【サイディング】の記事

サイディング シーリング 茨城県

【茨城県つくば市】サイディングの防水性を守るために

増し打ちと打ち替えの違いと、丁寧な撤去の重要性

既存シーリング撤去

既存シーリング撤去

残シールの削ぎ落とし

残シールの削ぎ落とし

残シールの削ぎ落とし

残シールの削ぎ落とし

昨日は雨天の天気に合わせ、外壁塗装の土台となる高圧洗浄を無事に終えることができました。

本日は引き続き、建物を雨水から守る最重要の下地処理である、既存のシーリング(コーキング)の撤去作業を丁寧に進めさせていただいております。現場は茨城県つくば市のお住まいです。サイディング目地の防水性を長持ちさせるための正しい工法選びと、丁寧な手仕事の裏側について、私たちの想いを綴らせていただきます。

外壁がサイディングのお住まいにおいて、最も重要となる下地処理が、サイディング目地や窓(サッシ)周り、換気口などの設備周りにおける「既存シーリングの下地処理」です。この既存シーリングを処理する方法には、大きく分けて以下の2つの種類がございます。

📊 シーリング処理における「2つの工法」

● 増し打ち(打ち増し)

既存の古いシーリングは撤去せずに残し、その上から新しくシーリング材を充填して重ねる方法です。

● 打ち替え

既存の古いシーリングを専用工具で一度きれいに取り除き、新しく一からシーリング材を充填する方法です。

「増し打ち」に関しましては、古い材の上から新しいシーリングを重ねても、建物を守るために必要な「適正な厚み(肉厚)」がしっかりと確保できる場合に限り、コストパフォーマンス(費用対効果)が高く有効な手法と言えます。(例えば、外壁がALCパネルで、目地部分がはじめから深い凹(へこ)み形状になっている場合などです。)しかしながら、多くのサイディング壁の場合は、古いシーリングの上から新しい材を充填しても、必要な厚みを確保することが物理的にできません。そのため、サイディングにおける増し打ちは一時的な応急処置に近い効果しか得られない場合が多く、長期の防水性を保つ適正な処理とは言えません。ゆえに、サイディングの目地改修では、ほとんどの場合で古い材を一度取り除く「打ち替え」が必要不可欠となります。

このシーリング撤去の工程における細かな手順や、私たちが日々心がけている注意点は下記の通りです。

💡 シーリング撤去の基本と丁寧な手仕事

文字通り、カッターや専用の工具を用いて既存の古いシーリングを取り除いていく工程です。以前にご紹介した鉄部のケレン(サビ落とし)の作業も同様ですが、「古い材を撤去する」といっても、側面に残る薄い膜をどれほど綺麗に削ぎ落とすかによって、この工程に費やす労力や時間は大幅に異なります。そして、それに応じて御見積価格の数字にも実直に反映されます。お住まいの耐久性の視点から考慮すれば、相応の時間と手間を惜しまず、サイディングの断面に古い残膜ができる限り残らないよう、職人の手で細かく削ぎ落とす作業(残シーリング削ぎ)を徹底することが理想的です。

新築時に新しく充填された際、塗料の攪拌(かくはん)不足などが原因で「不良硬化(中が生乾きでドロドロしている状態)」を起こしてしまっている目地などは、完全に削ぎ落とすことが技術的に非常に困難な場合もございます。しかし、そうした難しい状況であっても、職人が知恵を絞り、できる限り綺麗に除去することこそが、シーリング打ち替え工事の本当の意味と品質を深めるものと私たちは考えております。

仕上がった後には完全に見えなくなってしまう下地処理。だからこそ、こうした目に見えない工程にどこまで愚直に向き合えるかが、大切になります。

サイディング 三鷹市

三鷹市 A様邸|外壁クリヤー塗装の上塗り2回目が完了しました

意匠性サイディングの風合いを生かし、丁寧に仕上げています

上塗り2回目塗装中

上塗り2回目塗装中

艶が完全に復帰しました。

艶が完全に復帰しました。

東京都三鷹市にて施工中のA様邸では、外壁クリヤー塗料の上塗り2回目が完了いたしました。

今回の外壁は意匠性サイディングのため、一色で塗りつぶすのではなく、既存の模様や色合いを生かすクリヤー塗装で仕上げています。

クリヤー塗装は透明な塗料のため、サイディング本来の風合いを残しながら、紫外線や雨風から外壁を保護することができます。

その一方で、下地の状態がそのまま仕上がりに表れるため、高圧洗浄や釘頭の補修塗装など、塗装前の細かな下地処理がとても大切になります。

上塗り2回目まで完了し、外壁の艶も整い、意匠性サイディング本来の表情がより引き立ってまいりました。

今年は雨が多かったり、寒さが残ったりと、なかなかゆっくり桜を見ることができませんでした。

現場から駅までの道すがら、散り始めた桜を少しだけ撮影しました。

外装工事は天候に左右される仕事ですが、こうした季節の移ろいを感じながら、一つひとつの現場を丁寧に進めてまいります。

UVプロテクトクリヤー サイディング

三鷹市 A様邸|意匠性サイディングを生かすクリアー塗装

塗りつぶさず、外壁本来の美しさを守るために

UVプロテクトクリヤー1回目塗布

UVプロテクトクリヤー1回目塗布

UVプロテクトクリヤー1回目塗布後

UVプロテクトクリヤー1回目塗布後

釘頭補修(5か所あります)

釘頭補修(5か所あります)

本日は、とても暖かな一日でしたね。

画像は、東京都三鷹市のA様邸にて、意匠性サイディングにクリアー塗装を行っている様子です。

意匠性サイディングは、ランダムな凹凸や複数の色を組み合わせたデザイン性の高い外壁材です。

新築時から10年ほど経過し、シーリングの打ち替えや外壁塗装などのメンテナンス時期を迎えた際に、この美しい模様を一色で塗りつぶしてしまうのは、もったいないと感じられる方も多いと思います。

そのような場合におすすめさせていただくのが、透明のクリアー塗料による外壁塗装です。

クリアー塗装は、既存の意匠性サイディングの模様や色合いを生かしながら、外壁表面を保護することができる塗装方法です。

塗装することで耐久性を高めるだけでなく、意匠性サイディング本来の艶をよみがえらせることができます。

さらに、塗料中に含まれる特殊セラミック成分により汚れが付きにくくなり、超低汚染性能によって美観を保ちやすくなります。

また、紫外線吸収剤の働きにより、外壁の色あせを抑える効果も期待できます。

ただし、クリアー塗料は透明な塗料であるため、下地の状態がそのまま仕上がりに表れます。

そのため、釘頭の補修塗装や高圧洗浄による汚れの除去など、塗装前の下地処理を丁寧に行うことが非常に重要です。

クリアー塗装によって艶を復帰させることはできますが、すでに進行してしまった色あせを元に戻すことはできません。

意匠性サイディングの美しさを長く保つためには、色あせが進む前の適切な時期にメンテナンスを行うことが大切です。

A様邸でも、外壁本来のデザインを大切にしながら、住まいを長く美しく守るため、一つひとつの工程を丁寧に進めてまいります。

UVプロテクトクリヤー サイディング 三鷹市

三鷹市 A様邸|意匠性サイディングの釘頭補修とクリアー塗装

外壁の模様を生かすため、一箇所ずつ筆で丁寧に補修しています

建物全景

建物全景

釘頭

釘頭

補修塗装

補修塗装

画像は、昨日の作業の様子です。

現在、東京都三鷹市のA様邸では、外壁サイディングの窓まわりと目地部分のシーリング打ち替え、高圧洗浄が完了し、外壁の釘頭補修塗装を行っております。

今回の外壁は、模様や色合いを持つ意匠性サイディングです。

そのため、一色で塗りつぶす通常の外壁塗装ではなく、既存のサイディングの風合いを生かすクリアー塗料で仕上げる仕様となっています。

クリアー塗料は透明の塗料であるため、仕上がり後も外壁サイディングの模様や色合いがそのまま見えることになります。

その分、釘頭の錆や補修跡、色の違いなどが残っていると、仕上がり後に目立ってしまう場合があります。

そこで、下地となるサイディングの色や模様に合わせながら、釘頭を一箇所ずつ筆で補修塗装しています。

広い面をローラーで塗る作業とは異なり、細かな部分を確認しながら進める地道な工程ですが、意匠性サイディングを美しく仕上げるためには欠かせない作業です。

今回使用するクリアー塗料は、日本ペイントのピュアライドUVプロテクトクリヤーです。

意匠性サイディングのデザインを生かしながら、紫外線や雨風から外壁を保護し、美観を長く保つことを目的とした塗装仕様です。

外壁塗装は、仕上げに使用する塗料だけで美しさが決まるわけではありません。

シーリングの打ち替え、高圧洗浄、釘頭の補修塗装など、仕上げ前の細かな下地処理をどれだけ丁寧に行うかが、完成後の印象と施工品質に大きく関わります。

A様邸でも、ご信頼にお応えできるよう、一つひとつの工程を丁寧に確認しながら、意匠性サイディング本来の風合いを生かした美しい仕上がりを目指してまいります。

サイディング シーリング 三鷹市

三鷹市 A様邸|シーリング打ち替えとノンブリードタイプの重要性

サイディング目地の動きに追従し、塗膜汚染を防ぐ変成シリコーンシーリング材を使用

プライマー

プライマー

新規シーリング充填

新規シーリング充填

ヘラ仕上げ

ヘラ仕上げ

画像は、一昨日ご紹介させていただいた「シーリング打ち替え工事」における、既存シーリング撤去後の工程です。

東京都三鷹市のA様邸では、変成シリコーンシーリング材のノンブリードタイプである、サンスター技研のペンギンシール2550NBを使用しています。

シーリング材には、アクリル、ウレタン、変成シリコーン、シリコーン、ポリサルファイドなど、さまざまな種類があります。

それぞれに特徴があり、使用する場所や求められる性能によって、適した材料を選定することが大切です。

外壁サイディングの目地では、建物の動きや温度変化、サイディング材の反りなどにより、目地部分に動きが生じます。

そのため、シーリング材には、その動きに柔軟に追従できる性能が求められます。

サイディング目地には、硬化後も柔らかさを保ち、目地の動きに対応しやすい低モデュラスで、さらに応力緩和性のあるウレタンシーリング材、または変成シリコーンシーリング材が適しています。

また、外壁塗装を行う場合には、新しく施工する塗膜との相性も重要です。

一般的なシーリング材の中には、施工後に可塑剤などの成分が表面ににじみ出て、塗膜の変色や汚染を起こす場合があります。

これを「ブリード」と呼びます。

そのため、外壁サイディングのシーリング打ち替えでは、新しい塗膜と反応しにくいノンブリードタイプのシーリング材を使用することが最適です。

もしノンブリードタイプではないシーリング材を使用する場合には、新規にシーリング材を充填した後、ブリードオフプライマーを塗布することで、塗膜との反応を抑える処置を行います。

低モデュラスとは

シーリング材には、高モデュラスと低モデュラスがあります。

簡単に言うと、硬化した後のゴムの硬さの違いです。

高モデュラスのシーリング材は硬めで、ガラスまわりや室内の水まわりなどに使用されるシリコーンシーリング材に多く見られます。

一方、外壁サイディング目地など、動きのある外装部分では、柔らかく動きに追従しやすい低モデュラスのシーリング材が適しています。

応力緩和性とは

応力緩和性とは、目地の動きに対してシーリング材が柔軟に対応しようとする働きのことです。

応力緩和性が少ないシーリング材の場合、目地が動いたときに柔軟に追従できず、元の形に戻ろうとする力が強く働きます。

その結果、シーリング材に亀裂が生じたり、サイディングの断面から剥離したりする原因となることがあります。

建物の防水性を長く保つためには、単にシーリング材を充填するだけではなく、外壁材の種類、目地の動き、塗装仕上げとの相性まで考慮した材料選定が欠かせません。

シーリング工事は、完成後には目立たなくなる工程ですが、建物を雨水から守るための非常に重要な下地処理です。

A様邸でも、一つひとつの目地に適した材料と工法を選び、ご信頼にお応えできるよう丁寧に施工を進めてまいります。