見えなくなるケレン作業が、鉄部塗装の耐久性を左右します
マルチツールによる浮き塗膜剥がし
超硬スクレーパーによる錆層の叩き削り
サンダーのより素地を整えます
このたび、弊社が拠点を置く東京都豊島区内にて、鉄骨階段の再生・メンテナンス工事を拝命いたしました。
鉄部塗装において最も重要なのは、どのような高性能塗料を使用するかだけではありません。
塗装前の下地処理、いわゆるケレン作業が、その後の耐久性を大きく左右します。
特に屋外の鉄骨階段は、雨風にさらされるため錆が進行しやすい箇所です。
どれほど高耐久の上塗り材を使用しても、錆や浮いた塗膜を残したまま塗装してしまえば、数年を待たずに内側から錆が広がり、塗膜の剥がれにつながる恐れがあります。
今回の工事では、次の塗膜がしっかり密着し、長期的な防錆性能を確保できるよう、3段階に分けて丁寧にケレン作業を行いました。
まず、電動マルチツールに塗膜剥がし用の替刃を取り付け、経年劣化によって浮き上がった既存の脆弱な塗膜を剥がしていきます。
次に、超硬スクレーパーを使用し、固着した錆の層を削り落とします。
錆が残ったままでは、防錆塗料の性能を十分に発揮させることができないため、細部まで確認しながら作業を進めます。
さらに、電動サンダーに3M社のスコッチ・ブライト ベベルブラックを取り付け、鉄部全体を研磨していきます。
この工程では、微細な錆を取り除くと同時に、塗料がしっかり密着するよう、鉄の表面に適度な目荒らしを行います。
こうした下地処理を終えることで、鉄骨階段は防錆塗料を受け止めるための健全な素地へと整っていきます。
塗装が完了してしまえば、どれほど丁寧にケレンを行ったかは見えなくなります。
しかし、この見えなくなる工程こそが、鉄部塗装の品質と耐久性を決める大切な部分です。
弊社では、目先の早さだけを優先するのではなく、10年先の安心につながる施工を大切にしております。
アパートやマンションの鉄骨階段の錆でお困りの方、長く安心できる鉄部塗装をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
一つひとつの工程を大切にしながら、誠実に施工してまいります。
▶スコッチ・ブライト™ ベベルブラック
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