【自然塗料】の記事

自然塗料 目黒区

ドイツ本漆喰プラネットウォール

フェザーフィール

フェザーフィール完成

フェザーフィール完成

フェザーフィール搬入時

フェザーフィール搬入時

目黒区の閑静な住宅街にて、新築住宅の内装をドイツ漆喰で仕上げました。

この塗材は、プラネットジャパンのフェザーフィールで、化学物質は一切は含まず、厳選された天然素材で構成され、下記の特徴があります。

・調湿機能を備え室内の湿度を適度に保つことができカビの発生を抑えることができます。

・塗材の成分であるアルカリ性の石灰が臭いの下をやウィルスを分解します。

・ケミカル系の塗料と異なり燃えることなく、有害物質も発生いたしません。

プラネットジャパンの製品はドイツエコテストマガジンにおいて、安全性と機能性においてナンバーワンの称号を得ています。

尚、基本は白ですが、鉱物顔料を混ぜることで色彩の調整も可能となります。

> 自然塗料について 詳しくはこちら
自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方

フローリング 自然塗料 世田谷区

無垢フローリング2

ハードクリアオイル

無垢フローリング2

プラネットカラーハードクリアオイル

完成1

完成1

完成2

完成2

さて、今回使用させて頂いたオイルは亜麻仁油が主成分のプラネットカラーのハードクリアオイルです。

化学物質が含まれていないため、環境だけでなく、赤ちゃんやにおいに敏感なペットがいても安心して使用できます。

塗りたてはピカピカなのですが、乾燥することで艶が落ち着きます。

合成樹脂塗料によるフロアコーティングの10年以上ワックスがけいらずメリットととし、自然塗料仕上によるメンテナンスの必要性をデメリットと称する人もいますが、それは依頼するお施主様による価値観によるもので、けして固定的なものではないと考えております。

プラネットカラー クリア仕上

自然塗料

 

> 安田塗装の【無垢フローリング再生塗装】 詳しくはこちら

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自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方

フローリング 自然塗料 世田谷区

無垢フローリング

自然塗料仕上

無垢フローリング

サンドペーパー研磨

溶剤による拭き取り

溶剤による拭き取り

オイル仕上

オイル仕上

フローリングをコーティングする場合、UVコーティングやガラスコーティング、シリコンコーティング、水性や油性のウレタンコーティング等様々ありますが、これらは全て強固な塗膜でフローリング材を守りますが、呼吸や触れた際の木肌感は損失われ、無垢材のぬくもりや触れた際の木肌感は損なわれてしまいます。

オイルは強固な塗膜は形成することはありませんが、無垢材に深く浸透し、呼吸(調湿機能)を妨げることなく、木肌感を保ちながら保護いたします。

コーティング材と比較し、耐久性が弱く、10年耐久ではなく、数年に一度のメンテナンスが必要となりますが、それが味わいとなり温かな空間をつくります。

木部の塗装について

自然塗料について

 

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自然塗料

プラネットジャパン3

ゲルト・ツィーゼマン氏の公正なる精神

ゲルト・ツィーゼマン氏

ゲルト・ツィーゼマン氏

原材料を全て公開

原材料を全て公開

聖ニコライ教会

聖ニコライ教会

関東支社でのセミナー

関東支社でのセミナー

プラネットジャパン1では平尾社長の青年時代とプラネットジャパン創業について、2では、クライデツァイトの歩みと現在について触れ、今回はクライデツァイトの哲学をご紹介いたします。

クライデツァイトの哲学

全ての成分 / 原材料は公開

卵や大豆、漆などの自然・天然の原料でもアレルギーを引き起こすことがあります。

しかし、すべての原材料が公開されていればアレルギー体質の方もアレルゲンを含まない製品を選択することができるからです。

歴史的建造物や重要文化財の修復作業に関するノウハウを提供

東西ドイツが統一されるきっかけともなった聖ニコライ教会やドイツの作家ゲーテの生家、作曲家バッハゆかりの教会など様々な歴史的建造物や重要文化財の修復作業の際には製品だけではなく、ノウハウも同時に提供しています。

人と環境に配慮した安全な製品作り

エンドユーザーに対する安全だけではなく、「原料の採掘・採取」、「製造」、「施工」、「住まう人」、「廃棄時」の全ての製品ライフサイクルにおいて常に人と環境に配慮した安全な製品作りを行っています。また、製造は原料を“粉砕”、“濾過”、“加熱”するといったシンプルなプロセスで行われており、必要なエネルギーはおがくずを燃やすことによって賄われています。

 セミナー開催などを通じて常に情報を発信

ドイツ国内ではマイスター、販売店、DIYユーザーなどに対して様々なセミナーが開催されています。
また、毎年テクニカルチームが来日し、日本各地でもこれまでに30回近くのセミナーが開催されました。

クライデツァイトのこれから

ゲルト・ツィーゼマン氏は言います。

「ラスコーの洞窟に描かれている壁画から現代に至るまで塗料は私たちと共に歩み続けています。

卵やビール、チーズなどを接着剤に、土を顔料として塗料が作られていた歴史があるのに現代の人々が合成塗料しか知らないというのは驚くべきことです」

3回の社屋移転を経て社員数は25名ほどに増えましたが、今でも最新式のミキサーとオイル精選用のポット、精巧な秤以外は機械らしいものが見当たりません。

毎年春になると何組かのツバメのカップルが訪れ工場の軒下で子育てを行えるような静かな環境で変わらず製品が作られています。今後も伝統的な歴史を踏襲しつつ、さらに人と環境に優しい自然塗料・天然壁材の製造に取り組んでいきます。

——テキスト及び写真はプラネットジャパン様HPより引用並びにご協力——-

往々にしてビジネスというのは、その本来の性格から経済効率を上げ、利潤を追求することを第一義とし、企業の論理や資本の論理に左右され、しばしば利潤をめぐる争いであったり、環境破壊であったり、そして、戦争の誘因さえなってきた歴史があります。

塗料で言うならば、近代から現代かけて、石油化学合成による合成樹脂塗料は高耐久と鮮やかな色彩の需要に押され、圧倒的に広まりましたが、石油や石炭など限られた天然資源の減少はもとより、揮発性有機化合物による地球温暖化などの環境負荷とシックハウス症候群や科学部室過敏症などの人体に対する悪影響は明らかとなっています。

しかし、クライデツァイトの経営理念は、ゲルト・ツィーゼマン氏の公正な精神によって、

・消費者への思いが塗料メーカーにとって企業秘密ともいうべき、全ての成分と原材料の公開となって現れ

・地球環境への思いが、原材料への採取から、製造過程、使用過程、廃棄過程に至るまでの製品のライフサイクルが生態系に負荷を与えない製品となって現れ

・文化へ思いが、歴史的建造物と重要文化財の修復作業におけるノウハウ提供となって現れているのでしょう。

きっと、科学も政治も、そして経済も、あらゆる活動は人の苦しみを減らし、幸福を増すためにあり、貢献していかなければならないということを知悉していたに違いありません。

だからこそ、差別ない社会への思いを世界に発信しようとの、プラネットジャパン平尾社長のカウナスにおる、杉原千畝記念館再生の活動に積極的にご協力して下さり、その成果を我がことのように、心から喜んで下さったのです。

それは、きっと、ゲルト・ツィーゼマン氏ご自身の哲学である「個人の幸福と社会の繁栄は一致しなければならない」という平和への思いと重なったからに他ならないでしょう。

関連ブログ

陰の大功労者

昨年秋、クライデツァイトのシリカットペイントで杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた理念の映像です。

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自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方

自然塗料

プラネットジャパン2

クライデツァイト プラネットジャパンのパートナー

すべては1987年に始まりました。反抗心からでした。 当時は、ウッドチップの壁紙を白く塗るのが流行していました。白い顔料は今でもチタンホワイトで、製造過程で薄い酸が生成されます。この薄い酸が北海に投棄され、大量のアザラシが死にました。 ゲルト・ツィーゼマンはこれに対抗したいと考え、古い塗装業界を研究し、チョーク、カード、ホウ砂から作られた壁用塗料のレシピを見つけました。彼はこれらのレシピを原材料とともにエコマーケットで提供し、多くの興味を持つ人々を見つけました。

すべては1987年に始まりました。反抗心からでした。 当時は、ウッドチップの壁紙を白く塗るのが流行していました。白い顔料は今でもチタンホワイトで、製造過程で薄い酸が生成されます。この薄い酸が北海に投棄され、大量のアザラシが死にました。 ゲルト・ツィーゼマンはこれに対抗したいと考え、古い塗装業界を研究し、チョーク、カード、ホウ砂から作られた壁用塗料のレシピを見つけました。彼はこれらのレシピを原材料とともにエコマーケットで提供し、多くの興味を持つ人々を見つけました。

1992年、ゲルト・ツィーゼマンは娘たちと一緒に「マウスの旅」を観ました。そこでは石油ベースの塗料の製造について説明されていました。ゲルト・ツィーゼマンは編集者への手紙の中で、石油化学製品なしで塗料を製造できると書いています。アルミン・マイヴァルトと彼のチームはゲルト・ツィーゼマンと一緒に 3 つの作品を撮影し、その中でカゼイン接着剤の威力と無毒の壁用塗料の製造を紹介しました。これらの作品の反響は白亜紀の画期的な進歩であり、私たちの小さな会社は成長し始めました。壁用塗料に加えて、木材用の油性塗料や表面デザイン用の伝統的な漆喰が開発されました。

1992年、ゲルト・ツィーゼマンは娘たちと一緒に「マウスの旅」を観ました。そこでは石油ベースの塗料の製造について説明されていました。ゲルト・ツィーゼマンは編集者への手紙の中で、石油化学製品なしで塗料を製造できると書いています。アルミン・マイヴァルトと彼のチームはゲルト・ツィーゼマンと一緒に 3 つの作品を撮影し、その中でカゼイン接着剤の威力と無毒の壁用塗料の製造を紹介しました。これらの作品の反響は白亜紀の画期的な進歩であり、私たちの小さな会社は成長し始めました。壁用塗料に加えて、木材用の油性塗料や表面デザイン用の伝統的な漆喰が開発されました。

2002 年、ゼーレムの古い製材所が当社の本社になりました。30 名の従業員が製品の製造、梱包、発送を担当しています。夏には、ホールで繁殖するツバメのつがいを歓迎します。パッケージにツバメの糞が付いても、苦情の理由にはなりません。

2002 年、ゼーレムの古い製材所が当社の本社になりました。30 名の従業員が製品の製造、梱包、発送を担当しています。夏には、ホールで繁殖するツバメのつがいを歓迎します。パッケージにツバメの糞が付いても、苦情の理由にはなりません。

現在は彼の娘であるレア・ハンコファーとユーレ・ツィーゼマンが取締役を務めており、「環境に優しい方法で生産できないものは、生産しません! 」という原則に従って一貫して会社を経営し続けています。自然と環境を大切に扱い、再生可能な原材料のみを使用して製品を製造するという当社の価値観は、若い世代にも共感を呼ぶと確信しています。

現在は彼の娘であるレア・ハンコファーとユーレ・ツィーゼマンが取締役を務めており、「環境に優しい方法で生産できないものは、生産しません! 」という原則に従って一貫して会社を経営し続けています。自然と環境を大切に扱い、再生可能な原材料のみを使用して製品を製造するという当社の価値観は、若い世代にも共感を呼ぶと確信しています。

それでは、平尾社長の経営するプラネットジャパンの大切なパートナー企業であるドイツのクライデツァイトとはどんな会社なのでしょう?

クライデツァイトのあゆみ
クライデツァイトの誕生

ドイツ国内では純自然塗料メーカーとして常にトップクラスの評価を得ているクライデツァイト。
しかし、同社のはじまりが青空市場だったことはあまり知られていません。
社長のGert Ziesemann(ゲルト・ツィーゼマン)氏は、青空市場で有機野菜を販売する傍ら、訪れるお客さんに伝統的で化学物質を一切含まない安全な塗料や壁材の作り方を分かりやすく説明していました。
これが徐々に評判を呼び、1988年に自然塗料メーカー“クライデツァイト社”が産声をあげました。

クライデツァイトの今
現社屋および工場はドイツ北部のゼーレムという人口900人の小さな村に位置しており、ここでプラネットカラーやプラネットウォールなどの製品が製造されています。
工場というと近代的な建物をイメージされがちですが、塗料や壁材はすべて天然の素材を調合し、伝統的な製法で作ることにこだわっているので、機械は最小限に、できるだけ人の手で製造しています。

クライデツァイトの工場
ここには創業当時使われていた1880年代のアンティークな攪拌機が今でも大事に展示されています。
1880年代のアイスクリーム製造用のアンティークなミキサー。
クライデツァイト社では創業から1994年までこのミキサーが使われていました。
皮のベルトで動くので騒音がひどく、一度に攪拌できるパウダーの量も限られていました。
また,社屋の裏手にはかぼちゃなどの作物畑がありますが,廃棄処分となった壁材などが一旦コンポーザーに貯蔵され、その後肥料として使われています。収穫されたかぼちゃは秋には美味しいパンプキンスープに生まれ変わって、社員の舌を楽しませます。
工場裏手にはかぼちゃ畑があります。製品には防腐剤が含まれていないため、牛乳たん白などを含む製品の使い残しは作物の肥料として土に還元されます。

—–以上プラネットジャパンのHPより引用——-

有機野菜の青空市場からその自然素材を利用した安全な塗料と壁材づくり

小さな村でのあたたかい家族的経営、機械化による効率化よりも人の手を施した温もりのある製造過程

目先の効率化よりも社員と環境を大切にする経営姿勢

きっと、時代の流れても大切なものを忘れない一貫性のある経営理念に裏打ちされた経営が温かな心が平尾社長の心を動かしたのでしょう。

 

Our History

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