【マンション内装】の記事

フローリング マンション内装 木部塗装

フローリングのオイルフィニッシュ

オスモ フロアクリアー

研磨後

研磨後

フロアクリアー1回目塗布

フロアクリアー1回目塗布

オイルによりフローリングが濡れ色に変化

オイルによりフローリングが濡れ色に変化

着色ウレタンクリアーで仕上がっていた無垢フローリングを天然油脂が主成分のオスモカラーのフロアクリアーで仕上げます。

オスモカラーのフロアクリアーについて少々ご説明させて頂きます。

photo_floorclear.jpg

 

 

木材に浸透する自然塗料と木材の上に塗膜を形成するウレタン塗料の機能をそなえていて、自然塗料と合成樹脂塗料の弱点を克服した塗料といえます。

オイルなどの自然塗料の特徴

メリット
・木に深く浸透する
・塗膜を形成したい為膨れ、ワレ、ハガレが生じない
・植物油の浸透により木目が際立つ

デメリット
・液体に対して弱く、シミ、汚れがつきやすい
・頻繁なメンテナンスの必要性

ウレタンクリアー等の合成樹脂塗料の特徴

メリット
・塗膜により保護される為、液体に強い
・耐摩耗性に優れている

デメリット
・合成樹脂の塗膜によることで触れた際の木の質感が失われる
・経年によりと幕に割れやハガレが生じます
・塗り替えの際、旧塗膜をすべてサウンディング除去の必要があります。
(費用とメンテナンス期間の問題)
・部分補修が困難
(費用と美観の問題)

さて、画像を見て頂くと一目瞭然ですが、オイルが無垢のフローリング材の深く浸透することにより木目が際立ち材の色自体も濡れ色に変化します。

フロアクリアーは着色剤を含んでいません。
画像の色の変化はオイルの浸透によるフローリング材自体の自然な変化です。

色の変化の度合いは木材の種類にもよりますが、新しいものほどオイルの浸透量が少ないため、変化の度合いが少なく、古いものほどオイルの浸透量が多いため変化の度合いが大きくなります。

> 木部塗装について 詳しくはこちら
木部塗装について:木材独自の機能や美しさを生かす塗料と仕上げをご紹介

フローリング マンション内装 木部塗装

無垢フローリングの研磨

壁面養生開始

壁面養生開始

キッチンは全面養生

キッチンは全面養生

ドラムサンダーによる研磨

ドラムサンダーによる研磨

現場は着色ウレタンクリアーで仕上がっている無垢フローリングを研磨し自然塗料のオイル仕上にする仕事です。
(東京都中野区弥生町)
まずは、施工準備とし、壁面の養生から行います。
その後研磨へ。

着色材が浸透しているため通常よりも深く削る必要があるので、サンダーの取り付けるサンドペーパーは粗いものから順に

#24、#40、#60、の3種類で研磨

その後、ポリッシャーにて、

#80、#150の2段階で研磨を実施いたしました。

> 木部塗装について 詳しくはこちら
木部塗装について:木材独自の機能や美しさを生かす塗料と仕上げをご紹介

マンション内装

ファローアンドボール2

英国のインテリアペイント ファロー&ボール

玄関前のニッチェ

玄関前のニッチェ

下駄箱のスリット扉

下駄箱のスリット扉

ファローアンドボール

ファローアンドボール

画像は昨日同様、マンション内装のスケルトンリフォームの現場です。

(東京都品川区)

折角なので再度英国生まれのインテリアペイント、ファローアンドバールのご紹介です。

FALLOW&BALL (Click!)
1930年代、英国南部のウィン・ボーンでジョン・ファローとリチャード・ボールによりファロー&ボール社が設立。
このF&Bのペイントは、最高級の天然素材を独自に配合され、英国で唯一自社工場での生産を続けています。もちろん揮発性有機化合物がゼロで日本基準よりはるかに厳しい英国基準(FDA )*をクリアーした、最高ランクの安全性を保持しています。
また、顔料が他社と比較し3~4割ほど多く使用され、塗った状態で細かい粉状になった顔料により受ける光の反射が一定方向にならず、奥行きのある微妙な表情を見せます。
この質感は単調でフラットな通常のペイント仕上げと異なり、日本の漆喰に似て「chalky(チョークのような)と表現されます。

FDA (US Food and Drugs Administration)
一般食品から薬品まで幅広く規制、管理してる機関です。主に、一般消費者の健康維持、保護を目的とし、科学と法律の融合によって、より安全性の高い、効果的な製品を提供できるように企業をサポートしています。
ファローアンドボールが塗料殺菌用に使用している薬品はすべてFDAによって安全性が認定されています。

ファローアンドボールペイントは132色の英国伝統色をご用意しています。うち57色のナショナルトラストの指定色をもち、現在でもなおナショナルトラストの建築物の修復に使用されています。
18世紀を代表する建築家が好んで使っていた33 Pea Greenや、19世紀初めのイギリスを代表するAttingham Parkの美術館に由来する、42 Picture Gallery Red。この他にも様々な歴史を感じさせるペイントの名前は単に古く、退屈なものではなく、常に時代のスタンダードとしてその色と共に愛されています。

マンション内装

ファローアンドボール

ファローアンドボール
ファローアンドボール
ファローアンドボール
1/13 にご紹介させていただいたマンションのスケルトンリフォームの現場の補修塗装へ
(東京都品川区)
オイルフィニッシュ仕上の無垢フローリング(チーク)、壁面は珪藻土が使用された無添加リフォームにおいて、当社は主に造作材の塗装に携わらせていただきました。

造作材やリビングの天井は英国製のFARROW&BALL(ファローアンドボール)のESTATE EMULSION(エステートエマルション)で仕上げました。

マンション内装

エコリフォーム

ファローアンドボール

木製窓枠塗装

木製窓枠塗装

木製窓枠塗装

木製窓枠塗装

ファローアンドボール

ファローアンドボール

昨年から携わらせていただいたマンションのスケルトンリフォームの現場へ
(東京都品川区)

床には無垢のフローリング材、壁には珪藻土、棚板はオイルフィニッシュ仕上げなど、化学製品を極力控えた無添加リフォームです。
建具などには機能性よりも仕上がりの質感を重視し、あえて天然顔料を使用したは英国製のFARROW&BALL(ファローアンドボール)のESTATE EMULSION(エステートエマルション)を使用
カラーはWhite tie №2002


FALLOW&BALL (Click!)
1930年代、英国南部のウィン・ボーンでジョン・ファローとリチャード・ボールによりファロー&ボール社が設立。
このF&Bのペイントは、最高級の天然素材を独自に配合され、英国で唯一自社工場での生産を続けています。もちろん揮発性有機化合物がゼロで日本基準よりはるかに厳しい英国基準をクリアーした、最高ランクの安全性を保持しています。
また、顔料が他社と比較し3~4割ほど多く使用され、塗った状態で細かい粉状になった顔料により受ける光の反射が一定方向にならず、奥行きのある微妙な表情を見せます。
この質感は単調でフラットな通常のペイント仕上げと異なり、日本の漆喰に似て「chalky(チョークのような)と表現されます。
色は132色
日本の総代理店はカラーワークス (Click!)