【雨漏り】の記事

防水工事 雨漏り 文京区

手摺根元注入

手摺根元注入

画像は屋上防水の改修工事の工程における重要な一工程で、手摺根元のエポキシ樹脂注入の写真です。

屋上手摺はスチールやアルミ素材で作られており、長年の雨や寒暖による結露で、てする内部の空洞の中に水が滞留しております。

完璧に屋上防水の改修を行ったようにみえても、この工程が抜けてしまうと、手摺内部に水が滞留し、手摺と躯体の取り合いから水が染み込み、防水層の下に水がまわってしまい「膨れ」や「剥がれ」を引き起こしてしまいます。

そこで、

1、手摺根元に穴をあけ、手摺内部の水を抜き

2、手摺内部にエポキシ樹脂を注入し、躯体と手摺に間に滞留した水を抜くと同時に、今後手摺内部に水が溜まってしまっても、躯体に水が染みこまないいようにすると同時に、速やかに水が抜けるような仕組みを施すために、手摺根元注入を行います。

エポキシ樹脂で行う場合や耐水性の高い無収縮モルタルのグラウト材で行う場合もあり、エポキシ樹脂注入やグラウト注入と表記されます。

尚、穴を上下2か所空け、上の穴から注入し、下に穴から余分な注入材が手てくることが確認されることで、手摺と躯体の間にまんべんなく注入材が行き渡ることが確認されます。

あらためて、あらゆる工程が一見すると目には見えない部分がとても重要な工程と言える典型的な例と言えます。

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安田塗装の雨漏り原因調査&対策

雨漏り

赤外線カメラ

雨漏り原因発見の強い味方

散水開始前

散水開始前

散水開始2時間後

散水開始2時間後

散水開始3時間後

散水開始3時間後

画像は雨漏り物件の散水調査における、散水に伴う天井の赤外線画像の変化の様子です。

建物構造は鉄筋コンクリート造で、普通の雨のでは雨漏りせず、今まで一度だけ強風の伴う吹き付けるような雨の場合に雨漏りしたというとのことでした。

通常の雨では雨漏りせず、風が吹くときでも必ず雨漏りがするわけではなく、強風の伴い、かつ一定の方向からの雨が継続して降り注ぎ、すぐに漏るわけではなく、あくる日に雨漏りしていたこち気が付くという内容から推測すれば、雨漏りの再現に双方の時間を要することが推測されます。

さて、雨漏りのメカニズムは、RC造や鉄骨造、木造など、その対象構造によって大きく異なります。

特にRC造で、クラックからの浸入水の場合、浸出までの経路が複雑な場合が多く、雨漏りの再現にも時間がかかることが多いので、散水調査と同時に、赤外線カメラや水分計を使用することで、漏れ始めて天井に水滴が落ちる直後から温度変化が色や数値で確認でき、雨漏りの原因追及に大きな力を発揮いたします。

 

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屋根塗装 雨漏り

タスペーサー

雨漏りさせないために

タスペーサー

雨水の滞留を防ぐタスペーサー

雨水の滞留を防ぐ縁切り作業

雨水の滞留を防ぐ縁切り作業

 画像は屋根塗装における一連の工程の一場面で、白く塗られている部分は、下塗りで、遮熱機能のあるシーラー、雪止め金具廻りがグレーの部分は中塗り材のガイナ、瓦と瓦の間にいくつも見える黒いものが縁切り部材のタスペーサーです。

屋根塗装の塗装工程は、高圧洗浄、下塗り、中塗り、上塗りとなります。

しかし、上記のような洗浄の塗装工程だけですと、塗膜が厚くなり、瓦の重なり部分に塗料が詰まり雨漏りの原因となってしまいます。

なぜ雨漏りの原因になってしまうのかという結論の前に、まず、屋根の防水構造からご説明しますと、

屋根の防水構造は、仕上げ材の瓦のみで防水機能が完結しているのではなく、第一に屋根材である瓦を下から順々に重ね合わせることで雨を浸入させないしくみを施し、次に、屋根材の下に雨水の不慮の浸入があった際に、屋根材の下防水機能のあるアスファルトルーフィングによって雨漏りを防ぎ、瓦と瓦の重ねり部分の隙間から、速やかに外部へ排出できる仕組みとなっています。

専門的に綴らせて頂きますと、屋根材が一次防水として、屋根材の下のアスファルトルーフィングが二次防水として働き、防止機能を完結していることとなります。

さて、最初の話に戻りますと、もとより屋根の防水機能は屋根材だけでは完結できず、屋根材の下に雨水が回ってしまった不慮の浸入の際に、瓦と瓦の重なりから雨水が排出される構造になっていますので、重なり部分が塗膜でくっついてしまったり、塗料が詰まったりしますと、雨水が排出されず、瓦とアスファルトルーフィングの間にいつまでも雨水が滞留してしまうことになります。

そうしますと、アスファルトルーフィングを抑えているタッカーや瓦を取り付けている釘穴の周りから雨水が染みこみ雨漏りを引き起こすこととなります。

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縁切り部材のタスペーサー

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屋根塗装

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雨漏り

雨仕舞から塗装を考える

親友 原田芳一

雨仕舞から塗装を考える
雨仕舞から塗装を考える
雨仕舞から塗装を考える
雨仕舞から塗装を考える

 今日は、塗魂ペインターズの記事が業界紙のトップ記事に掲載されていましたので、

リトアニアの地で平和を願う

記事を隅々まで見てみると、なんとなんと、リトアニアで1週間同じ部屋で過ごした親友原田さんの連載「塗るより大切なこと」第24章が掲載されておりました。

塗るより大切なこと 24章

トップ記事よりも文字数が多いです…(笑)

「継続は力なり」

締め切りを守り、連載をし続けることは、仕事に対し真摯に取り組んできた覚悟と証左に他なりません

落ち込むこともあるようですが(笑)、思う存分邁進して下さい!

GO! GO! HARADA!

1章からはこちらでご覧になれます。

塗るより大切なこと

 

平和に思いを発信するために原田さんと共に携わらせて頂いた、カウナスの杉原千畝記念館です

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雨漏り

雨漏り診断

散水調査及び赤外線カメラ

雨漏り119

散水調査

赤外線画像

赤外線画像

雨漏り再現

雨漏り再現

寒波による大雪や夏のゲリラ豪雨…

10数年前とは明らかに異なる気象が続く中、数年前より雨漏りのご相談を受けることが多くなりました。

正直に申しますと、雨漏り解決は外装塗装時のついでの業務として位置づけ、塗装時に無償にて対応させて頂いておりましたのですべて解決できないこともありました。

しかし、せっかくご指名でお問い合わせ頂いたにも関わらず、お施主様の一番困っていることを解決にいることは心苦しく、雨漏り解決のレベルの向上とともに、直感的解決法ではなく、段階的な散水調査や赤外線カメラを使用することで論理的に解決すべく昨年より雨漏り119に加盟させて頂き、一連の講習を終え、雨漏り119豊島店として主に東京23区内を中心に雨漏り原因解明のため動いております。

調査方法はヒアリングから始まり

散水調査により浸入口の発見と漏水の再現

@78,000~

赤外線カメラによる浸入水の経路の見える化

@180,000~

報告書作成

@52,000~

で対応させていただいております。

たまたまかもしれませんが、現在まで専門業者様がお手上げどうしようもなくなって最後の最後にご相談にきたという物件が多いのですが、すべて解決させて頂いております。

価格的には決して安くはありませんが、雨漏りでお困りの方、どの業者様にもお手上げといわれた方のお力になれましたら幸いです。

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