202310/10
美しい仕上がりは道具で決まる
塗装職人がローラーにこだわる理由
塗装仕上げにおいて、耐久性はもちろん重要ですが、それと同じくらい大切なのが仕上がりの美しさです。
特にデザイナーズマンションのように意匠性が求められる建築では、色だけでなく、艶や塗肌まで含めて建築全体の印象を左右します。
今回の現場では、各戸の玄関ドアや点検口を、光沢の強い艶あり仕上げではなく、落ち着きのある3分艶で仕上げています。
仕上げには、6インチ・毛丈4mmの「マイクロキューブ」ローラーを使用しました。
このローラーは塗料の含みが良く、塗膜を均一に形成できるため、ローラー目が目立ちにくく、きめ細かな美しい仕上がりを実現できます。
一方で、価格だけを重視した品質の低いローラーは、塗料の含みが少なく飛散も多いため、塗膜が均一になりにくく、仕上がりの肌が粗くなってしまうことがあります。
どれほど技術のある職人が施工しても、道具の性能には限界があります。
だからこそ、私たちは仕上がりに応じてローラーを使い分け、一つひとつの現場に最適な道具を選定しています。
塗装工事の品質を支える要素は、大きく分けると次の3つです。
・職人の技術力
・建物に適した塗料の選定
・目的に応じた道具の選択
この3つが揃って初めて、美観と耐久性を兼ね備えた塗装品質が実現します。
施工会社を選ぶ際、多くの方は「どんな塗料を使うのか」「どんな職人が施工するのか」を気にされます。
もちろんそれらも重要ですが、実はどのような道具を使用するかにも、その会社の品質に対する姿勢が表れます。
道具にこだわる職人は、仕上がりにもこだわります。
私たちは、塗料だけでなく、刷毛やローラーなど一つひとつの道具にも妥協することなく、建築にふさわしい美しい仕上がりを追求してまいります。
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