200701/11
ガデリウス社製スウェーデンドアの再生塗装
正しい下地処理を解説
【施工事例】ガデリウス社製「スウェーデンドア」の再生メンテナンス
北欧生まれの美しいデザインと高い断熱性を誇る、高級木製玄関ドアの代名詞「ガデリウス(Gadelius)のスウェーデンドア」。今回は、この大切に使い込まれたスウェーデンドアの再生メンテナンス工事をご依頼いただきました。
実は今回の施工、お施主様が「ドアを大切に長持ちさせたい」という一心で、ホームセンターで購入された市販のニスのような塗料をご自身で塗られたことがきっかけでした。天然木のドアに湿気を閉じ込めるタイプのニスを塗ってしまうと、内部に水分がこもり、カビや黒ずみの原因になってしまいます。
お施主様も「綺麗にするつもりが、かえって汚くなってしまった……」と大変ショックを受けられていました。
安心してください。プロの技術があれば、新築時の美しい木肌を完全に取り戻すことができます!
塗装前の大仕事!丸一日を費やす「大切な下地処理」
木製ドアの塗装で最も重要なのは、新しく塗る工程ではなく、「古い塗膜と汚れをいかに完璧に落とすか」という下地処理(素地調整)にあります。
今回は、本来の美しい姿に戻すために、以下の3つのステップで丸一日をかけて丁寧に対処しました。
1. 剥離剤による古い塗膜の除去
まずは、DIYで塗られたニスの成分を「剥離(はくり)剤」を使って浮かせ、優しく丁寧に削り落としていきます。木を傷つけないよう、職人の繊細な手研磨が必要です。
2. あく洗いとシミ抜き
古い塗膜を剥がした後は、長年の紫外線や雨風で発生した木独特の「あく(黒ずみ)」や、内部に発生してしまった「カビのシミ」を専用の薬剤で根元から分解・除去します。
3. 木肌を整える(素地調整)
最後に、木の繊維(木目)の奥に入り込んでしまった細かな汚れまで徹底的に取り除きます。こうして丁寧にサンドペーパーをあてることで、スウェーデンドアが持つ本来の美しい「木地(きじ)」を出し、触り心地の良いなめらかな木肌へと整えていきます。
下地を完璧に整えて初めて、次に塗る保護塗料が内部までしっかりと浸透し、本来の耐久性と美しさを発揮できるようになります。
木製ドアのメンテナンスは「木の性質を知るプロ」へ
今回のスウェーデンドアは、下地処理を徹底的に行ったことで、見違えるほど綺麗な状態(木地)へと生まれ変わりました。
ここから、木本来の風合いを活かした正しい保護塗装を施していきます。天然木の玄関ドアは、住まいの顔だからこそ、お手入れに悩まれる方も多いはずです。
もし「良かれと思ってDIYしたら失敗してしまった」「黒ずみがひどくて諦めている」という方がいらっしゃいましたら、削って取り替える前にぜひ一度私たちにご相談ください。
職人の手で、あなたの大切なドアに再び美しい息吹を吹き込みます。










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