202104/23
JR大塚駅モニュメントの落書き防止塗装が完成
落書き防止塗装が地域の景観と防犯につながる理由
先日、周囲への環境に配慮し、一般的な吹き付け工法ではなく特殊ローラーによる施工をご紹介した、JR大塚駅北口モニュメントの落書き防止クリアー塗装工事。このたび、地元で厚い信頼を寄せられている建設会社様のご指導・ご協力のもと、すべての工程を無事に完了し、お引き渡しをさせていただきました。
今回の工事は、豊島区様より直接ご依頼をいただいた公共施設の保全工事です。地域の皆様が日々利用される駅前空間の景観を守るという、大変責任ある施工に携わらせていただけたことを心より光栄に思っております。
施工には、AGCコーテック株式会社の高耐候性フッ素樹脂塗料「ボンフロン落書き防止クリアー」を採用しました。
この塗料は、コンクリート本来の質感や意匠性を損なうことなく、表面に強力な撥油性保護層を形成する特殊クリアー塗料です。万が一、油性マーカーやスプレーによる落書き被害を受けた場合でも、下地を傷めることなく比較的容易に除去できるため、公共施設やモニュメント、駅前広場など多くの人が利用する場所で高い効果を発揮します。
メーカーでは均一な塗膜を形成しやすい吹き付け施工を標準仕様としていますが、駅前という人通りの多い環境では塗料飛散のリスクを避けることが最優先となります。
そのため今回は、特殊な超極細マイクロファイバーローラーを使用し、職人が一つひとつ丁寧に手塗りで施工いたしました。施工性だけではなく、安全性や周辺環境への配慮も含めた最適な工法を選択することが、公共工事に携わる施工会社として重要な責務であると考えています。
近年、都市部では駅前広場や公共施設への落書きが社会問題となっています。しかし、落書きは単に景観を損ねるだけではありません。
環境心理学には「割れ窓理論(ブロークン・ウィンドウ理論)」と呼ばれる考え方があります。これは、小さな破損や落書きを放置すると、「管理されていない場所」という印象を与え、さらなる落書きや迷惑行為、さらには犯罪を誘発する可能性が高まるという理論です。
1990年代のアメリカ・ニューヨーク市では、この考え方をもとに地下鉄の落書き除去や公共空間の環境改善を継続した結果、街全体の治安改善につながったことでも広く知られています。
つまり、街の美観を維持することは、単なる景観対策ではなく、地域の安心・安全を守るための重要な取り組みでもあるのです。
私たちは塗装工事を通じて、建物や構造物を保護するだけでなく、街並みや地域の価値を未来へつないでいくことも大切な使命の一つだと考えています。
これからも、一つひとつの施工に誠実に向き合い、培ってきた技術と経験を活かしながら、安心して暮らせる美しい街づくりに貢献してまいります。
このたび貴重な機会をいただきました豊島区様、ならびにご協力いただきました建設会社様に、職人一同、心より感謝申し上げます。
























![塗り替え費用の見当がつかずお困りの方へ。ココロイキ塗装プラン [外壁プラン]+[屋根プラン] わかりやすい料金提示を目指します!](/blog_common/img/bnr_plan2_200x84.png)











