【鉄部塗装】の記事

道具 鉄部塗装 中野区

美しい仕上がりは道具で決まる

塗装職人がローラーにこだわる理由

マイクロキューブ6インチ毛丈4mmにて

マイクロキューブ6インチ毛丈4mmにて

仕上がり

仕上がり

塗装仕上げにおいて、耐久性はもちろん重要ですが、それと同じくらい大切なのが仕上がりの美しさです。

特にデザイナーズマンションのように意匠性が求められる建築では、色だけでなく、艶や塗肌まで含めて建築全体の印象を左右します。

今回の現場では、各戸の玄関ドアや点検口を、光沢の強い艶あり仕上げではなく、落ち着きのある3分艶で仕上げています。

仕上げには、6インチ・毛丈4mmの「マイクロキューブ」ローラーを使用しました。

このローラーは塗料の含みが良く、塗膜を均一に形成できるため、ローラー目が目立ちにくく、きめ細かな美しい仕上がりを実現できます。

一方で、価格だけを重視した品質の低いローラーは、塗料の含みが少なく飛散も多いため、塗膜が均一になりにくく、仕上がりの肌が粗くなってしまうことがあります。

どれほど技術のある職人が施工しても、道具の性能には限界があります。

だからこそ、私たちは仕上がりに応じてローラーを使い分け、一つひとつの現場に最適な道具を選定しています。

塗装工事の品質を支える要素は、大きく分けると次の3つです。

・職人の技術力
・建物に適した塗料の選定
・目的に応じた道具の選択

この3つが揃って初めて、美観と耐久性を兼ね備えた塗装品質が実現します。

施工会社を選ぶ際、多くの方は「どんな塗料を使うのか」「どんな職人が施工するのか」を気にされます。

もちろんそれらも重要ですが、実はどのような道具を使用するかにも、その会社の品質に対する姿勢が表れます。

道具にこだわる職人は、仕上がりにもこだわります。

私たちは、塗料だけでなく、刷毛やローラーなど一つひとつの道具にも妥協することなく、建築にふさわしい美しい仕上がりを追求してまいります。

マイクロキューブ

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ローラーについて

鉄部塗装 茨城県

キュービクル塗装は設備を守るための重要なメンテナンス

キューピクルの塗装メンテ

施工後

施工後

施工前

施工前

ビルや商業施設の屋上などに設置されている高圧受変電設備(キュービクル)は、建物へ安定して電力を供給する重要な設備です。

しかし、屋外に設置されているため、長年にわたり雨風や紫外線の影響を受けることで塗膜が劣化し、錆が進行してしまいます。

錆が進行して鋼板に穴が開いてしまうと、内部へ雨水が浸入し、漏電や設備故障の原因となるだけでなく、周辺への送電にも影響を及ぼす波及事故につながる恐れがあります。

そのため、キュービクルの塗装は美観を整えることが目的ではなく、設備を長期間安全に維持するための重要な予防保全です。

今回、遠方のショッピングセンター様よりご依頼をいただき、キュービクルの塗装工事を施工させていただきました。

施工では、まず発生している錆を適切に除去し、エポキシ樹脂系錆止め塗料で下地を補修。その後、耐候性・耐久性に優れた2液溶剤形シリコン樹脂塗料で仕上げを行いました。

さらに、塗装完了後には窓枠のゴムパッキンも新しいものへ交換し、防水性や気密性についても改善しています。

設備機器は、不具合が発生してから修理や更新を行うよりも、適切な時期にメンテナンスを実施することで、結果としてライフサイクルコストを抑えることができます。

私たちは建物だけでなく、このような重要設備についても、長期的な視点で安全性と耐久性を考えた施工を心掛けています。

鉄部塗装 豊島区

外壁改修工事の鉄部塗装

雨天でも施工品質を守る鉄部塗装

鉄部上塗り

マンション大規模修繕工事では、天候に応じて工程を柔軟に変更しながら、施工品質を維持することが重要です。

前日の天気予報で午後から雨が予想されていたため、急遽、外部作業から雨の影響を受けないマンション共用部の鉄部塗装へと工程を変更いたしました。

鉄部は、まず二液型エポキシ樹脂錆止め塗料で下塗りを行い、その後、二液型シリコン樹脂塗料で仕上げます。

塗料の耐久性は主成分である樹脂の性能に大きく左右されます。また、二液型塗料は主剤と硬化剤が化学反応を起こして硬化するため、一液型に比べて耐久性・密着性に優れた強固な塗膜を形成できることが特長です。

耐久性を最優先に考えるのであれば、二液反応硬化型のフッ素樹脂塗料が優れた選択肢となります。しかし、マンション大規模修繕工事では、建物の仕様や長期修繕計画に基づき、共通仕様書に定められた塗料を使用することが基本となります。

私たちは、天候に合わせて最適な工程へ切り替えながら、決められた仕様を確実に守り、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねることで、長く安心していただける施工品質をご提供してまいります。

鉄部塗装

錆止め塗料の選び方と役割

環境に合わせた錆止め塗料で建物の耐久性を高めます

錆止め塗料

画像は、マンション共用部のスチール製PS(パイプスペース)扉に錆止め塗料を施工している様子です。

今回使用しているのは、溶剤系2液型エポキシ樹脂錆止め塗料です。黒と赤錆色を調色し、上塗りとの相性を考慮したブラウン色に仕上げています。

錆止め塗料には、使用環境や求められる性能によってさまざまな種類があります。

まず、水性と溶剤系に分類されます。水性錆止めは臭気が少ないため室内などで使用されることが多く、溶剤系は耐久性に優れることから、マンションや住宅の外部など厳しい環境で多く採用されています。

さらに溶剤系は、弱溶剤と強溶剤に分けられます。弱溶剤は一般住宅やマンションなどの建築物に適しており、強溶剤は海岸沿いの建物や橋梁など、塩害や過酷な環境下で高い耐久性が求められる場所に使用されます。

また、溶剤系には1液型と2液型があり、主剤と硬化剤を混合して使用する2液型は、より優れた密着性と耐久性を発揮します。

現在主流となっている錆止め塗料は、水性・溶剤系を問わずエポキシ樹脂を採用しており、環境や人体への配慮から、かつて使用されていた鉛系の錆止め塗料はほとんど使われなくなっています。

錆止め塗料の色は、白・クリーム・グレー・赤錆・黒などが一般的ですが、それらを調色することで、今回のようなブラウン色をつくることも可能です。

錆止め塗料は「高価な材料を使えば良い」というものではありません。建物が屋内か屋外か、塩害地域かどうか、仕上げ塗料との相性や求められる性能などを総合的に判断し、最適な材料を選定することが重要です。

そして、どれほど優れた塗料でも、その性能を十分に発揮するためには、適切な下地処理と確かな塗装技術が欠かせません。塗料は塗膜となって初めて本来の性能を発揮するため、材料選びだけでなく、一つひとつの工程を丁寧に行うことが、美しく長持ちする塗装につながります。

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鉄部塗装

塩害地域の鉄部塗装とメンテナンス

高圧洗浄で塩害対策

食品工場外観

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塩分測定

塩分測定

現場は、海から数メートルという厳しい塩害環境にある食品工場です。

昨年、鉄部の重防食塗装と、外壁の美観維持を目的とした超低汚染無機系コーティング剤を施工させていただきました。

海沿いの建物は、潮風に含まれる塩分の影響を受けやすく、鉄部の腐食が通常よりも早く進行するため、塗装後の定期的なメンテナンスが欠かせません。

当社では、このような塩害地域の鉄部については、**年に1回の高圧洗浄で付着した塩分を洗い流すこと**を条件に、3年間の保証を設けています。

今回の点検では、雨が当たる屋根部分には大きな問題は見られませんでしたが、軒裏など雨が当たりにくい箇所では、一部に錆の発生が確認されました。

そこで、塩分の付着状況を正確に把握するため、**塩素イオン検知管**による塩分測定を実施しました。

その結果、持参した**200ppmまで測定可能な検知管が数分で上限を超える**ほど高い塩分濃度を記録し、改めて海沿い特有の厳しい環境であることを確認しました。

原因を追究することも重要ですが、私たちは施工会社としての責任を第一に考え、高圧洗浄で塩分を丁寧に除去した後、必要な補修塗装を進めています。

当社では橋梁や港湾施設などの重防食塗装を専門としているわけではありませんが、このような海沿いの建物に携わることで、塩害対策や重防食塗装について多くの知識と経験を積ませていただいています。

貴重な機会をいただきましたお施主様ならびに関係各社の皆様に、心より感謝申し上げます。