200809/05
ドイツ製ABAC温風低圧機で吹付
ガラリ扉を工場で仕上げるプロの技術
【施工レポート】ガラリ扉は工場へ持ち込み。ABAC温風低圧機による精密吹付
昨日のブログに引き続き、東京都世田谷区砧におきまして進行中である、マンション内装リフォームに伴う建具の弱溶剤ウレタン塗り替え工事の模様をお届けいたします。
平滑なデザインの室内ドアや枠に関しては、昨日ご紹介いたしました通り、現場にて「短毛ローラー」を用いて家具さながらの美しい3分艶に仕上げております。しかし、細い羽板が斜めに何枚も並ぶ複雑な構造の「ガラリ扉(ルーバー扉)」においては、ローラーやハケだけでは奥まった隙間まで均一に膜厚を確保することが困難です。
そこで弊社では、仕上がりの均一性を極限まで高めるため、ガラリ扉をすべて取り外し、豊島区にございます弊社の工場へと持ち帰って「吹き付け塗装」を行う方針をとっております。
最高峰の仕上がりを創り出すドイツ製「ABAC温風低圧塗装機」の優位性
工場内での精密な吹き付け仕上げにおきましては、一般的な高圧コンプレッサーによるスプレーガンではなく、環境先進国であるドイツ製の最高峰機材「ABAC(エーバック)温風低圧塗装機」を投入いたしました。本機を導入して施工にあたる背景には、仕上がりを左右する以下の卓越した論理的メリットがございます。
1. 温風がもたらす極上のレベリング性と肉持ち感
独自のクリーンな温風(熱風)を送り込みながら塗料を噴霧するため、塗料の粘度が絶妙に低下し、非常に細かく微粒化されます。これにより、ハケ目の出ない圧倒的に滑らかな肌触りと、弱溶剤ウレタン特有の吸い込まれるような美しい肉持ち感が生まれます。
2. 低圧による「塗料飛散の極小化」と隙間への均一塗工
一般的な高圧吹き付けとは異なり、低圧の大量空気(HVLP理論)で塗料を包み込むように噴射するため、塗料の跳ね返りや無駄な飛散(オーバースプレー)が極めて少ないのが特徴です。風の流れがガラリの複雑な隙間の奥深くまで的確に塗料を届け、厚みが不均一になりやすいハネの裏表まで、均一で強固な保護層を創出します。
建具の形状に応じた最適なアプローチこそが職人の矜持
「現場での短毛ローラー仕上げ」と「工場に持ち帰っての温風低圧吹き付け仕上げ」。建具の形状や構造に合わせて、機材や施工環境をここまで厳密に使い分ける一連のプロセスは、手離れの良さやスピードだけを重視する簡易塗装では決して真似のできない、妥協を排した弊社の標準仕様です。
手間と時間を惜しまず、それぞれの建具にとって最高となる工法を論理的に選択することこそが、大切なマンションの資産価値を蘇らせる職人の矜持(プライド)だと考えております。
「室内のガラリ扉や特殊な建具の色褪せ・ベタつきを綺麗に直したい」「最先端の塗装設備と確実な知識を持った自社職人にリフォームを任せたい」とお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。確実なプロの段取りで、期待を超える品質をお届けいたします。


















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