201105/24
オートンサイディングシーラントの特長
耐久性と塗膜密着性に優れたシーリング材を選ぶ理由
先日の現場日誌でもご紹介しましたが、今回はサイディング外壁のシーリング打ち替え工事で、当社が標準仕様としておすすめしている**「オートンサイディングシーラント」**についてご紹介します。
以前は、サイディング外壁のシーリング打ち替え工事に、変成シリコーン系のノンブリードタイプを採用していました。
変成シリコーン系シーリング材は耐候性や目地の動きへの追従性に優れていますが、施工を重ねる中で、塗装後の塗膜との密着性について課題を感じるケースもありました。
その後、メーカーの性能試験や施工実績を比較・検証し、自社でもさまざまな現場で採用した結果、現在ではサイディング外壁の改修工事において、**オートンサイディングシーラント**を基本仕様としてご提案しています。
### オートンサイディングシーラントのメリット
**■ ブリード現象が起こりにくい**
一般的なシーリング材には、柔軟性を持たせるために「可塑剤(かそざい)」が配合されているものがあります。
この可塑剤は経年とともに表面へ移行し、塗装面を汚す「ブリード現象」の原因になることがあります。
オートンサイディングシーラントは、可塑剤を使用しない特殊な配合を採用しているため、ブリード現象が起こりにくく、美観を長期間維持しやすいのが特長です。
**■ 高い耐久性と優れた塗膜密着性**
独自開発の**ネオウレタンポリマー**により、高い耐久性と柔軟性を両立しています。
変成シリコーン系シーリング材と比較しても、建物の動きへの追従性や塗膜との密着性に優れており、長期間にわたって防水性能を維持しやすいシーリング材です。
**■ 豊富な施工実績**
発売されたばかりの新製品ではなく、10年以上にわたる施工実績があり、多くの建物で品質が実証されています。
### 可塑剤とは?
可塑剤とは、シーリング材に柔軟性を持たせるために配合される添加剤です。
一方で、経年劣化により可塑剤が表面へ移行すると、塗装面の汚れやブリード現象を引き起こす場合があります。
そのため、外壁塗装を伴うシーリング工事では、ブリード対策も材料選びの重要なポイントになります。
### オートンサイディングシーラントの注意点
優れた性能を持つシーリング材ですが、すべての建物に最適というわけではありません。
* 一般的なシーリング材より硬化時間が長く、工期に余裕がない現場では採用が難しい場合があります。
* 新築時の2成分形変成シリコーンシーリングが硬化不良を起こしている場合は、化学反応により硬化不良が発生する可能性があります。
* 高性能な材料であるため、一般的なシーリング材より材料費は高くなります。
### 建物に合ったシーリング材を選ぶことが大切です
私たちは、「高価な材料だから良い材料」とは考えていません。
大切なのは、建物の構造や既存シーリングの状態、施工条件に合わせて最適な材料を選ぶことです。
そのうえで、耐久性を重視し、長く安心して住まいを維持したいとお考えのお客様には、オートンサイディングシーラントは非常に優れた選択肢だと考えています。
一棟ごとの状態をしっかり確認し、最適な材料と施工方法をご提案することが、住まいを長く守る品質につながると私たちは考えています。











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