【外壁ALCパネル】の記事

シーリング 外壁ALCパネル 新宿区

【新宿区愛住町・外壁改修】ALC集合住宅のシーリング工事が完了

安心を生む「オーナー様下地検査」の様子をご報告

ALCパネルシーリング処理3
ALCパネルシーリング処理3
ALCパネルシーリング処理3

【新宿区愛住町】ALC集合住宅の外壁改修工事:シーリング作業完了と下地検査のご報告

先週に引き続き、東京都新宿区愛住町にて施工中の、外壁ALC仕様の集合住宅における外壁改修工事の進捗状況をご報告いたします。

建物の防水性と耐久性を維持するための極めて重要な工程である「シーリング工事」が、大きな節目を迎えました。

1. 開口部(サッシ・ドア回り)のシーリング打ち替え完了

雨漏りのリスクが最も高い開口部(サッシ回りおよびドア回り)においては、既存の劣化したシーリング材をすべて撤去し、新しく打ち替える「サッシ回りシーリング打ち替え工事」を実施いたしました。隙間なく的確に充填し、防水性能を新築同様の状態へと再生させております。

2. ALC目地のシーリング増し打ち完了

ALCパネルの接合部である目地部分につきましては、建物の動きに追従し、ひび割れや漏水を防ぐための「シーリング増し打ち工事」を行いました。こちらもほぼすべての箇所で作業が完了しております。

3. 安心の品質管理:オーナー様による「下地検査」の実施

シーリング工事の完了に伴い、本日はオーナー様にお立ち会いいただき、仕上がりの「下地検査」を実施いたしました。塗装を行ってしまうと見えなくなってしまう重要な下地(シーリング)の品質を、次の工程(塗装工事)に進む前に直接ご確認いただくことで、施工の透明性と安心感を確保しております。

オーナー様からも無事に太鼓判をいただきました。弊社では、見えなくなる部分だからこそ一切の妥協をせず、厳格な品質管理のもとで施工を進めております。

次週からは、いよいよ外壁の美観と耐久性を高める「塗装工程」へと移る予定です。引き続き、安全第一で施工に努めてまいります。

シーリング 外壁ALCパネル 新宿区

外壁塗装の寿命を決めるシーリング材の種類と選び方

「適材適所」を徹底解説

プライマー塗布

プライマー塗布

シーリング材充填

シーリング材充填

ヘラ仕上げ

ヘラ仕上げ

新宿区愛住町での集合住宅外壁改修工事:シーリング作業の進捗報告

本日は降雨のため、安全と施工品質の維持を考慮し、現場作業を中止いたしました。本記事の画像は、昨日実施いたしました東京都新宿区愛住町における集合住宅の外壁改修工事の模様です。当日はマスキング養生を完了し、下地との密着性を高めるプライマーの塗布を行いました。その後、職人が手分けをしてシーリング材の充填およびヘラ仕上げを的確に進めております。

建物の寿命を守るシーリング材の種類と選び方

シーリング材には、外壁塗料と同様に数多くの種類が存在します。例えば、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系といった成分の違いに加え、以下の特性によって分類されます。

低モデュラス・高モデュラス:目地・ジョイント部の伸縮追従性の有無に応じた分類

1液型・2液型:施工現場での硬化剤調合の有無による分類

ノンブリードタイプ:仕上げ塗膜を汚染させないための仕様

室内専用シーリング材:シックハウス症候群に対応した製品

シーリング材の選定は、塗料のように「耐久性と価格」のバランスだけで決めることはできません。建物の構造や施工部位に応じた「適材適所」の選定が最も重要となります。各シーリングメーカーにより成分や見解は多少異なりますが、ここでは代表的なシーリング材の種類と特徴、および最適な施工部位について分かりやすく解説いたします。

1. アクリル系シーリング材

ALCパネル(軽量気泡コンクリート)の新築時に採用される事例が多く、コストパフォーマンスに優れています。しかし、改修工事においては耐久性の観点から採用をおすすめできないケースが多いため注意が必要です。

2. ポリウレタン系(ウレタン系)シーリング材

外壁モルタル面のVカット補修やサイディング改修、ALCやRC(鉄筋コンクリート)の改修時に広く使用されています。耐久性と仕上げ塗膜との密着性に非常に優れている点が特徴です。ただし、一般的なウレタン系は紫外線に弱い性質を持つため、上から塗装を行わない露出仕上げには適していません。

近年では、メーカーの開発により紫外線に強い高耐候性のウレタン系製品(例:オート化学工業「オートンサイディングシーラント」など)も登場しています。

3. 変成シリコーン系(変成シリコン)シーリング材

サイディングの目地、タイル面、石材面などに最適です。耐久性が高く、シーリング材の上から塗装をしない「露出仕上げ」の箇所にも推奨されます。

一方で、サイディング改修などで上から塗装を重ねる場合、塗膜の密着不良やブリード現象(シーリングの成分が染み出て塗装面を汚す現象)を防ぐため、専用プライマーの塗布が必要です。最近では「ノンブリードタイプ」の変成シリコーン材が普及しており、サイディング改修において耐候性と美観維持(非汚染性)の両面で最も高い効果を発揮しています。

4. シリコーン系(シリコン)シーリング材

ガラス周り、浴室、洗面所などの水回りに適したシーリング材です。耐熱性や耐寒性といった耐久性は極めて優れています。しかし、塗料を完全に弾いてしまうため「上から塗装を行う箇所」への使用は絶対に避けなければなりません。

5. ポリサルファイド系シーリング材耐候性、および被着体(石材など)に対する非汚染性に優れています。その特性から、主にタイルや石材の目地補修に適しています。

専門的な情報・メーカー資料リンク一覧さらに詳しく知りたい方は、各シーリングメーカーが公開している以下の公式ホームページや専門資料をご参照ください。

<シーリングメーカーリング>
●セメダイン (Click!)
●サンスター技研 (Click!)
●オート化学 (Click!)
●コニシ (Click!)

<シーリングメーカーによる各種資料>
●セメダイン 基材別特徴 (Click!)
●セメダイン 適材適所一覧表 (Click!)
●サンスター技研 建築用シーリング一覧表 (Click!)

シーリング 外壁ALCパネル 新宿区

新宿区愛住町】ALC集合住宅の外壁改修

3つのシーリング使い分け

ドア廻りは既存シーリング撤去

ドア廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

【施工事例】新宿区愛住町にてALC集合住宅の大規模外壁改修が着工

この度、東京都新宿区愛住町におきまして、建物の長期的な防水性と安全性を維持するためのALCパネル構造・集合住宅の外壁改修工事に参画いたしました。

外壁材がALCパネルの場合、仕上がりと寿命を左右する最重要の基礎工程が、パネル同士の継ぎ目や開口部の「シーリング(防水)処理」になります。

こちらは築年数が10年以上経過しており、今回が初めての全面改修となるため、経年劣化した防水層を根本からリセットする強固な下地調整を推進しております。

構造の挙動と雨水の軌道を計算した「3つのシーリング仕様」の使い分け

これまでに蓄積してきた防水理論に基づき、本現場におきましては、建物の部位ごとに工法(増し打ち・打ち替え)と塗材を最適に配置する緻密なリスク管理を実施いたしました 。

1. ALC目地:ウレタンシーリングによる「増し打ち」:ALC目地は底が深い凹形状で、動きの少ない目地です 。既存層の上から重ねても防水に必要な十分な厚み(膜厚)が確保できるため、費用対効果に優れた「増し打ち」を適用します 。

2. サッシ(窓)周り:ウレタンシーリングによる「全面打ち替え」:雨漏りの原因になりやすい窓周りは、既存の劣化シールを完全に除去 。塗料との密着性が極めて高い2液反応硬化型ウレタンを用いた「打ち替え」を徹底し、隙間からの雨水浸入を完全にシャットアウトします 。

3. サッシ水切り上部:変成シリコンによる「打ち替え」:雨水が集中し、かつ後に外壁塗料を塗り重ねない(露出仕上げとなる)隙間においては、紫外線に弱いウレタンを排し、単体での耐候性・耐UV性に優れた「ノンブリード型変成シリコン」による打ち替えを選択 。経年による黒ずみ汚染を内側から防止します。

完成後に見えなくなる「適材適所」にこそ、職人の矜持が宿る

画像は、サッシ開口部の既存シールを綺麗に削ぎ落としたのち、新規シーリング材で外壁を汚さないよう、職人の手で1本ずつマスキングテープを貼って下地を整えている様子です。

部位ごとに工法と材質を厳密に使い分けるプロセスは、すべての目地を一律に同じ安価な材料で済ませてしまう簡易施工では決して真似のできない、弊社の標準仕様です。

外壁塗装が完了して足場を解体すれば、この緻密な使い分けは外部からは一切視認できなくなります 。しかし、見えない部分にこそ最上位の主眼を置き、科学的根拠に基づいて実直に下地を作り込むことこそが、大切なお住まいの資産価値を長期にわたって守り抜く職人の矜持です。