【千葉県】の記事

下地処理 鉄部塗装 千葉県

塩害地域で重要な鉄部塗装のケレン作業

塗料選び以上に重要な下地処理が耐久性を左右します

看板裏の鉄骨架台

看板裏の鉄骨架台

電動サンダーサンダーケレン

電動サンダーサンダーケレン

電動サンダーサンダーケレン

電動サンダーサンダーケレン

現在、千葉県船橋市の海岸から約10mに位置する工場で、鉄部塗装工事を進めています。立地としては塩害地域であり、正確には岩礁隣接地域に近い環境です。

このような厳しい環境で施工を行うたびに改めて実感するのは、塗装工事では「どの塗料を使用するか」だけでなく、「どのように施工するか」が、それ以上に重要であるということです。

塗装工事では塗料の種類に注目が集まりがちですが、鉄部塗装において最も重要なのは、塗装前の下地処理である「ケレン」です。

例えば、ケレンが不十分なまま最高級の二液反応硬化型エポキシさび止め塗料を塗り、その上に高耐久のフッ素樹脂塗料を施工しても、短期間でさびが再発することがあります。

一方で、適切なケレンを丁寧に行えば、一般的なさび止め塗料とウレタン樹脂塗料の組み合わせでも、長期間にわたり良好な状態を維持できるケースは少なくありません。特に海岸近くの塩害地域では、この下地処理の品質が塗装の耐久性を大きく左右します。

現在の現場では、塩害地域における鉄部塗装として3年間の施工保証を目標に、**3種ケレン**を実施しています。

3種ケレンは、さびが発生している部分は電動工具を使用して既存塗膜やさびを除去し、健全な塗膜は残したまま、手工具による目荒らしを行う下地処理方法です。施工品質とコストのバランスに優れ、建築塗装でも多く採用されている工法です。

なお、先日SNSで興味深い話を目にしました。「ケレン」という言葉の語源には、英語の「clean(クリーン)」が訛ったという説や、「研錬(鍛え磨くこと)」が訛ったという説があるそうです。

真偽は定かではありませんが、いずれの説も「下地を整える」というケレン本来の役割を表しているようで、とても興味深く感じました。

塗装後には見えなくなってしまう工程だからこそ、当社では下地処理を決して妥協せず、建物の耐久性を支える最も重要な工程として、一つひとつ丁寧に施工しています。

> 下地処理について 詳しくはこちら
下地処理について: 最も重要な工事工程は塗装が終われば見えなくなる下地処理です

鉄部塗装 千葉県

千葉県船橋市の工場改修工事が決定しました

施工品質と安全管理を徹底し着工準備を進めています

建物全景

建物全景

折半屋根

折半屋根

昨年お見積りをご提出させていただいた法人様より、先日、社内稟議が承認されたとのご連絡をいただき、来週から千葉県船橋市にある工場の改修工事に着手することとなりました。

このたび当社をご信頼いただき、ご用命くださいましたことに心より感謝申し上げます。

今回の工事では、岩礁隣接地域と重塩害地域の中間に位置する工場を対象に、鉄部塗装工事を実施します。厳しい環境条件を踏まえ、施工品質については3年間の保証を目標とした仕様で施工を進めてまいります。

また、高所作業車を使用した外壁洗浄を行うとともに、無機系コーティング材を施工し、外壁の汚染対策と美観の維持にも取り組みます。

現在は、工事工程表や現場組織表、職人名簿の作成をはじめ、近隣へのご挨拶など、安全で円滑な施工を実現するための事前準備を進めています。

塗装工事は、施工前の段取りが品質や安全性を大きく左右します。着工までの準備を丁寧に行い、安心して工事をお任せいただける体制を整えてまいります。

個人のお客様はもちろん、法人のお客様にも「安田塗装に依頼して良かった」と感じていただけるよう、安全管理と施工品質の両立を徹底し、誠心誠意取り組んでまいります。

つれづれ 千葉県

出張

黄色のお家

出張

黄色のお家

一昨日、昨日と2日間、千葉県の勝浦市まで出張いたしました。

こちらは、新築時から携わらせて頂き、毎年のようにメンテナンスでお声を掛けて頂いています。

都内からお伺いするため交通経費がかかってしまうことから、価格的に地元の業者様と比較された場合、間違いなく割高なのです。

それを承知の上で、もう10年近く毎年のようにお声をかけて下さっている意味を肝に銘じてまいります。

玄関ドア 千葉県

【勝浦市】木製玄関ドアを全面剥離

ウレタン塗膜の劣化を直す再生塗装

紫外線劣化により艶は消え、ところどころ剥がれが見られます。

紫外線劣化により艶は消え、ところどころ剥がれが見られます。

剥離剤塗布

剥離剤塗布

劣化した既存塗膜を剥がしていきます。

劣化した既存塗膜を剥がしていきます。

【施工事例】千葉県勝浦市にて高級木製玄関ドアの全面剥離・再生塗装

先日の「ぶどう棚鉄骨の2種ケレン施工」に引き続き、新築時より大変お世話になっております、千葉県勝浦市のお客様宅におきまして、お住まいの顔である木製玄関ドアの再生・塗り替え工事を拝命いたしました。

こちらの玄関ドアは、新築時には美しい鏡面や深みを持つ「家具調の着色ウレタン塗装」で仕上げられていました。しかし、過酷な紫外線や海沿いの強い風雨を長年受け続けたことにより、クリア塗膜が寿命を迎え、表面がところどころペリペリと無残に剥がれてしまっているコンディションでした。

このような状態の上から部分的な補修だけで漫然と塗り重ねてしまうと、近いうちに既存の脆い塗膜ごと一気に剥がれ落ちてしまいます。そのため弊社では、天然木本来の美しさを完全に取り戻すため、既存の塗膜を一度すべて削ぎ落とす「全面剥離(はくり)」を最優先とする方針をとりました。

装飾金具の取り外しと、薬品を駆使した「素地(木地)」の表出

木製玄関ドアの再生塗装におきまして、最終的な仕上がりの美しさと耐久性を決定づける最も重要な工程が、塗装後には隠れてしまうこの「下地処理(素地調整)」です。

本現場におきましては、以下の徹底した精密工法を実施しております。

1. 装飾金具の完全取り外し

ドアの表面にあしらわれている真鍮などの飾り金具をすべて丁寧に取り外します。金具のキワ(隙間)に残ったわずかな旧塗膜も見逃さず、隅々まで均一に仕上げるための不可欠な段取りです。

2. 剥離剤によるウレタン塗膜の完全除去

木材の表面に専用の強力な「剥離剤」を塗布し、紫外線で劣化した硬質のウレタン塗膜を軟化させて浮かせます。その後、天然木の繊細な繊維を傷つけないよう、職人が手作業で優しく、かつ確実に旧塗膜を削ぎ落としてまいります。

3. 揮発性溶剤(シンナー)による精密清掃

塗膜を剥がした後は、表面に残留した剥離剤の成分や微細な汚染物質を、シンナーを用いて綺麗に拭き上げて清掃します。この拭き取りを徹底しなければ、次に塗布する塗料の密着不良や乾燥遅延といった施工不良を引き起こす原因となります。

一切の妥協を排した基礎工程が、お住まいの格調高さを蘇らせます

時間をかけて丁寧にウレタン膜を落とし、シンナーでの清掃を終えた玄関ドアは、汚れや色ムラのない、極めて美しく「清浄な木肌(木地)」へと生まれ変わりました。これまでに発信してまいりました「ガデリウス社製スウェーデンドアの再生」や「港区元麻布ギャラリーでのオスモ施工」と同様に、丁寧に作り込まれた「健全な素地」があって初めて、保護塗料がその性能を100%発揮します。

職人の多大な手間の paradiso(時間と労力)を要するため施工費用はかかりますが、ドアを新品に交換する(数十万円〜百万円以上)コストと比較いたしますと、遥かにリーズナブルにお住まいの資産価値を劇的に高めることが可能です。

弊社は、完成後には確認できなくなってしまう基礎工程にこそ最上位の主眼を置き、お施主様の大切な資産を長持ちさせるための真摯な取り組みを貫いております。

「玄関ドアの表面がカサカサと剥がれてきて見栄えが悪い」「ハウスメーカーに交換を勧められたが、思い入れのある木製ドアを職人の手で美しく蘇らせたい」とお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。確実なプロの段取りと卓越した技術力で、期待を超える品質をお届けいたします。

> 木製玄関ドアについて 詳しくはこちら
木製玄関ドアについて: 思い出の込められた玄関ドアを着色ウレタンクリアー仕上で再生

下地処理 鉄部塗装 千葉県

【勝浦市】塩害地域の鉄骨を2種ケレン

剥がれを防ぐ精密な防錆下地処理

【勝浦市】塩害地域の鉄骨を2種ケレン 【勝浦市】塩害地域の鉄骨を2種ケレン 【勝浦市】塩害地域の鉄骨を2種ケレン

【施工事例】千葉県勝浦市にて塩害地域のぶどう棚鉄骨改修が着工

新築時より大変お世話になっております、千葉県勝浦市のお客様宅におきまして、お庭の「ぶどう棚(鉄骨製)」の再生メンテナンス工事を拝命いたしました。

こちらの物件は、海岸線から極めて近い「塩害地域」に位置しています。お施主様のお話によると、設置の際に工場で亜鉛メッキを施したスチールの上からウレタン塗装を行ったものの、わずか1年程度で塗膜が広範囲に剥がれてきてしまったとのことでした。

鉄部の塗装におきましては、「どのような高グレード塗料を塗るか」にばかり注目が集まりがちですが、特にこのような過酷な塩害地域におきましては、「どのように下地を作り込むか」という施工工程こそが、寿命のすべてを決定づけます。

最高級フッ素も下地次第で1年で破綻する、鉄部塗装の科学的真実

塗装業界に携わるものであれば、誰もが知る厳然たる事実がございます。鉄部塗装において、下地処理である「ケレン(サビ落とし・研磨)」を不十分にしたまま、どんなに最高級の2液反応硬化型エポキシ錆止めを塗り、上塗りに最高級のフッ素樹脂塗料を重ねたとしても、わずか1年程度で内側からサビが発生・剥離してしまいます。

対して、ケレンさえ完璧に行えば、一般的な錆止め塗料とウレタン樹脂塗料の組み合わせであっても、5年以上全くサビを発生させずに鉄部を保護することが可能です。

海沿いの塩害地域であれば、この差はさらに顕著に現れます。今回の剥離状態を厳密に検証した結果、中途半端な部分ケレンでは、弊社の再塗装後にも同じ箇所から容易に剥がれてしまうリスクがあると判断いたしました。そこで弊社では、次期塗膜の完全な密着性を確保するため、電動サンダーによる「全面ケレン(素地調整)」を最優先とする方針をとりました。

鉄の地肌を完全に露出させる「2種ケレン」の徹底

弊社がホームページの施工基準にも明記している通り、鉄部塗装における最重要工程は、塗装後には100%隠れてしまうこの「ケレン」です。本現場におきましては、電動工具を駆使して既存の不良塗膜および初期のサビを根こそぎ剥ぎ落とし、鉄の素地(地肌)を完全に露出させる「2種ケレン」を徹底して実施しております。

職人の多大な手間の paradiso(時間と労力)を要するため初期費用はかかりますが、亜鉛メッキ鋼材特有の密着不良を根本から解決し、海沿いの過酷な塩風から鉄骨を長期にわたって守り抜くためには、一切の妥協を排したこのアプローチが唯一無二の最適解となります。

目に見えなくなる基礎工程にこそ、職人の矜持が宿る

丁寧に2種ケレンを重ね、磨き上げたぶどう棚の鉄骨は、サビ一つない強固で清浄な土台へと生まれ変わりました。ここから、塩害に特化した防錆処理と上塗り仕上げへと移行いたします。これまでに発信してまいりました「西東京市のトタン屋根サンダーケレン」や「東京汐留ビルディングでの精密あく洗い」と同様に、弊社は完成後に目立たなくなってしまう基礎工程にこそ最上位の主眼を置き、10年先のお客様の安心へと繋げる責任施工を貫いております。

> 下地処理について 詳しくはこちら
下地処理について: 最も重要な工事工程は塗装が終われば見えなくなる下地処理です