200801/17
木材を傷めず黒ずみを分解
東京汐留ビルで行う「あく洗い」の緻密な工程
【施工レポート】東京汐留ビルディング外装木部におけるあく洗いの職人技
現在、株式会社MTジェネックス様よりご用命をいただき進行しております、港区の超高層ランドマーク「東京汐留ビルディング」の外装木部再生塗装工事。
本日は、本プロジェクトの成否を握る極めて重要な基礎工程である「あく洗い(特殊洗浄)」の具体的な作業内容についてご紹介いたします。
屋外の過酷な環境下で経年劣化した木部を、次期塗装に最適な「清浄な木肌(木地)」へと復元するため、現場では職人による極めて繊細な技術が投入されています。
あく・カビ・雨染みを狙い撃つ「薬品の交互洗浄」と濃度調整
木部のあく洗いと一言で言いましても、木材に蓄積した「あく(黒ずみ)」「カビ」「雨染み(鉄サビ等による汚染)」では、それらを根本から分解・除去するために必要となる専用薬品の成分がまったく異なります。そのため弊社では、ただ一種類の洗剤で一括洗浄するのではなく、以下の徹底した品質管理のもとで作業を推進しております。
1. 汚染状況に応じた「薬品の交互塗布」
木層の表面および深部のあくの取り除き状態を職人が目視で厳密に確認しながら、それぞれの汚染物質に対して最も効果を発揮する専用の薬品を、交互に切り替えながら段階的に洗い進めてまいります。
2. 木材を守るための「緻密な濃度調整」
強力な薬品を漫然と使用すれば汚れは落ちますが、デリケートな天然木の繊維自体を毛羽立たせ、傷めてしまうリスクを伴います。弊社では、木材へのダメージを最小限に抑える絶妙な配合濃度へと薬剤を微調整。木の生命力を守りながら、汚染だけを的確に浮き上がらせる高度な技術(素地調整)を貫いています。
完成後の耐久性を決定づける「塗装以上の手間」と資産価値
このあく洗いの工程は、木材の劣化状態やあくの深さ、面積に応じて、「その後に控える塗装工事の何倍もの時間と手間(労力)」を要します。そのため、一般的な高圧水洗いと比較いたしますと、施工には相応の初期費用が必要となります。
しかし、この段階で妥協を排し、塗装の吸い込みに最適な「健全な素地」を作り込んでおくことで、次に重ねる最高峰自然塗料「オスモウッドステインプロテクター」の浸透性と耐候性が100%発揮されます。
数年で色褪せや剥離を起こす簡易塗装とは異なり、長きにわたってランドマークの圧倒的な美観と資産価値を維持できるため、長期的なコストパフォーマンスにおいて極めて有意義な投資となります。弊社は、完成後には確認できなくなってしまう基礎工程にこそ最上位の主眼を置き、大手企業様やビル管理会社様の厳しい品質基準に誠実にお応えしております。
「ウッドデッキや外装木部の黒ずみがひどく、素材を傷めずに綺麗に復元してほしい」「確実な特殊洗浄と保護塗装のノウハウを持つ専門業者に任せたい」とお考えの施設管理担当者様や設計事務所様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。確実な技術と論理的な工程管理で、プロジェクトの成功に貢献いたします。





















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