどうしても割高になってしまいますが、思い出の込められた高級木製玄関ドアを見事に再生させることができ、お喜びのお声を頂くことが多い仕事です。