【外装木部】の記事

あく洗い 外装木部 自然塗料 川崎市

あく洗い後に「着色」が必要な理由

10年後の美しさを守る木部再生工法

プラネットカラーウッドコート仕上

プラネットカラーウッドコート仕上

プラネットカラーウッドコート仕上

プラネットカラーウッドコート仕上

プラネットカラーウッドコート仕上

プラネットカラーウッドコート仕上

プラネットカラーウッドコート仕上

プラネットカラーウッドコート仕上

あく洗い後に「着色」が必要な理由

歴史と風格を湛えた伝統的な日本家屋(和風住宅)の美しさを維持するためには、経年によって真っ黒に変色してしまった木部のメンテナンスが欠かせません。

しかし、木部再生はただ綺麗に洗うだけではなく、「引き渡しから10年が経過してもなお、その美しさを保ち続けられるか」という長期的な視点に立った塗料選定と高度な技術が求められます。この度弊社では、神奈川県川崎市多摩区における、伝統的日本家屋の木部再生工事がこだわり抜いた職人の手によって無事に完成を迎えました。

本記事では、弊社が実施した緻密な「4つの再生工程」の解説とともに、あく洗いを行った後の白木にあえて「茶色の着色保護塗装」を施す、プロならではの重要な理由について詳しくご紹介します。

神奈川県川崎市多摩区にて施工を進めてまいりました、伝統的日本家屋の木部再生工事が無事に完成いたしました。

大切な歴史を刻んできた純和風の木肌を傷つけることなく、新築時の瑞々しい輝きと長期的な耐久性を取り戻すため、弊社ではハード面において以下の厳格な「4工程」を徹底いたしました。

■ 伝統的日本家屋・木部再生の基本4工程

1.あく洗い・カビ落とし:専用の特殊薬剤を使用し、木材の深部に染み込んだカビや頑固な「あく」を徹底的に除去。

2.サンドペーパー研磨:薬剤洗浄によってわずかに毛羽立ってしまった木肌を、微細なサンドペーパーで職人が優しく手作業で磨き、滑らかな質感へと調整。

3.下地オイル(ベーシッククリアオイル)の塗布:吸い込みムラを防ぐため、プラネットジャパン社の「ベーシッククリアオイル」を塗布し、次工程の着色顔料がムラなく均一に浸透するよう下地を均一化。

4.仕上げ保護塗装(ウッドコートの塗布):同じくプラネットジャパン社の高性能自然塗料「ウッドコート」を施し、過酷な紫外線や雨風から木材を長期にわたって保護。

ここで、あく洗いについてお施主様から非常によくいただく、ある大切なご質問がございます。それは、「あく洗いによってせっかく美しい白木(しらき)に戻った木材を、どうしてわざわざ茶色に色を付けてしまうのだろう?」という素朴な疑問や、着色すること自体への抵抗感です。

お施主様のお気持ちは大変よく理解できます。しかしながら、木材を真に劣化から守る立役者こそ、実はこの塗料に含まれている「着色顔料(色がつく成分)」なのです。

もし、顔料が一切含まれていない無色透明なクリアーオイルだけで仕上げてしまった場合、太陽光から降り注ぐ激しい「紫外線」を遮断することができません。その結果、わずか2〜3年という短い期間で木材が再び激しく日焼けを起こし、カビの発生を伴って真っ黒に変色してしまいます。

つまり、多額の費用と膨大な手間をかけて実施したあく洗いの成果が、すべて無駄になってしまうのです。あえて茶色の着色保護塗装を施すことは、決して施工側の作業効率や都合によるものではございません。携わらせていただいた大切なお住まいが、お引き渡し直後の美しさだけにとどまらず、「5年後、10年後が経過した際にも、品格ある最良の状態を維持できていること」をプロとして正確に想定し、ご提案させていただいておりますことを、何卒ご理解いただけますと幸いです。

今回のあく洗いと保護塗装は、一般的な外壁の塗り替え工事よりも遥かに施工の難易度が高く、ミリ単位のムラも許されないため、私自身も幾度となく現場へ足を運ばせていただきました。

やはり自ら現場へ赴き、住まいが美しく生まれ変わるプロセスとともに、ご不安そうだったお施主様が笑顔へと変わっていく表情の変化を目の当たりにすることで、改めて深い実感が胸に湧き上がります。

住まいとは、ただ雨風を遮るために建てられた、単なる「居住の器(うつわ)」ではありません。そこには、ご家族の皆様が共に過ごした日々の息遣いが染み込み、過去の思い出から現在、そして未来へと紡がれていく、かけがえのない特別な時間が流れる場所です。

弊社はこれからも、この「塗装」という尊い仕事を通じ、単に建物の表面を綺麗にするだけにとどまらない施工を追求してまいります。

そこに暮らすご家族の心に深く思いを馳せ、大切な歴史が詰まった特別な場を新築時の輝きとともに蘇らせる「思い出の蘇生屋」として、これからも一つひとつの伝統ある住まいに、誠実、かつ一分の妥協もなく携わらせていただく所存です。

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外装木部 三鷹市

ガードラックPro

純国産木材保護塗料

ガードラックPro ガードラックPro ガードラックPro ガードラックPro

デザイン住宅の外装木部の塗り替えが完了いたしました。

今回使用させて頂いたのは、純国産の木材保護塗料のガードラックProです。

ガードラックPro

木材保護塗料には数多くの種類があり、合成樹脂系のキシラデコールやシッケンズ、ノンロット、水性のガードラックアクア

植物油脂のオスモカントリーカラー、ウッドステインプロテクター、プラネットジャパンのウッドコート等があります。

実は、これら全てに共通している特徴は造膜型ではなく、木目を生かした浸透型着色仕上の塗料です。

木材は、コンクリートや鉄などと異なり、調湿機能による伸縮が大きいため、造膜型の塗料ですと数年もすると剥がれてしまったり、または剥がれたところから水が染みこみ、その水が塗膜によて抜けなくなり木材を腐らせてしまう要因にもなるからです。

こちらでは、新築時から常にガードラックProを使用されていましたので、既存塗膜との相性を考慮し、同様の塗料仕様とさせて頂いております。

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プラネットカラーⅢ

自然塗料の概念を覆すプラネットカラー

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さて、プラネットカラーのウッドコートは、原材料が明らかにされているだけでなく、その成分が天然成分のため、製品のライフサイクルが環境に負荷を与えることなく、環境問題に非常に厳しいドイツでも、非常に高い評価を得ています。

いわゆる自然塗料は、石油化学合成のシリコンやフッソなどの合成樹脂と比較し耐久性に欠け、環境には優しくても、塗料本来の機能として、紫外線や雨などから素材を守るという点で役割を果たさないと評価されていましたが、プラネットカラーのウッドコートはその概念を見事に覆しています。

それは、

①原材料で使用されている天然油脂が溶剤系の合成油脂の粒子よりも小さいため木材に深く浸透すること、

②塗料自体に占める油脂の割合が多いこと

③有機顔料ではなく、鉱石顔料などの無機顔料を使用していること

などの理由があります。

上記のことから、プラネットカラーのウッドコートを1回塗りで、石油化学合成の溶剤系木材保護塗料を2回塗りの耐久性を出すことが可能となります。

あえて、欠点を挙げるならば、自然の鉱石顔料ゆえ、鮮やかな原色を出すことができないこと、そして価格的に高くなってしまうこととなります。

ゆえに、ホームセンターなどで気軽に買えるような普及品とは異なりますが、ドイツでは、ニコライ教会やドイツの作家ゲーテの生家、作曲家バッハゆかりの教会など、歴史建造物などの修復や重要文化財の維持に使用されている極めて評価の高い塗料です。

プラネットジャパンⅢ

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※2017年秋、クライデツァイトのシリカットペイントで杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた際に現地で発信させて頂いた塗魂ペインターズの声明文です。

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外装木部 自然塗料 川崎市

プラネットカラーⅡ

試験塗装

サンプル材に試験塗装

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ウッドコートの色見本

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あく洗いで木地の復帰

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さて、プラネットカラーに限らず、木材保護塗料は木目を生かす半透明の着色塗料なので、塗りつぶしのエナメル塗料のように色見本通りの仕上がりになる訳ではありません。

①木材の種類

②経年による吸い込みの状態

③現在の木材の色味

これらによって、仕上がりの色合いは大きく左右されます。

塗り替え時においては、前回塗られていた色味と同様のものか、経年による色褪せのムラを隠すため少し濃いめのの色味を選定するのが一般的ですが、今回はあく洗いによって、もともとの木地を復帰させることができましたので、色の選定にも幅が広がってまいります。

そこで、同じ材のサンプル材に試験塗装を施して頂き、色味を確認させて頂いた上で材料を選定させていただくことなりました。

 

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プラネットカラーⅠ

ウッドコート

ウッドコート

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創始者ゲルト・ツイーゼマン氏

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プラネットジャパン平尾社長

プラネットジャパン平尾社長

さて、「思い出の蘇生」で綴らせて頂いているあく洗いの現場の仕上で使用させて頂く木材保護塗料をご紹介させて頂きます。

外装木部で使用される塗料は、新築では設計者が決定することが多く、改修工事(塗り替え)においては、もともと塗られている木材保護塗料の相性を考慮し選定いたします。

この現場においては、あく洗いによって木材の素地を出すことで、あらゆる塗料が選定可能となり、かつ塗料選定は当社にお任せいただいたので、塗装作業中において健康に良くない揮発性有機化合物が揮発しない自然塗料で、鉱物顔料などの無機顔料が使用されることで、耐久性において優れて塗料を選定させて頂きました。

それが、クライデツァイト社(ドイツ)とプラネットジャパン(日本)で共同開発されたプラネットカラーです。

プラネットカラー

合成樹脂よりきめ細かい植物油脂が木材により深く浸透することで、木材の呼吸を妨げることなく、表層に防水層を形成し、色鮮やかな有機顔料ではありませんが、鉱物顔料が色褪せることなく、長期にわたり木材を紫外線から守ります。

この塗料は、クライデツァイトの創始者である、ゲルト・ツイーゼマン氏の公正なる精神によって今も受け継がれています。

プラネットジャパンⅢ

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