【シーリング】の記事

シーリング

へーベルハウスの下地処理

目地の増し打ち

へーベルハウスの下地処理

窓廻りと板間のシーリング増し打ち

板間名のシーリング増し打ち

板間名のシーリング増し打ち

 画像は大手ハウスメーカーのヘーベルハウス様で建てられた建物の改修工事の様子です。

ヘーベルハウスの3階建ては耐久年数60年ともいわれる重量鉄骨(重鉄)ラーメン構造で、現在は重鉄制振ラーメン構造が採用され、外装材には、内部に気泡を持ち、軽量で火に強く、断熱性の高いALCコンクリートの、所謂へーベル版が使用された非常に技術水準の高い建物です。

構造も外装材も非常に耐久性が高いのですが、サッシとへーベル版との取り合い、へーベル版同士の取り合いは、最も負担がかかり、建物の揺れに対し伸縮を繰り返し、かつ薄い塗膜だけで保護されているシーリング材なので、最も弱い部分とも言えます。

第一回目の改修時は、サッシ廻りと板間目地のシーリング部を補強のために増し打ちするのが基本です。

そして、材料は出来る限り耐久性の高く、かつ後の塗装工程で塗料と相性の良いものを選ぶことが大切です。

ここでは、ウレタンシーリングでありながら、塗装下地に留まらず、暴露面でも使用できる耐久性がある、オート化学の超耐シーラーTF2000を使用し、上塗り材のホワイト系に合わせ、白色を選定しております。

超耐シーラーTF2000

サイディング シーリング

オートンイクシード

材料について

シーリング2

既存シーリングをきれいに撤去し

サイデイングの凹凸に応じマスキング

サイデイングの凹凸に応じマスキング

シーリングを打つ職人とならし職人の連携

シーリングを打つ職人とならし職人の連携

オートンイクシード

オートンイクシード

前回のシーリング撤去の違いから施工品質や業者選定の在り方について簡単に綴らせて頂きました。

今回はシーリング材の種類やサイデイングの目地や窓廻りに適した高品質なシーリング材について触れさせて頂きます。

尚、全てのシーリング材に触れますと幅が広すぎますので、外壁サイディングの目費や窓廻りに打たれるシーリング材について絞らせて頂きます。

外壁サイディングの目地や窓廻りにおいて求められるシーリング材の機能は、

・壁の動きや振動によって伸縮が繰り返されても長期にわたり維持できる柔軟性

・紫外線や雨、外壁の蓄熱によっても長期に劣化することのない耐候性

・シーリングの上から塗られる塗料との相性

の3点となります。

上記から、自ずと以下のシーリング材は消去されます。

・アクリルシーリング:著しく耐久性並びに耐候性に劣る

・シリコンシーリング:塗料との密着せず、伸縮率もない

・ポリサルファイドシーリング:塗料に可塑剤が移行し、塗膜を汚染するブリード現象を生じさせる

残る、ウレタンシーシーリングと変成シリコンシーリングが適切と言えますが、変成シリコンの場合、ブリードを生じさせてしまうので、変成シリコンでもノンブリード機能があるもので、以下がサイディング目地と窓廻りに適正なシーリング材と言えることとなります。

・ウレタンシーリング

・変成シリコンシーリング(ノンブリード型)

一般的にウレタンシーリングは塗料との密着は良いものの、紫外線に弱く耐候性に劣り、変成シリコンは耐候性に優れているものの、塗料との密着が悪く、ブリードを起こすことが欠点です。

いったい、これらの欠点を補う高品質なシーリング材はないのでしょうか…

昨年から当社が主に使用しているシーリング材はオート化学のオートンイクシードを紹介させて頂きます。

オートンイクシード

可塑剤に依存しないLSポリマー技術による柔軟性維持や、CRオリゴマーによる美観維持など多彩な機能がありますが、わかりやすくすると下記の通りとなります。

・ウレタン系であることから、変成シリコンと比較し、塗料との密着に優れ

・ブリードを起こすこともありません

・壁面の振動に対し、長期に柔軟性を維持し耐久性に優れ

・紫外線や雨、蓄熱による劣化を長期にわたる防ぎます

・サンシャインウェザーメーターによる耐久及び耐候性の理論値は20年以上

以上のように非常に高品質です。

さて、高品質な施工とは、「施工部位に応じ、的確で高品質な材料を使用して、高い技術力で施工すること」という言葉に集約されます。

どんなに施工技術が高くても材料が粗悪であれば、施工品質は低くなり、逆にどんなに高品質な材料を使用しても、施工技術が未熟であれば、施工品質は高くはなりません。

大切なのは、的確で高品質な材料を高い技術力で施工することとなります。

特にシーリングに関しては、外壁の一次防水機能が塗装以上にシーリングに依存しているので、材料を指定でいるような場合は材料品質をきちんと確認することが賢明と言えるでしょう。

 

サイディング シーリング 外壁ALCパネル

シーリング

シーリングの工程や種類は様々

ALC目地:シーリング打ち増し

ALC目地:シーリング打ち増し

サイディング窓廻り:シーリング打ち替え

サイディング窓廻り:シーリング打ち替え

現在、ALCパネルの外壁と意匠性サイディングの改修工事を行っております。

(東京都新宿区、府中市)

どちらの改修工事も塗装工程の前段階における重要な工程にシーリング工事があります。

ALCの現場は、窓廻り:シーリング打ち替え、ALC目地は打ち増し、一方、意匠性サイディングの現場は、窓廻り、目地ともにシーリングの打ち替えを行っております。

「打ち増し」と「打ち替え」の違いは、

既存のシーリングを撤去し、新しいシーリング材を充填するのが「打ち替え」

既存のシーリングを残し、その上から新しいシーリング材を充填するのが「打ち増し」です。

外壁がALCパネルの場合、目地部分は凹となっていて、その上から新しいシーリングを打ったとしても耐久性を保つだけの適正な厚みが確保できるので、「打ち増し」、ALC窓廻りやサイディングの場合は、既存のシーリングを撤去しなければ、後の10年以上の耐久性を保つだけの「厚み」を確保できないため「打ち替え」となります。

そして、シーリングの種類は塗料のような耐久性横軸と価格の縦軸の単純なグラフのような分類ではおさまらず、適材適所に使用することがもっと重要となります。

シーリングメーカーによって、多少、成分や見解の違いはありますが、シーリングの種類や特徴、施工部位の適材適所について、簡潔にご説明させて頂きますと下記の通りとなります。

アクリル系

ALCの新築時に使用される頻度が高く、コストパフォーマンスに優れているといえますが、改修時では耐久性の視点からあまりお勧めは出来ません。

ウレタン系

外壁モルタル面のVカット補修やサイディング改修やALC、RC改修時に使用される頻度が高く耐久性及び塗膜との密着が優れています。
但し、多くのウレタンシーリングが紫外線に弱いため、上から塗装しない場合はあまりお勧めできません。

ウレタンシーリング材の中でも、可塑剤の入っていないネオウレタンシーリングの機能 は別格で、他のシーリング材と比較し乾燥時間を要するという作業性、相対的に高価な材料価格、既存シーリングが不良硬化している場合の化学反応の危険性、 以上の問題さえさえ解決されていれば、耐久性、動きに対応する応力緩和性、塗膜との密着性等、色彩の対応力等あらゆる点において優れたシーリング材という ことが出来ます。

例)オートンサイディングシーラント(オート化学)

変成シリコーン系

サイデイング目地ややタイル面、石面に使用される頻度が高く、耐久性に優れているため、シーリング仕上げの上から塗装しない場合にもお勧めできるシーリング材です。

サイディング改修時など上から塗装する場合は塗膜との密着が弱いことと、ブリード(塗膜の汚染)が起きてしまうのでシーリング材の上にプライマーを塗る必要があります。

最近では、ノンブリードタイプの変成シリコンが開発されましたので、サイデイングの改修時に耐候性及び塗膜の非汚染性の視点から最も効果を発揮している製品と言えます。

シリコーン系

ガラス廻りや浴室や洗面などの水廻りに適しています。

耐久性〔耐熱性や耐寒性)は抜群ですが、塗膜との相性は最も悪いため、シーリングの上から塗装する場合は使用を避けなければなりません。

ポリサルファイド系

耐候性及び基材に対する非汚染性に優れていることから、タイルや石材の目地に適しています。

下記は、シーリングメーカーのホームページとかなり専門的となりますが、シーリングメーカーによる
資料です。
詳しく知りたい方はご参考になさってください。

<シーリングメーカーリング>
セメダイン
サンスター技研
オート化学
コニシ

サイディング シーリング

オートンサイディングシーラント

サイディング改修にお薦めのシーリング材

3世帯順々に改修

3世帯順々に改修

高圧洗浄及び既存シーリングの撤去が完了

高圧洗浄及び既存シーリングの撤去が完了

オートンサイディングシーラント充填

オートンサイディングシーラント充填

こちらは、9/1から着手させて頂いた3世帯の改修工事です。

(神奈川県横浜市)

高圧洗浄、既存シーリングの撤去は完了し、現在新規のシーリングを打ち始めております。

シーリングの種類は可塑剤を含まず、耐久区分も9030と耐久区分の高いオートンサイディングシーラントを使用しております。

乾燥時間云々等と作業効率を優先する場合を除き、施工品質を第一に考慮するならば、耐久性及び塗膜との相性の視点から、サイディング改修に最適なシーリング材ということが出来、お薦めのシーリング材です。

関連コンテンツ

お薦め塗料:オートン サイディングシーラント

サイディング シーリング 品川区

オートンサイディングシーラント

高性能を実現したネオウレタンポリマー

マスキング

マスキング

シーリング充填

シーリング充填

5/185/19の現場日誌においてサイディングのシーリング打ち替えについて触れさせて頂きましたので、何度かご紹介させて頂いたこともありますが、オートンサイディングシーラントをご紹介させて頂きます。

以前は当社でも外壁サイディングのシーリングの打ち替えには変成シリコーンのノンブリードタイプを使用しておりましたが、ポリウレタンシーリングと比較すると耐久性や目地の動きに対応する応力緩和性は優れているものの、塗膜との密着が弱いように感じていました。

現在は各種シーリング材の実験結果を確認させて頂いた上で、サイデイング改修時には基本的に、オートンサイディングシーラントをお薦めさせて頂いてります。

オートンサイディングシーラントのメリットは下記の通りです。

オートンサイディングシーラントには、ほとんどのシーリング材に配合されている可塑剤が含まれていないため、ブリード現象を起こしません。

オート化学の可塑剤に頼らない原料配合技術によって開発されたネオウレタンポリマーが、変成シリコーンと比較しても高耐久性を発揮し、塗膜との密着も優れています。【耐久性区分9030】

最近開発された新製品ではなく10年以上の実績があります。

可塑剤・・・シーリング材に柔軟性をもたせるために用いられる添加剤で、柔軟性をもたせる一方、耐久性と耐候性を犠牲にしています。また、この可塑剤が経年によって仕上げの塗膜に移行し塗膜を汚染する要因となっています。

さて、メリットばかりではなくデメリットもあります。先に、基本的にお薦めさせて頂いていると書かせて頂いた理由は下記の通りです。

相対的にシーリングを充填してから硬化するまでの乾燥時間が長く、工期に迫られている場合は向いていません。

新築時に2成分系の変成シリコーンシーリングが使用されていて、撹拌不足によって不良硬化となっている場合、成分中のアルコール分がサイデイングシーラントと反応し、このシーリング自体が硬化不良を起こす場合があります。

良いものあるが故、相対的に価格も安くはありません。

以上のことから、新築時に充填されたシーリング材が撹拌不足による硬化不良を起こしておらず、工期よりも仕上がった際の耐久性を重んじられ、価格の安さよりも価格と品質のバランスを重視されるお施主様にお薦めさせて頂いているシーリング材です。