【サイディング】の記事

サイディング

シーリング工事は「打ち替え」が重要な理由

建物を長持ちさせる下地処理

目地のシーリング撤去

目地のシーリング撤去

窓廻りシーリング撤去

窓廻りシーリング撤去

シーリングの打ち替え

画像は、東京都品川区で施工している外壁塗装工事の様子です。工事は4日目を迎え、高圧洗浄や外構の薬品洗浄、鉄部のケレン・錆止め塗装を終え、本日からシーリング工事を開始しました。

シーリング工事は、ALCパネルや窯業系サイディングの目地や窓まわりの隙間をシーリング材で埋める防水工事です。雨水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を維持するために欠かせない重要な工程であり、外壁塗装の耐久性にも大きく影響します。

シーリング工事には「打ち増し」と「打ち替え」の2つの工法があります。

打ち増しは既存のシーリング材を残したまま新しいシーリング材を充填する方法で、既存材の状態が良好で十分な厚みを確保できる場合に採用されます。

一方、打ち替えは既存のシーリング材をすべて撤去し、新しいシーリング材へ交換する工法です。劣化が進んでいる場合や、打ち増しでは必要な厚みを確保できない場合に適しています。

シーリング材は、建物の揺れや温度変化による伸縮に追従することで防水性能を維持しています。そのため、適切な厚みが確保されていなければ、本来の性能を発揮できず、ひび割れや剥離などの原因となります。

今回の現場では、築10年以上が経過し、既存シーリング材の劣化が進んでいたことに加え、南面では紫外線による防水性能の低下が確認されました。また、打ち増しでは十分な厚みを確保できないため、耐久性を重視して全面打ち替え工法を採用しています。

シーリング工事は、塗装が完成すると見えなくなる工程ですが、建物の防水性と耐久性を支える非常に重要な下地処理です。当社では建物の状態を丁寧に診断し、10年後、15年後まで安心してお住まいいただけるよう、最適な工法をご提案し、一つひとつの工程を責任を持って施工しています。

 

さて、話は変わりますが、塗装で社会貢献活動を行うボランティア団体塗魂ペインターズでは、東日本大震災の復興支援活動の一環として、被災により仕事を失われた塗装職人の受け入れ支援を開始しました。

被災された塗装職人の皆様はもちろん、受け入れにご協力いただける塗装会社様がございましたら、ぜひお気軽にご連絡いただければ幸いです。

サイディング

デザイナーズマンション改修工事

シーリング打ち替えで耐久性向上

外装にラムダ(昭和電工)

外装にラムダ(昭和電工)

既存シーリング撤去

既存シーリング撤去

ボンドブレーカー貼り

ボンドブレーカー貼り

新規シーリング材充填

新規シーリング材充填

ヘラ仕上げ

ヘラ仕上げ

今月初めより着手したデザイナーズマンションの外装改修工事は、おかげさまで順調に進んでいます。

このように、お施主様はもちろん、設計者様の想いが込められた建物の改修工事に携わらせていただけることを、大変ありがたく感じています。

今回の建物には、押出成形セメント板「ラムダ」が採用されています。窯業系サイディングと同様に、目地や開口部にはシーリング材が施工されており、建物の防水性や耐久性を維持するうえで重要な役割を担っています。

しかし、築10年以上が経過すると、紫外線や風雨の影響によりシーリング材は徐々に劣化し、防水性能が低下していきます。特に日射の影響を受けやすい南面では、ひび割れや硬化、剥離が見られることも少なくありません。

そのため今回の工事では、既存のシーリング材を撤去して新たに充填する「打ち替え工法」を採用しています。

打ち増し工法は施工性に優れる一方、十分なシーリング厚を確保できない場合があり、本来の性能を発揮できないことがあります。建物の動きに追従し、長期間防水性能を維持するためには、適切な厚みを確保できる打ち替え工法が基本であると考えています。

また、当社ではメーカー工場の見学や性能試験への参加を重ね、実際の耐久性や施工性を確認したうえで、サイディングや押出成形セメント板の改修工事には「オートンサイディングシーラント」を標準採用しています。

このシーリング材は一般的な製品より硬化時間を要するため施工効率だけを見れば扱いやすい材料ではありません。しかし、建物の動きに追従する柔軟性、塗膜との密着性、ブリード汚染の抑制、耐候性・耐久性などを総合的に評価すると、長期的な建物保護に優れたシーリング材であると考えています。

シーリング工事は塗装が完了すると見えなくなる工程ですが、建物の寿命や防水性能を左右する非常に重要な工事です。

私たちは完成直後の美しさだけではなく、10年後、15年後も安心して建物をご使用いただける品質を目指し、材料選定から施工方法まで一つひとつ丁寧に取り組んでまいります。

これからも、お施主様と設計者様の想いが込められた大切な建物を、確かな技術で未来へつないでまいります。

サイディング シーリング

オートンサイディングシーラントを採用した理由

勉強会で得た知見を施工へ反映

オートンサイディングシーラント

オートンサイディングシーラント

プライマー塗布

プライマー塗布

シーリング材充填

シーリング材充填

ヘラ押え

ヘラ押え

オートンサイディングシーラント

先日、オート化学北茨城工場で開催されたシーリング材の勉強会に参加し、さまざまなシーリング材の性能試験や実験結果を見学させていただきました。

当初は、ご契約時にご提案していたシーリング材を使用する予定でした。また、材料もすでに手配済みであったことから、オートンサイディングシーラントの採用は次回以降の現場で検討しようとも考えていました。

しかし、実際に勉強会へ参加し、製品の性能や特徴を理解したうえで、より良い選択肢があるにもかかわらずご提案しないことは、お客様にとって最善とは言えないのではないかと考えました。

そこで急遽メーカー担当者へ連絡し、オートンサイディングシーラントを手配することにしました。

仕様変更にあたっては、お施主様へ勉強会への参加経緯や製品の特徴をご説明し、ご理解をいただいたうえでシーリング工事を進めさせていただきました。

事後のご相談にもかかわらず、快くご承諾くださいましたお施主様には心より感謝申し上げます。

せっかくの機会ですので、今回採用したオートンサイディングシーラントについて簡単にご紹介します。

オートンサイディングシーラントは、分類上はウレタン系シーリング材に属しますが、一般的なポリウレタンシーリング材とは異なり、オート化学独自の原料配合技術によって開発された「ネオウレタンポリマー」を採用しています。

可塑剤に依存しない設計により、長期間にわたり柔軟性を維持しやすく、一般的なポリウレタンシーリング材はもちろん、変成シリコーンシーリング材と比較しても優れた耐久性・耐候性が期待できる製品です。

外壁材が窯業系サイディングの住宅で、できる限りメンテナンスサイクルを長くしたいとお考えの方にとって、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

今後も新しい技術や材料について学び続け、お客様にとってより良い施工をご提案できるよう努めてまいります。

サイディング

外壁・屋根塗装工事が着工しました

シーリング材も最適な仕様へ変更

養生メッシュシート

養生メッシュシート

施工着手前

施工着手前

梅雨入り間もない頃にお問い合わせをいただき、お見積りをご提出後、早々にご成約いただいたお客様の外壁・屋根塗装工事に着手しました。

ご契約から着工まで約4カ月のお時間があり、その間に他社様をご検討される機会も十分にあったにもかかわらず、当社へご用命いただきましたことに心より感謝申し上げます。そのご期待にお応えできるよう、誠心誠意施工に取り組んでまいります。

今回の施工仕様は、屋根に日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイSi」、外壁には意匠性サイディングの風合いを生かす「ピュアライドUVプロテクトクリヤー」を採用しています。

また、サイディング目地およびサッシ廻りのシーリングについては、当初は変成シリコーン系ノンブリードタイプを予定していました。しかし、先日参加したシーリングメーカーの勉強会で得た最新の知見や実験データを踏まえ、建物との適合性や耐久性を総合的に判断し、ネオウレタンポリマー系の「オートンサイディングシーラント」へ変更して施工する予定です。

本日は、足場への養生メッシュシートの設置と、既存シーリング材の撤去作業を進めています。

今後も各工程をご紹介しながら、建物の美観と耐久性を高めるため、一つひとつの作業を丁寧に施工してまいります。

サイディング シーリング 塗料

オート化学シーリング材勉強会に参加しました

正しい材料選定のために学び続ける

シーリング材の引っ張りテスト

シーリング材の引っ張りテスト

オートンサイディングシーラント引っ張りテスト

オートンサイディングシーラント引っ張りテスト

他社シーリング材引っ張りテスト

他社シーリング材引っ張りテスト

屋外暴露試験場

屋外暴露試験場

本日、シーリングメーカーであるオート化学の北茨城工場にて開催されたシーリング材の勉強会に参加させていただきました。

塗料もそうですが、ひとくちに「シリコン樹脂塗料」といっても、水性シリコン、二液反応硬化型水性シリコン、一液溶剤シリコン、二液溶剤シリコンなど、さまざまな種類があります。また、同じ樹脂系統であっても、メーカーや製品によって耐久性や低汚染性などの性能は異なります。そのため、「シリコン樹脂塗料だからウレタン樹脂塗料より耐久性が高い」と一概に言えるものではありません。

例えば、自動車補修などで使用される二液型ウレタン樹脂塗料の中には、多くの建築用水性シリコン樹脂塗料よりも高価で、耐久性・耐候性ともに優れている製品もあります。

シーリング材についても同様で、インターネット上にはさまざまな情報が掲載されていますが、必ずしもすべてが正しいとは限りません。今回の勉強会を通じて、実際にメーカーから製品開発や性能評価について学ぶことで、情報を自ら確認することの重要性を改めて実感しました。

特に印象に残ったのは、塗料では二液反応硬化型の方が一液型より高い性能を持つ製品が多い一方で、シーリング材では必ずしも二成分形が一成分形より耐久性や耐候性に優れているとは言えない製品が多いという点です。また、「ウレタンシーリング材は変成シリコーンシーリング材より耐久性が高い」といった単純な比較もできず、製品ごとの特性を正しく理解したうえで選定することが重要であることを再確認しました。

今回の勉強会で最も学びになったのは、メーカー主催の講習会や実験に参加しただけで「理解したつもり」になるのではなく、お客様からの信頼にお応えするためには、常に新しい知識を吸収し、謙虚な姿勢で学び続けることが何より大切だということです。

このたび貴重な機会をご提供いただきましたオート化学のスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。

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