202601/28
IT tower TOKYO|ボラード塗装の下地処理
手工具で錆と旧塗膜を丁寧に除去
「IT tower TOKYO」のオープンに向け、周辺に設置されたボラード(車止め)の再生塗装工事を進めています。
今回の現場では、周辺環境や作業条件への配慮から、電動サンダーなどの工具を使用することができません。
そのため、マジックロンやサンドペーパー、超硬スクレーパーなどの手工具を使い分け、錆や浮き、剥がれが生じた旧塗膜を一つひとつ丁寧に除去しています。
鉄部塗装では、仕上げに使用する塗料の性能だけでなく、塗装前のケレン作業が耐久性を大きく左右します。錆や密着していない旧塗膜が残った状態で塗り重ねても、新しい塗膜を十分に密着させることはできません。
電動工具を使用できない環境では、通常以上に時間と手間がかかります。しかし、細部の状態を目視と手触りで確認しながら作業できるため、ボラードの形状や劣化状態に合わせた緻密な下地処理が可能です。
下塗りには、日本ペイントの「ハイポン20ファイン」を採用しました。
ハイポン20ファインは、防食性に優れた2液形の弱溶剤系変性エポキシ樹脂下塗り塗料です。既存塗膜との適合性にも優れ、鋼構造物の塗り替えに適しています。▶日本ペイント「ハイポン20ファイン」
今回の塗装は、高い耐候性が求められる公共建築改修工事の耐候性塗料塗り(DP)を参考とした仕様です。ハイポン20ファインによる防錆下塗りを2層施工した後、中塗りと上塗りを重ねる4工程で仕上げます。
多くの方が行き交うランドマーク周辺だからこそ、美観だけでなく、長期間にわたって鋼材を腐食から守ることが重要です。
限られた作業条件の中でも必要な工程を省くことなく、街の景観と安全を足元から支えられるよう、一基ずつ丁寧に仕上げてまいります。





















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